ちいさいおうち の商品レビュー
かつて、中古の家を買い取り時間をかけて改造(改装)するのが元建築業従事者の私の稀少な夢でもあったが、最早この歳になっては体力・気力の減少に泡と消えた。日本人の不動産信仰に私は閉口するばかりだが、こんなおうちならずっと大事にしてあげたい。それは「家」ではなくて「伝統」だと思うから。...
かつて、中古の家を買い取り時間をかけて改造(改装)するのが元建築業従事者の私の稀少な夢でもあったが、最早この歳になっては体力・気力の減少に泡と消えた。日本人の不動産信仰に私は閉口するばかりだが、こんなおうちならずっと大事にしてあげたい。それは「家」ではなくて「伝統」だと思うから。「ちいさいおうちの うえでは ほしがまたたき……お月さまもでました……」
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顔のようなおうちが、どんどんゆがんでいって、最初はもの悲しい思いだけでいっぱいだったけど、こども心に強く印象に残った絵本です。いつの間にか好きになっていました。
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上京してしばらくたった時、これ読んで、泣きましたから、エエ。おうち帰っておかあさんに読んでもらいたくなりました(笑)絵本だようー!!
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おうち……かわいそう……!!読んでいて、どんどんちっちゃく汚くなっていくおうちに感情移入します。うぇぇえええおうちぃぃいい大丈夫かぁぁああ!!!みたいな感じで。
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なんだかいろいろなことを考えさせられる絵本。 小さいコロこんなおうちに住みたいってずっと思っていました。 色使いがすごく綺麗で、表紙がとくに印象的。
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去年引越してきた今の家を初めて見た時、この本の「ちいさいおうち」をまっ先に思い出しました。わたしもしっかりおうちの面倒をみよう!
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もしかしたら、私のさびしい好きとハッピーエンドを求める気持ちはこの本が大きな影響を与えているのかもしれません。そして、大切な本。
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1942年にアメリカ最優秀絵本として コールデコット賞を受賞した作品。 ”ほんとうに大切なものは何か” 最後には心あたたまるお話です。
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ストーリーー:田舎の美しい風景に囲まれて建てられた1軒の家が、時代の変化を目の当たりにしながら強く生きてゆく。人間はそこに、車道を作り、家の周りを高い建物で囲い、都市開発は急激に進む。都会の暮らしは明るく騒々しいので、小さいおうちは居心地の悪さを感じる。小さいおうちの運命やいかに...
ストーリーー:田舎の美しい風景に囲まれて建てられた1軒の家が、時代の変化を目の当たりにしながら強く生きてゆく。人間はそこに、車道を作り、家の周りを高い建物で囲い、都市開発は急激に進む。都会の暮らしは明るく騒々しいので、小さいおうちは居心地の悪さを感じる。小さいおうちの運命やいかに? 見所:イラストの美しさが素晴らしいです。カルデコット賞に輝いた不朽の名作。 私見:小さい頃から何度読んだかしれない絵本。小さい頃は挿絵に夢中でしたが、大人になってからはストーリーの奥深さに気づき、切なさや遣る瀬無さを感じつつ読みました。最後がハッピーエンドなので、安心して何度も手に取れる絵本ですね。童話「青い鳥」や絵本「ぼくを探しに(シルヴァスタイン)」でもそうですが、ぐるっと周って最初に戻る。けれど最初とは違う感慨を読者に伝える、そういった作品が名作と呼ばれるのかもしれませんね。
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