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の商品レビュー

3.6

85件のお客様レビュー

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2010/01/14

ちょっとした異世界の短編集。だけどまるっきり現実からかけ離れているとも思えないのが怖いところ……。 たとえば「暴落」。将来的にこんな風な世界はいつか来るかもしれないという気がします。こういう個人評価は、実際の現実ですしね。「株を上げる」……なるほど。 「鼻」もまるっきり異世界かと...

ちょっとした異世界の短編集。だけどまるっきり現実からかけ離れているとも思えないのが怖いところ……。 たとえば「暴落」。将来的にこんな風な世界はいつか来るかもしれないという気がします。こういう個人評価は、実際の現実ですしね。「株を上げる」……なるほど。 「鼻」もまるっきり異世界かと思いきや。このラストにはやられました。最後まで読んで、あれ? どういうこと? と少し考えたあと、ぞっとします。これは凄い。

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2009/12/01

本当に面白い!!!! 思い通りに行かないはがゆさがなんとも言えない!! マゾヒストにはたまらない一冊なのではないでしょうか(笑)

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2009/10/07

日本ホラー小説大賞 http://www.kadokawa.co.jp/contest/horror.html

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2009/10/07

一旦角川ホラーにはついてけんわ的決別を果たしましたが三津田に気を取り直して、解説で面白そうだったので買ってみた。求める方向とは微妙に違いますが毛色違う話ばかりでそれなりに面白かったです。

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2010/08/31

表題の「鼻」は最初は??だったけど、最後で話がつながってなるほど!と。何回か読むと話の精巧さがよく分かる。個人的に好きなのは「暴落」。人間の評価を株価で表わした社会、というか株価でしか評価できない世界というのも怖い…ブラックユーモアです。

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2009/10/04

世にも奇妙系な感じで面白かった。 「暴落」「受難」「鼻」の3篇ともクオリティー高く 面白かった。

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2009/10/07

さすがホラー大賞を取った作品だけのことはある。 内容にしても視点が新しく面白い。 その表題作の「鼻」だけど、1回読んだだけではきっと、頭の中を?マークが飛び交ってしまうのではないかと思うが、何度か繰り返し読むうちに、作品の完成度の高さに驚くであろう。 個人的には、人間の価値を株に...

さすがホラー大賞を取った作品だけのことはある。 内容にしても視点が新しく面白い。 その表題作の「鼻」だけど、1回読んだだけではきっと、頭の中を?マークが飛び交ってしまうのではないかと思うが、何度か繰り返し読むうちに、作品の完成度の高さに驚くであろう。 個人的には、人間の価値を株に例え、売買さえできてしまうという「暴落」という話が好きだが、「受難」も「鼻」もかなり練られていて面白いうと思う。

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2009/10/04

どうってことのない作品。 角川ホラーとして出ていますが、いまいちどのあたりがホラーなのか。 逆にいい話的要素がありすぎて感動話をめざしたいのかしらん、と思ってしまう。 好きな人は好きかもしれないが・・・

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2009/10/04

3つの短編集です。ホラーと言っても、幽霊だのゾンビだのじゃないちょっと新しいジャンル。 最後は、ああ、こーゆーことだったのね!ってカンジでちゃんと落ちます。 まあまあかな。怖くはないです。

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2010/02/07

「暴落」 面白い世界観だけど、やっぱり怖い。と言うか、すごく嫌ですね…。毎日毎日、自分の株の変動を心配しながら生活するなんて、絶対に耐えられません。ラストは鳥肌もの。まぁ、私がこの世界に生きていたら、間違いなく「不審者圏」ですけどね。えぇ、自信あります。 「受難」 これは…読ん...

「暴落」 面白い世界観だけど、やっぱり怖い。と言うか、すごく嫌ですね…。毎日毎日、自分の株の変動を心配しながら生活するなんて、絶対に耐えられません。ラストは鳥肌もの。まぁ、私がこの世界に生きていたら、間違いなく「不審者圏」ですけどね。えぇ、自信あります。 「受難」 これは…読んでいるとある種のコメディにも思えて来るのですが、主人公にしてみれば堪ったもんじゃないでしょうね。主人公に関わる三人の人間、その中でも初老の男性が怖いです。本当に最後の最後まで見てるんだもんなぁ…。 「鼻」 外科医の「私」と、刑事の「俺」が交互に語り手となって物語が進んで行きます。「私」と「俺」の語り口とフォントがそれぞれ変えてあるので、頭がごちゃごちゃになるということはありませんでした。物語の展開が巧いです。ラストの着地点が全く分からなくて一気に読んでしまいました。ふたつの物語が交差した瞬間には、思わず唸りました。

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