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コーチング・マネジメント の商品レビュー

3.7

59件のお客様レビュー

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2026/01/17

本書は、コーチングの本質とその実践に必要なスキルを体系的に整理した一冊だ。 スポーツの世界では馴染みの深い「コーチ」という存在だが、ビジネスの現場ではその概念を深く理解し、体得する機会は意外に少ない。マネジメントにおけるコーチングの重要性を再認識し、それを体得するべく本書を手に取...

本書は、コーチングの本質とその実践に必要なスキルを体系的に整理した一冊だ。 スポーツの世界では馴染みの深い「コーチ」という存在だが、ビジネスの現場ではその概念を深く理解し、体得する機会は意外に少ない。マネジメントにおけるコーチングの重要性を再認識し、それを体得するべく本書を手に取った。 本書では、コーチングに必要な要素として以下の6つのスキルを挙げている。  1. リクエスト:不平不満ではなく、前向きな「要  望」の形で相手に伝える。  2. 聞く:話しやすい環境を整え、相手の言葉の裏  にある「本音のリクエスト」を汲み取る。  3. 聞き分ける:相手のタイプを理解し、コミュニ  ケーションのレパートリーを広げる。  4. 質問する:問いの立て方によって、相手の思考  を「萎縮」から「創造」へと切り替える。  5. アクナレッジメント(承認・受容):相手の変  化や成果にいち早く気づき、言葉にして伝える。  6. 目標達成プログラム:ゴールを通過点と捉え、   その先を可視化させる。成功・失敗時の自身の行  動パターン(ソフトモデル)を把握し、意図的に  活用・改善する。 特に大きな気づきを得たのは、4つ目の「質問方法」についてだ。 これまで私は、無意識のうちに「なぜ?」という問いを多用していた。しかし、この問いは時として相手を責め、萎縮させる弊害がある。今後は「何が(問題を明確化する)」、「どうしたら(アイデアを発展させる)」と問いの立て方を変えることで、相手の潜在的能力を引き出すマネジメントを実践していきたい。

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2025/10/29

コーチングは実践から後付けで理論体系化された。問いかけにより気づかせる。相手への要求は毅然として行う。アクナレッジメントは相手の変化を比較表現を用いず事実として言葉にする。ここでもソフトモデル(メンタルモデル)を持つことの重要性の記述あり。

Posted byブクログ

2025/07/01

上司は部下を指導するもの――そんな常識を覆すのが「コーチングマネジメント」だ。著者・伊藤守は管理よりも対話を重んじる。正解を与えるのではなく問いを投げかけ自らの内にある答えを引き出す。そこに信頼と成長が生まれる。部下の声に耳を傾けその可能性を信じる姿勢はやがて組織全体に波紋のよう...

上司は部下を指導するもの――そんな常識を覆すのが「コーチングマネジメント」だ。著者・伊藤守は管理よりも対話を重んじる。正解を与えるのではなく問いを投げかけ自らの内にある答えを引き出す。そこに信頼と成長が生まれる。部下の声に耳を傾けその可能性を信じる姿勢はやがて組織全体に波紋のように広がる。命令の時代から共創の時代へ。人を動かす力は押しつけではなく「関わり」の中にある。

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2023/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コーチングとは? 「対話を重ねることを通して、相手に目標達成に必要なスキルや知識を備えさせ、目標達成に対しての行動を促していくプロセス。」 とても分かりやすく論理的な表現ですっと入ってきた。 行動科学や心理学や生理学などを含めなぜ人はそうなのかが明解だった。 人は頭の中の考えを言語化して外に出さないと実体化しない。細胞レベルで他細胞との情報伝達の際は同時に自細胞で受容体を出し自分の出した情報を吸収するという。 つまり外に出すことで理解するということ。コーチングとはクライアント(コーチされる側)の考えや答えを自分で考えさせることを促し外に出すこと。自分の答えを実行。 人に教えられた答えはどこまでも他人事で、自分の出した答えは納得し行動につなげることが出来る。一流のスポーツ選手でも自分の考えや技術を自分では整理できず再現性が低いという。ビジネスの中でも部下や上司とのかかわりの中で生かすことのできるスキル。重要なのは相手の考えを表面化させること。自分の答えをティーチするのではなく本人の解決スキルを育てるように意識して部下に接したい。 参考 本書中のゴルフコーチの言葉「素晴らしいショットだったね。どうやって打ったの?」「どうやってあんなに大きく曲げたの?」自分の行動を自分で理解し自分で改善するきっかけを作る。

Posted byブクログ

2023/04/24

久々に感銘を受けました。読む前はかなりソフトで抽象的な記述が多い本かな、と予想していたのですが、意外にも理論として整然としている感じを受けました。しかも納得する点が多々ありました。 日本企業はマネジメント施策を導入してもそれが機能しないと施策そのもののせいにしがちです。果たして本...

久々に感銘を受けました。読む前はかなりソフトで抽象的な記述が多い本かな、と予想していたのですが、意外にも理論として整然としている感じを受けました。しかも納得する点が多々ありました。 日本企業はマネジメント施策を導入してもそれが機能しないと施策そのもののせいにしがちです。果たして本当にそうか?本当の問題は施策を運用する人間にあるのではないかと思います(まるで新車を買ったが快適にドライブできないのを100%車のせいにしているかのよう)。コーチングはこの問題を解決するのに用いられるのではないかと感じました。全ての企業人はこの本を一度は読むべきだと思いました。

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2021/10/01

2002年出版の本だけど、これまで何冊か読んできたコーチングの本と大差がない(読んだ著者が少ないからもあるかも?)ので総括になった。 今まで読んだのとの違いはなんか用語が多いのと、タイトルの通り276ページ以降のマネージャーがコーチングを学ぶという章、現役コーチにこれからコーチを...

2002年出版の本だけど、これまで何冊か読んできたコーチングの本と大差がない(読んだ著者が少ないからもあるかも?)ので総括になった。 今まで読んだのとの違いはなんか用語が多いのと、タイトルの通り276ページ以降のマネージャーがコーチングを学ぶという章、現役コーチにこれからコーチを目指す人にという章のお話。5つの原則は守ること。 232冊目読了。

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2021/08/17

コーチングは教える技術では、ありません。対象者の望むレベルと現状のレベルどのギャップを埋めるために会話をしてそのためにどうすればいいとのかを一緒に考えていく技術です。大事だが、急がない象限。正に成長することで後に豊かな実りをもたらす領域です。

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2021/01/30

コーチングについて理解を深めるために読んだ。おすすめできる人は、「コーチング受けてるけど、どういうふうに生かしたらいいんだっけ」って思ってる人。コーチがどういう役割の人かとてもよくわかるようになる。 逆に、コーチングのメソッドを知りたいとかであれば、もう少しいい本はたくさんあっ...

コーチングについて理解を深めるために読んだ。おすすめできる人は、「コーチング受けてるけど、どういうふうに生かしたらいいんだっけ」って思ってる人。コーチがどういう役割の人かとてもよくわかるようになる。 逆に、コーチングのメソッドを知りたいとかであれば、もう少しいい本はたくさんあって、この書籍である意味はそんなにないと思う。 この本に出てくる、ゴルフのコーチの話がとても面白く、示唆に富んでいて、コーチの役割を理解するのにとても役立った。気になる人はぜひ読んでみて欲しい。

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2020/08/13

マネジメントに悩んで手を取った書。 コーチングの講座を受けて実践してみたいし、マネジメントコーチをつけてみたい、と思った。かなり有益な内容ばかりだが、実践するのが難しい類のものなので、実践とフィードバックなサイクルを作りたい ・コーチングとは、行動に移すために双方向でアイデア...

マネジメントに悩んで手を取った書。 コーチングの講座を受けて実践してみたいし、マネジメントコーチをつけてみたい、と思った。かなり有益な内容ばかりだが、実践するのが難しい類のものなので、実践とフィードバックなサイクルを作りたい ・コーチングとは、行動に移すために双方向でアイデアを出し合い、生み出していく一連のプロセス ・必要なのは何をすべきかではなく、それを実際に実行に移す方法。知っているとできるの溝 ・教えるのではなく、引き出し、考えさせる ・環境に着目する、やる気を扱ったりはしない ・情報の伝達(パラクライン)だけでなく、話すことで自分が気づく(オートクライン)を求めていて、なのでただ聞いて欲しい ・変わらないものと変わるもの。変わるものはものの捉え方。 ・自分の感情、考え、欲求、行動、自分の役割から距離を持つことでものの捉え方の幅が広がる ・私やあなた、から私たちとすることで摩擦を回避し、捉え方の幅を広げる ・古いOSであるバイオリアクションをコントロールする ,コミュニケーションは要求すること。コーチは要求する ・相手のリクエストを聞く。なんらかのリクエストを迂遠に伝えようとするからコミュニケーションが複雑になる ・頭脳で聞く。耳は聞こえる ・聞く能力とは、話しやすい環境をつくる、聞き分ける、引き出す、効果的な質問をする、確認する、の5つ ・あくまで主体性を引き出すことが大事。オープンクエッションであっても答えを誘導するような質問は避ける 論理的な選択を迫るような、選択肢を提示もしない。答えはいつも私たちが探している場所の外側にある、、? ・アクナレッジメントは称賛とは異なる、到達点をそのまま口にすることで相手が達成感を持つように導く行為 ・評価の雰囲気を作らないこと。比較する言葉は使わない、IやWEのメッセージで ・良いコーチになるということは、私のおかげ、を放棄すること ・コーチングは万能ではない。コーチングが機能する対象は、リスクが高い×高度な人材とリスクが低い×未熟な人材。リスクが高い×未熟な場合はティーチングも。緊急ではないが重要なもの

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2020/04/25

「必要なのは、何をすべきかではない。それを実際に行動に移す方法である。」 コンサルタントとコーチの違いとしてよく説明されることであるが、コーチは頭でわかっていることと、行動との間の深い溝を埋める作業である。 本書はコーチングについて、ざっくりと体系化された本であるが、この言葉通...

「必要なのは、何をすべきかではない。それを実際に行動に移す方法である。」 コンサルタントとコーチの違いとしてよく説明されることであるが、コーチは頭でわかっていることと、行動との間の深い溝を埋める作業である。 本書はコーチングについて、ざっくりと体系化された本であるが、この言葉通り、この本を読んでコーチングができるわけではない。 実践の繰り返しによってコーチングの技術は向上する。 私も1年以上かけてコーチングの資格を取得したが、まさに実践の積み重ねであった。 いまだにこの状況でどうすればいいだろう?と悩むことは多いし、仮説を持ちながら日々セッションしているところである。 体系的に学んではいたが、心に残ったトピックがいくつか。 ・チャンクダウンの話 ビッグ、ミドル、スモールの3段階のチャンクがあり、それを常に認識し、自由に行き来できるのがコーチとして重要なスキルである。 クライアントとのコーチングで話題がグルグルして表面しかなぞれないのはこれが原因だったとハッとした。今どこにいて、何について話しているのかをコーチ自身が認識していないといけないなと思う。 ・エコロジカルチェックの話 人間、実際にうまくいくことって少なくて、うまくいかない時にどうとらえて、どう次の行動に移していくかが重要である。ここは論理がどうこうではなく、心が追いついていないとかって状況もあって、コーチは論理的にものごとを捉えることは必要だが、時に論理で説明できない心について向き合わなければいけない。 コーチングをしている身として、改めて大事なことを思い出させてくれたと同時に、このご時世に必要な鍵を握るスキルだと思う。これからもコーチングを通して、一人でも多くの人の人生を突き動かす、そんな存在になりたい。

Posted byブクログ