虫眼とアニ眼 の商品レビュー
珍しい宮崎駿との対談本 昔の発言は多いが最近はほとんど公の本にはなっていない宮崎駿の最近の思考がよくわかる 両者とも偏屈どうし、話が合う まっとう人である自分も楽しく読めた やはり、教育・子供が大事であり まともな教育が崩壊した現代その後には不安しか覚えない
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対談&+α ~「もののけ姫」大ヒットを受けて対談。その後で対談。「千と千尋の神隠し」受賞で対談。養老が私家版宮崎アニメ論を書き、宮崎が文庫用に理想の保育園像をイラストで描く~ジブリのために書いたけど、新潮社が文庫化してくれるなら+αが必要だったのだろう
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小さい頃当たり前のようにしていた遊びは宝物だったのだと、そんな環境にいたことに感謝。 宮崎さんの映画のコンセプト「子供たちにこの世は生きるに値すると伝えること」(だったかな)を思いながら読むと途中でぽろぽろ涙が止まらないです。 宮崎監督作品ではないですが「かぐや姫の物語」を見た...
小さい頃当たり前のようにしていた遊びは宝物だったのだと、そんな環境にいたことに感謝。 宮崎さんの映画のコンセプト「子供たちにこの世は生きるに値すると伝えること」(だったかな)を思いながら読むと途中でぽろぽろ涙が止まらないです。 宮崎監督作品ではないですが「かぐや姫の物語」を見た後に読み返したらまたぐっときました。
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「トトロ」を100回見ることの不健全を訴えつつ 老人と子供だけのユートピアを夢想する クリエイター・宮崎駿の矛盾にみちみちた一冊 「ハウル」「ポニョ」といった、一見分かりにくい作品は ここから生まれたのだと思う
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養老孟司と宮崎駿の虫眼とアニ眼を読みました。 現在の子供たちは自然がどのようなものかを知ることなく、火や刃物を扱うことなく育っている。 それが、子供たちの生きていくための武装が欠けているという状況を生み出している。 どのようにしたら、日本人が活力を持つことが出来るだろう、とい...
養老孟司と宮崎駿の虫眼とアニ眼を読みました。 現在の子供たちは自然がどのようなものかを知ることなく、火や刃物を扱うことなく育っている。 それが、子供たちの生きていくための武装が欠けているという状況を生み出している。 どのようにしたら、日本人が活力を持つことが出来るだろう、ということが対談されています。 巻頭の宮崎駿の子育てに理想の街という絵と宮崎駿らしいコメントが面白いと思いました。
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大切なものがどんどん失われていってる。 プライバシーとか快適すぎる生活とか、そんなものを過保護に扱っているわたしたちに残っているものは何だろう。 やっぱり宮崎駿さん、尊敬です! 養老孟司さんもいい!
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学校の図書館をふらふらしていて、おや、話題の宮崎駿氏だ。…と思って借りてみました。 対談相手の養老孟司氏は『バカの壁』(未読)の人だよね?ってことしか知らないのですが。 子供の教育のこと、教育環境のことなど、なるほどなぁと思えるところが多数。学校の先生や親にもこの本を読んでもら...
学校の図書館をふらふらしていて、おや、話題の宮崎駿氏だ。…と思って借りてみました。 対談相手の養老孟司氏は『バカの壁』(未読)の人だよね?ってことしか知らないのですが。 子供の教育のこと、教育環境のことなど、なるほどなぁと思えるところが多数。学校の先生や親にもこの本を読んでもらいたいなぁと思ったり。 このお二方はきっと馬が合うんだなぁと思いながら対談を読んでたんですけど、お互いに浮世離れしたような方だなぁ、と(笑) ちょっと浮き足立ちながら読んでたっていうのもあるんですけど、2人の間では通じあっている会話がこちらにはなかなか入ってこなくて…良くわからないなぁっていうところもあって。 この方たちが話していることが全て正しいとはもちろん思いません。ただ、こうやって世の中に流されるままにならないで何が大事かを自分の頭で考えられるってことは大事なことだと思いました。子どもにそう教える前に、まず大人がそれを出来なきゃ。 冒頭の宮崎駿氏の「養老さんと話して、ぼくが思ったこと」というイラストエッセイ的なものだけでも読む価値が大いにあると思います。
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実は虫が大好きな解剖学者の養老孟司氏とアニメ作家の宮崎駿氏が、「人間」と「自然」をテーマに対談をおこなった。この二人の考え方は実におもしろい。 福岡国際大学・福岡女子短期大学 保育学 教員 尾花雄路
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なんとなく取り寄せた文庫本だったのに、読んでびっくり、私がチェンマイで開きたいコミュニティの様子が、”保育園と地続きでホスピス”、”いつの間にかすべての感覚を使って、体を動かしてしまう保育園”なんて形で、文だけでなく宮崎駿さんの絵にまでなっている。 何度も読み返したい本。
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この2人の考えていることって、そうだよなぁ、って思う。 この本、また読み返すことになる気がする。
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