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男の作法 の商品レビュー

3.8

187件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    64

  3. 3つ

    45

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    2

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2018/12/01

男の作法 身だしなみとかおしゃれとか、男の場合、人に見せるためにやっているところもあるけど、 やはり、自分の為にやるんだね。根本的には自分の気を引き締める為ですよ。 人間はみな、死に向かって生きているんだよ。それ自体が大きな矛盾であり、人間というものは矛盾の生き物なんだよ。...

男の作法 身だしなみとかおしゃれとか、男の場合、人に見せるためにやっているところもあるけど、 やはり、自分の為にやるんだね。根本的には自分の気を引き締める為ですよ。 人間はみな、死に向かって生きているんだよ。それ自体が大きな矛盾であり、人間というものは矛盾の生き物なんだよ。そんな人間が作っている社会が矛盾していないわけがないんだよ。 男は何で自分を磨くか。「人間は死ぬ」という、この簡明な事実を出来るだけ若いころから意識することにある。もうそれに尽きると言っても良い。(中略)。自分の人生が有限であり、残りはどれだけあるか。こればかりは神様しかわからない。そう思えば、どんなことに対してもおのずと目の色が変わってくる。そうなってくると、自分の周りの全てのものが、自分を磨くためのみがき砂であるということがわかる。逆に言えば、人間は死ぬんだということを忘れている限り、その人の一生はいたずらに空転することになる。仕事、金、時間、職場や家庭あるいは男と女の様々な人間関係、それから衣食住の全てに言えることは、「男のみがき砂」として役に立たないことはない。ということです。 自分も世の中に、出来る限りはむくいなければならない。と思うことが男を磨くことなんだよ。

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2018/11/24

なんでこの本を買ったのかは忘れたが、タイトルほど仰々しいないようではなかった。エッセイなので、年寄りが自分の哲学の様なものをあれこれ語っている内容。酒のみながら年寄りの人生観とか経験とか聞いているような内容で、こういうのは嫌いじゃない。

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2018/10/28

"池波正太郎さんのエッセイ。この人の食事に関するコメントが好きだ。 てんぷら屋に行くときには腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくように食べなきゃ おこうこぐらいで酒飲んでね、焼き上がりをゆっくりと待つのがうまいわけですよ、うなぎが。 など...

"池波正太郎さんのエッセイ。この人の食事に関するコメントが好きだ。 てんぷら屋に行くときには腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくように食べなきゃ おこうこぐらいで酒飲んでね、焼き上がりをゆっくりと待つのがうまいわけですよ、うなぎが。 などなど うまい肴とうまい酒これがあれば、人生楽しめます。 食事だけではなく、生活するうえでちょっと考えるようなことを池波流なアドバイスがもらえるありがたい本でした。"

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2018/09/20

インタビュー形式で、玉石混交な質問に対しての回答を通じ、粋な振る舞いとはどういうものかを教えてくれる。

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2018/09/09

とても為になる本。 今の仕事を楽しむことが将来的にやれることの幅が広がる。出世したいが為にやにくもに挑戦するより今与えられている仕事を楽しもうと思った。 得ることが多い本。もう一度読み返したいと思う本。

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2018/08/14

出張で飛行機に乗ったときに機内誌で「オトコ力が低下している」みたいなことが書かれていた。今こそ、昭和のダンディズムから再度「オトコ」を学び直すべきだ!という文脈から池波正太郎の「男の作法」が紹介されていた。 むかーし、読んだ記憶もあったけど、せっかくだから手にしてみた。 何て...

出張で飛行機に乗ったときに機内誌で「オトコ力が低下している」みたいなことが書かれていた。今こそ、昭和のダンディズムから再度「オトコ」を学び直すべきだ!という文脈から池波正太郎の「男の作法」が紹介されていた。 むかーし、読んだ記憶もあったけど、せっかくだから手にしてみた。 何て言えばいいんだろう?結局、叱ってくれる大人がいなくなったことが一番の原因のような気がしてきた。僕が新卒のときはまだ部長とか課長が 「近藤、それはダメだ。お酌をするときはちゃんと両手で!」 なんて言われたものだ。当時は「うるせえな、クソオヤジ」と思っていたけど、今考えたらそういうことをちゃんと指導してくれたから、自然ときをつけられるようになった気がする。 かといって、それを同じように言えるかと言うと違う。たぶん、そんなことを言っても通用しないのでは?と心の奥底で考えて言うことをやめてしまう。でも、改めて「男の作法」を読んで、「本当にそれでいいのかな?」と思うようになった。 さてさて、次の飲み会でこんなこと言えるのだろうか?笑 それにしても、最近「男の作法」を書店で目にすることが増えた。男性雑誌コーナーに「今こそ、これを読め!」的な感じで。やっぱり実践してみるか?笑

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2018/07/13

池波さんは本当に色々な経験をし、色々な物やコトの価値を知り、自分の信念を持っているなと感じる一冊。 将来はそんな男になりたい。

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2018/06/02

作者の人生観。言い切る口調に生き方に対する自信がみなぎる。参考になるというより、自分なりのポリシーと照らし合わせながら読んだ。 作者の作法をまとめるとすれば自分に関わりを持つ人々を徹底的に気遣うことかな。 少々古臭い内容だけど、基本姿勢は見習うべきところがある。 作者のファンなら...

作者の人生観。言い切る口調に生き方に対する自信がみなぎる。参考になるというより、自分なりのポリシーと照らし合わせながら読んだ。 作者の作法をまとめるとすれば自分に関わりを持つ人々を徹底的に気遣うことかな。 少々古臭い内容だけど、基本姿勢は見習うべきところがある。 作者のファンなら、作者の人柄が出ている貴重な一遍です。

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2018/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白い。 世代的にびっくりする見解もあったが、全体的にとても勉強になった。 世の中の男性に読んでほしい。

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2018/02/03

著者は素敵な大人だったんだろうなと思う。 こういうことを思っていたり言ってくれるひとはめっきり少なく、というかいなくなった。 ただし、男性目線だなと思うところも多く(時代背景もあったのだろう)現代にはそぐわないであろうところもあった。昔はよかった。今の若者はというのはそれこそ大昔...

著者は素敵な大人だったんだろうなと思う。 こういうことを思っていたり言ってくれるひとはめっきり少なく、というかいなくなった。 ただし、男性目線だなと思うところも多く(時代背景もあったのだろう)現代にはそぐわないであろうところもあった。昔はよかった。今の若者はというのはそれこそ大昔から言われていたことだそうなので、時代、環境に合わせてそれでも大事なものは持ったまま生き抜いていかなければと思った。

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