ちいさいおうち の商品レビュー
みどりの丘の上に立ち、四季を感じながら静かに、幸せに暮らしてきた「おうち」。しかし時が経つに連れてその周囲はどんどん開発されていく。昔は遠くに見えていた「街」の一部に自分がなってしまった時に感じたのは賑やかさとは相反する寂しさだった。周りが賑やかになればなるほど募る孤独。そしてあ...
みどりの丘の上に立ち、四季を感じながら静かに、幸せに暮らしてきた「おうち」。しかし時が経つに連れてその周囲はどんどん開発されていく。昔は遠くに見えていた「街」の一部に自分がなってしまった時に感じたのは賑やかさとは相反する寂しさだった。周りが賑やかになればなるほど募る孤独。そしてある日、とうとうその「おうち」は…。 絵も物語も素晴らしい。人生で出会った最も素晴らしい絵本のひとつ。
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ちいさなおうちの周りがだんだんと開発され、ちいさなおうちはビルに囲まれ・・・ 途上にあれば目をつぶらなければいけなかった、あるがままでいられる幸せの形を ちいさなおうちはその形を変えられない不器用さ上に実現する。 自分らしい幸せの形を見失わないように、居ようと思える絵本。
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自然あふれるのどかな場所に静かにたたずむちいさいおうちが、徐々にまわりの発展に取り残されてしまう物語。懐古主義的な絵本、という認識でいいのでしょうか?クレヨンっぽい画風に温かみがあります
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ちいさいおうちの視点から、街の様子の移り変わりを描写した話。 自然がたくさんあった昔は生活も豊かだったが、便利だけれど殺伐としている現代は貧しい、というような聞きあきたパラダイム。ただ過去に戻るんじゃなくて、現代の貧しさを乗り越えて先に行くような話のほうがいいなぁ。
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子供のころに何度も何度も読んだ絵本。 そして、将来子供ができるような幸運に恵まれたなら、何度も何度も読ませたい絵本。
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絵だけでもじゅうぶんに「おうち」のそのときどきの気持ちが伝わってきます。優しいラストにほっとします。
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まず絵がとても温かくすごくよかったです。 人間が自然をこわしてどんどん街をつくっていくことは果たしていいことなのか、考えさせてくれる絵本です。
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絵がいい、絵本なのにていねいに書かれてる。訳は・・・。洋書原作がいい。ほのぼのと癒される、元気になる。大好き!!
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考えさせられえた絵本でした。 絵が素敵なのでそれだけでも楽しめると思いますが、大人が読んでも感慨深いものがあると思います。
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時代に取り残されていく、ある一軒家のお話。 変わらずにいることの大切さを教えてくれます。 暮らしに関する本を探していて出会いました。
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