男の作法 の商品レビュー
尊敬する取引先の社長さんに紹介していただいた本。少し古い?と感じる部分はあったものの、「生き方」の本質的な部分を考えさせられるいい本でした。個人的に池波さんの独特な表現は好きです笑 【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】 人間の一生は、半分は運命的に決まっているかもしれない...
尊敬する取引先の社長さんに紹介していただいた本。少し古い?と感じる部分はあったものの、「生き方」の本質的な部分を考えさせられるいい本でした。個人的に池波さんの独特な表現は好きです笑 【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】 人間の一生は、半分は運命的に決まっているかもしれない。だけど、残りの半分はやっぱりその人自身の問題です。磨くべき時に、男を磨くか、磨かないか…、結局それが1番肝心ということです。
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わさびがどうとかめんつゆがどうとか、絶滅危惧種なんだろうなあと。 上司にはしたくないけど、嫌いじゃないよ。関わりたくないけど、納得できる部分もあるし。「時代おくれ」なんて曲がありましたっけ。
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池波正太郎のダンディズムを説いた本。 男は正直で周りによく気を遣える人が良いと。単純なことだが、発刊から数十年経った今こそ余計にできている人は少ないと、読後に思慮。 男は一度読むべきかもしれない
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池波正太郎作品を初めて読んだ。誰かがこの本について何か書いていてちょっと読んでみたいと思っていた本だった。かなり昔の本だけどとても身になる良い本だと思う。もしかしたら父も読んでいたかな?と思った。甥っ子にプレゼントしようかと思う。
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池波正太郎流「親父の小言」。 今から40年近く前、1980年代に書かれた本なので、まぁ今の価値観からすれば問題発言にもなりそうな記述も多い。 しかし、価値観が多様化している一方で、良くも悪くも人目が気になる現代社会に生きる僕にとって、これだけ「俺のこだわり」を語りまくる著者は、...
池波正太郎流「親父の小言」。 今から40年近く前、1980年代に書かれた本なので、まぁ今の価値観からすれば問題発言にもなりそうな記述も多い。 しかし、価値観が多様化している一方で、良くも悪くも人目が気になる現代社会に生きる僕にとって、これだけ「俺のこだわり」を語りまくる著者は、逆にカッコいいと感動してしまった。 そして、彼の語り口から垣間見える、他人への思いやり溢れる社会のすがたは、形式や結果を重要視するあまり失ってしまった、かつての「日本の良さ」だったりするんじゃないだろうか。 この本をそっくり鵜呑みにして、いきなりタクシー運転手にチップを配り始めたりは流石にやめておくが、寿司を食べる時はワサビを醤油に溶かすのは止め、前よりちょっとだけ礼儀と思いやりを意識しながら、「人間いつ死ぬか分からんものだ」と思って生きていきたい。 今読んでも色褪せない名著であった。
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1984年が初版のため服装や倫理観についての作法は新しい発見がないものも多い。ただ、食についての作法、例えば寿司の食べ方、そばのつゆの付け方、七味の振り方、天ぷらの食べ方などは興味深かった。
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余裕のある人間はみんなかっこいいです。ただ池波氏の言うような「男」に憧れを持つかと聞かれると微妙。あまりに「男らしい」振る舞いは敬遠したい所です。
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生まれる前に書かれたものなので現代に通用するかはわからないけど、たとえば寿司や天ぷらの食べ方、ビールの飲み方など、あぁなるほどなと思う。香典や身銭を切る話、自分が死ぬことを意識することだとか。
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池波正太郎氏の男の作法指南。遊び方、装い方、女性の扱い方など。 いかにもってタイトルだけど、やっぱりおじさんの説教だったわ。 作者自身もいう通り、時代が違う、環境が違う。古き良き昭和初年の都会のできごとであり、そもそも巨匠が子どもの頃から蓄積している体験だもの、本を読んで真似...
池波正太郎氏の男の作法指南。遊び方、装い方、女性の扱い方など。 いかにもってタイトルだけど、やっぱりおじさんの説教だったわ。 作者自身もいう通り、時代が違う、環境が違う。古き良き昭和初年の都会のできごとであり、そもそも巨匠が子どもの頃から蓄積している体験だもの、本を読んで真似したってダメだべさ。 食い物回り、寿司屋、バーなどでのふるまいについてはナルホドって感じで面白かったけどね。
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「自分は、死ぬところに向かって生きているんだ…」 「人間とか人生とかの味わいというものは、理屈では決められない中間色にあるんだ。つまり白と黒の間のとりなしに。」
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