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こんとあき の商品レビュー

4.6

344件のお客様レビュー

  1. 5つ

    194

  2. 4つ

    66

  3. 3つ

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2024/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私自体が読むのが初めてで、展開がわからず、ドキドキしながら読んだ。 この2人、どうなってしまうのか?大丈夫なの?寝る前なのに悲しい結末だったらどうしよう…。5歳の子どもも同じ気持ちだったようで、ときおり耳をふさいだり布団をかぶったり。最後まで読むと、なんと子どもは涙ぐんでいて「よかったー」「かんどうのおはなしだったね」と。感動して子どもが泣いているを見たのは初めて。その後繰り返し読みたがることはなかったけれど、良い経験だったと思う。

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2024/03/06

久々に読みたくなって手に取った絵本。 多くの人がそうであったように、子どものころ近くにあったぬいぐるみは私にとって友だちだった。きっとお気に入りのぬいぐるみや、思い出に残っている人形があなたにもいるだろう。あのふわふわの感触とか、しみついたにおい、すぐとなりに置いて寝たこと、そう...

久々に読みたくなって手に取った絵本。 多くの人がそうであったように、子どものころ近くにあったぬいぐるみは私にとって友だちだった。きっとお気に入りのぬいぐるみや、思い出に残っている人形があなたにもいるだろう。あのふわふわの感触とか、しみついたにおい、すぐとなりに置いて寝たこと、そういう記憶が残っている人もいるはずだ。そして私たちはぬいぐるみと「会話」ができた。何かと話しかけ、自分にしか聞こえない声を聞きながら、見守ってくれた存在。私と姉ふたりには、「ロバン」という名前を付けたロバのぬいぐるみがちっちゃい頃からずっとそばにいて、背中に乗ったり、枕にしたり、ままごとに参加させたり、そういう一緒に遊んでくれる相棒であり、なんというか”頼りになる”存在だった。 この絵本に出てくる「こん」はきつねのぬいぐるみで、あきと一緒にふたりで新幹線に乗り、からだを直してもらうためおばあちゃんの家へ向かうこととなる。そしてその目線は、まだ「声」が聞こえていた子どもの目線となっており、だからこの絵本のタイトルは『こんとあき』なのだろう。こんはあきに「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってくれる。あきはそんなこんを大事に思っていて、ちょっと不安な気持ちになっても一緒にいられれば平気なのだ。そういう子どもの目線にたった視点がすばらしいなと感じる。 子どもにとっての世界の大きさ、ちょっとしたことで胸がギュッと不安になる気持ち、そういう忘れてしまった感覚を、やさしい絵柄で、カラフルな色合いで見せてくれる。良い絵本だなあと思う。お弁当をドアの近くで食べてる絵の可愛らしさが印象に残っていたのだけど、読み直してみるとまわりのおとなたちがこんとあきのことをちゃんと気にかけてくれているのがわかり、心があたたかくなった。 いまの自分が好きなものって遺伝や環境の影響から形成されたもののはずで、でも”自分で選んできた”という感覚もやっぱりある。そしてこの本を読んでると「ロードムービー」とか「ふたりだけの関係」とか「きつね」とかいま私が好きなものがたくさん入ってることに気づく。気づかないうちに絵本から影響を受けているものって思ってる以上にあるんだなあ。 世界はとっても広くって、色んなことが待ち受けているけれど、怖がらなくていいんだよ。そんな風にやさしく語りかけてくる絵本です。

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2024/03/02

あきが生まれる前からベビーベッドそばで待っていた、こん♡こん♡なんて愛らしいの♡ だから、こんはお兄ちゃんなんだよね。ずっとあきを見守って、一緒に遊んだり、引き摺られたりして…やがてあきのほうが大きくなって、こんはボロボロになったけれど、「だいじょうぶ。おばあちゃんに直してもらい...

あきが生まれる前からベビーベッドそばで待っていた、こん♡こん♡なんて愛らしいの♡ だから、こんはお兄ちゃんなんだよね。ずっとあきを見守って、一緒に遊んだり、引き摺られたりして…やがてあきのほうが大きくなって、こんはボロボロになったけれど、「だいじょうぶ。おばあちゃんに直してもらいに行けばいいから」。 こんを作ってくれたおばあちゃんに会いにいくため、あきはこんと二人だけで、電車に乗って砂丘町に旅に出ました。 子どもだけの旅は不安だけれど、平気平気。こんが「大丈夫だよ」って言ってくれる。駅弁を買いに行ってくれて、電車に乗り遅れそうになって、扉にしっぽを挟まれても「だいじょうぶ、だいじょうぶ」。砂丘で犬に咥えられて、行方不明になって、あきが泣きながら砂丘の砂を掘り返してこんを見つけ出した時も「だいじょうぶ、だいじょうぶ」。 やっと夕闇の中迎えに来てくれたおばあちゃんに抱きついた、こんとあき。 「しっぽがぺちゃんこになったときはお風呂がいちばん」とお風呂に入れられる時には「いやだよー」とこんは逃げそうになった。 でも三人で気持ちよくお風呂に入り、無事こんは、優しいおばあちゃんにチクチク、チクチクと直してもらいました。

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2024/03/01

親になってからであって、こどもたち三人とも大好きだった作品。諳んじるくらい読んだし、こんの口ぐせ「だいじょうぶ、だいじょうぶ」を始めお話の一節のあれこれは今も折りに触れ口をついてでてくる。 赤ちゃんが生まれてくるときに贈られ待っててくれたぬいぐるみがその子の成長を見守り、はじめて...

親になってからであって、こどもたち三人とも大好きだった作品。諳んじるくらい読んだし、こんの口ぐせ「だいじょうぶ、だいじょうぶ」を始めお話の一節のあれこれは今も折りに触れ口をついてでてくる。 赤ちゃんが生まれてくるときに贈られ待っててくれたぬいぐるみがその子の成長を見守り、はじめてのひとり旅をエスコートするという展開で、子どもは主人公のあきちゃんに同化してこんとの旅をたしかに体験していたと思う。 挿絵のあちこちに本好きにはたまらないいろんなお楽しみが隠されているのは、何十回も読まされる大人へのささやかな贈りものかな。子どもたちも大人になっていつか読み返すときにはいろいろ発見するだろうか。

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2025/06/02

3歳7ヶ月 図書館 こんとあきの大冒険にハラハラドキドキ、ページをめくる度にお話の世界へのめり込む娘。 わが子のかわいい後ろ姿を見せてくれた素敵な一冊 4歳 図書館 リピート。いつ読んでも色褪せない、こんとあきの大冒険の物語

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2024/02/23

ぬいぐるみのこんと人間の女の子のあきが、こんをなおしてもらうために汽車に乗っておばあちゃんに会いに行くお話です。こんもあきもかわいいです(*´∀`*)

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2024/02/12

しっぽのくだり、とても気に入ってました!5回くらい「もう一回読んで」とリクエストされました(6歳4ヶ月)

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2023/12/17

こんが全然大丈夫じゃないのに、 「だいじょうぶ、だいじょうぶ」って あきのために言い続けていて、 台詞のたびにじんわり☆

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2023/12/14

おばあちゃんから赤ちゃんの世話を頼まれたコンは赤ちゃんのアキに会いました 2人はいつも一緒 アキはどんどん大きくなりましたが、コンはどんどん古くなりました ある日、コンの腕がほころびてしまったので、おばあちゃんに直してもらいに行くことに コンとアキは電車にのって砂丘まちを目指しま...

おばあちゃんから赤ちゃんの世話を頼まれたコンは赤ちゃんのアキに会いました 2人はいつも一緒 アキはどんどん大きくなりましたが、コンはどんどん古くなりました ある日、コンの腕がほころびてしまったので、おばあちゃんに直してもらいに行くことに コンとアキは電車にのって砂丘まちを目指します 無事にたどり着けるのかな 読み聞かせ時間は9分弱です

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2023/12/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

4歳と2歳の娘達に読みました。 長女が幼稚園で読んだと言っていたので、気になって図書館で借りて来ました。 こんはおばあちゃんが作ったきつねのぬいぐるみ。 あきが生まれた時からずっと一緒。 あきはどんどん大きくなったけど、こんはどんどん古くボロボロに。 おばあちゃんにこんを直してもらうために、こんとあきはおばあちゃんのところまで旅に出ます。 意外にも2歳の次女がハマり何度も読んでと持ってきました。 いつも「だいじょうぶだいじょうぶ」というこん。 とってもやさしくてあきが大好きなんだなぁ。 可愛らしくて素敵な絵本です^^

Posted byブクログ