ちいさいおうち の商品レビュー
仕事でたくさん絵本を取り扱う機会があった時に出会った一冊。 子どもの頃にも読んだことあったのかな? 大人になったからこそ心に響いたのかも知れません。 絵ももちろんのこと装幀のレトロかわいさがなんとも素敵です。
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自然あふれるのどかな田舎に静かにたたずむちいさいおうちのまわりに 道路や建物が増えてどんどん便利になって・・騒がしい都会に変貌していく様は こどものころ田んぼがまだたくさんあったのにいつの間にかなくなって 道路がアスファルトに舗装されて・・・ 便利さと引き換えに自然が失われていっ...
自然あふれるのどかな田舎に静かにたたずむちいさいおうちのまわりに 道路や建物が増えてどんどん便利になって・・騒がしい都会に変貌していく様は こどものころ田んぼがまだたくさんあったのにいつの間にかなくなって 道路がアスファルトに舗装されて・・・ 便利さと引き換えに自然が失われていった様に寂しいノスタルジーを感じます。
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四季のうつろいをあらわした挿絵が、 とてもいい雰囲気を出していました。 6歳の息子が、 気に入って、何度も読んだあと、深く考えて、 「ぼくも、田舎がいいと思う。」 と言いました。
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ちいさいおうちはとても丈夫でお金で売り買いできない家で、静かな田舎に建っていました。じっと座って季節が変わるのを見ていましたが、だんだんと町の灯りが大きく見え始めて町あこがれるようになりました。 ある日、自動車やトラックが来て丘を切り崩して道路が出来上がりました。ビルやお店が増えていくと、街灯が一晩中ついていました。もう朝か夜かさえ分からなくなってしまいました。さらに季節も分からず、ちいさいおうちは町は嫌だと思うようになりました。 ある春の朝、ちいさいおうちを建てた子孫がちいさいおうちを見つけ、車に乗せて遠くの丘に引越しさせました。 町にいては分からない自然の大切さが繊細な絵で表現されている絵本です。
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しっとりとした文と、少しずつ移り変わる絵が秀逸。 小学生のころの愛読書で、最近小3の息子に読んでやったら「すごい話だね」だって。詳しくは聞いてないけど、確かに、淡々としているけどよく考えると時代の変化を静かに見つめている家の存在が、ドラマチック。 「すごい話」だ。確かに。
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おっかの上、ひンなげしの花が〜♪という歌はモノマネでしか知らないけれど、丘の上でヒナギクに囲まれたちいさいおうちの表紙を思い出す。裏表紙は太陽がヒナギクになって微笑んでいるんだよ。メアリー・ブレアが描いたちいさいおうちも好きだけど、やっぱり元祖の素朴な感じがたまらなく愛しい絵本。 田舎の静かな丘の上で、四季を感じていたおうち。もちろんおうちは動かない。ところが環境はどんどん変わっていく。馬がひかない車がやって来て、道路ができて、街になり、ビルが建ち・・・ おうちの周りは灰色の画面に変わっていき、大きなビルの谷間に泣いてるようなおうちが佇むシーンは小さい頃から忘れられない。 都市開発の問題うんぬんも描かれているんだろうけど、都会で暮らすことを選んじゃった私が思うのは、おうちと違って自分で動けるだから、自然の中で暮らしたいという望みは、いつか自分で叶えなくっちゃってこと。
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絵が素敵で、四季の移ろいもなども温かいタッチで描かれていて、良いとは思うけれど、読後感が、なんとなく(思い当たるふしはあるが)、すっきりしない。 子供時代に読んだとしたら、私はどう感じただろうか・・・
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絵の部分を入れて30ページを越える長い作品。寝る前の読み聞かせで、子供は長すぎて終りまでにうつらうつら。田舎に建てられた「小さいおうち」の周りは、時のながれと共にどんどんん変わっていきます。どこか懐かしい気持ちになるのは私だけでしょうか?ノスタルジーを感じます。
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娘がもうすぐ3歳になる父親です。思い出の絵本です。郊外に建てられた ちいさいおうち が四季の移り変わりで折々の景色や子供たちが遊ぶ様子を見ながら年を重ね、都市のスプロールに飲み込まれてしまいます。喧騒の中の寂しい様子から、轢き家で郊外に移築され、当初のような景色の中で、新しい住み...
娘がもうすぐ3歳になる父親です。思い出の絵本です。郊外に建てられた ちいさいおうち が四季の移り変わりで折々の景色や子供たちが遊ぶ様子を見ながら年を重ね、都市のスプロールに飲み込まれてしまいます。喧騒の中の寂しい様子から、轢き家で郊外に移築され、当初のような景色の中で、新しい住み手との日々をはじめるという話です。都市再開発のモデル本として10年程前に横から光があたりましたが、それは別として楽しく読める絵本だと思います。by えほん
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