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幼年期の終わり の商品レビュー

4.1

194件のお客様レビュー

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2025/10/12

予想した結末ではなかったですが、読みやすい訳ですらすらと読めました。他とは違った切り口のSFで、やや哲学的な展開でしたが、最後まで楽しめました。

Posted byブクログ

2025/07/18

70%ほどかから一気に盛り上がり、凄まじいクライマックスにつながっていく。 まだ現代ほど、情報もSF的な物語も少ない時代によくもこれほどに、時間も空間も共におおきなスケールで善悪にも分類できない、悲しくも嬉しくも神々しくもある結末を描いていることに感動した。

Posted byブクログ

2025/05/09

三体が好きなら絶対に読むべき一冊。 こういう古典を読んで巻末の広告に出ている本はこれもまた間違いなく面白いというオマケつき。

Posted byブクログ

2025/04/24

おすすめされて読んでみましたが、おもしろくて 一気読みしてしまいました。 地球時間で約150年の間、 謎に包まれたオーバーロードとの人間の交流や、 変わっていく世界がおもしろかったです。 ただ、驚きもせつなさもあり、とんでもないラストに 読み終わってから脱力してしまいました。 個...

おすすめされて読んでみましたが、おもしろくて 一気読みしてしまいました。 地球時間で約150年の間、 謎に包まれたオーバーロードとの人間の交流や、 変わっていく世界がおもしろかったです。 ただ、驚きもせつなさもあり、とんでもないラストに 読み終わってから脱力してしまいました。 個人的に外に出かける時にサングラスをかける オーバーロードが好きです。

Posted byブクログ

2025/01/13

最近読んだ海外SFと比べると、かなり読みやすい。人々が飢餓や労働から解放されたらどうなるのか、というところがかなり興味深かった。娯楽に興じて「何も生み出さないスポンジに成り下がろうとしている」は、自分に言われているようでヒヤリとした。 途中、三体を彷彿とさせるところもあった。7...

最近読んだ海外SFと比べると、かなり読みやすい。人々が飢餓や労働から解放されたらどうなるのか、というところがかなり興味深かった。娯楽に興じて「何も生み出さないスポンジに成り下がろうとしている」は、自分に言われているようでヒヤリとした。 途中、三体を彷彿とさせるところもあった。70年前の作品なので、色々な作品に影響を与えてそう

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2024/07/27

弟にSFの名著として勧められ手に取りました。 名著の名に違わぬ内容だった。 当初読んで自分で予想した結末から全く違う結末、オーバーロードの目的、驚きながら読んだ。 この話はもちろんSFだが、我々人類は争いなどの社会問題を克服し成熟できるのか、皆が少しずつ良き影響を発揮し、元気玉の...

弟にSFの名著として勧められ手に取りました。 名著の名に違わぬ内容だった。 当初読んで自分で予想した結末から全く違う結末、オーバーロードの目的、驚きながら読んだ。 この話はもちろんSFだが、我々人類は争いなどの社会問題を克服し成熟できるのか、皆が少しずつ良き影響を発揮し、元気玉のイメージでより良い世界になればと感じさせられた作品。

Posted byブクログ

2024/06/19

読了。興味深く面白い。今まで読んでいなかったのが恥ずかしいくらい。表現できる語彙力がないことが悔やまれる。

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2024/06/01

読みやすいし、これが現在のSF世界観の地殻を固めたのだということが、なるほど分かった。早く幼年期を脱したい

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2024/05/15

クラークといえば『2001年宇宙の旅』だけど、「超越的な存在により、人類の進化が促される』というモチーフが共通していて興味深い。 また、巽孝之による解説も読み応えあり。欧米とは異なり、日本では三島由紀夫や沼正三らによって本作は「人類家畜化小説」の文脈で受容されたという指摘。敗戦...

クラークといえば『2001年宇宙の旅』だけど、「超越的な存在により、人類の進化が促される』というモチーフが共通していて興味深い。 また、巽孝之による解説も読み応えあり。欧米とは異なり、日本では三島由紀夫や沼正三らによって本作は「人類家畜化小説」の文脈で受容されたという指摘。敗戦国家ゆえの受容のされ方。

Posted byブクログ

2024/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間の終焉をディストピアとして描く映画や小説は多い。人間が進化し、統合体という新たな上位の存在に生まれ変わるのはわたしにとって目新しかったし、美しいとさえ思えた。 オーバーロードの最後の演説は、忘れ去られる人間に敬意もあり、素敵だった。

Posted byブクログ