こんとあき の商品レビュー
小さい頃から読み返す大好きなこんとあき。 かわいくてかわいくてほっこりする。 色んなことを知ることも大切だけど、こうやってほっこりすることも大切だなぁと思う。
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小さいとき、なぜぬいぐるみに名前をつけてたんだろう。持ち歩いてたんだろう。友達のように接してたんだろう。そしていつ、それらを卒業したんだろう。お気に入りのぬいぐるみさえいれば、どこにいても安心で、穏やかで、特別だった。そんなあったかい思い出を引き出してくれて、うれしい気持ちになっ...
小さいとき、なぜぬいぐるみに名前をつけてたんだろう。持ち歩いてたんだろう。友達のように接してたんだろう。そしていつ、それらを卒業したんだろう。お気に入りのぬいぐるみさえいれば、どこにいても安心で、穏やかで、特別だった。そんなあったかい思い出を引き出してくれて、うれしい気持ちになった。
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息子3歳0ヶ月、娘1歳9ヶ月。文章が長め(読み聞かせ対象年齢は4歳〜)でしたが、息子は気に入ったようでいつも最後までじっと聞いていました。娘は、こんがしっぽを電車のドアに挟まれたり犬にパクッとされてしまったりする場面で「いたいいたいね〜」とよしよししてあげていて、微笑ましかったで...
息子3歳0ヶ月、娘1歳9ヶ月。文章が長め(読み聞かせ対象年齢は4歳〜)でしたが、息子は気に入ったようでいつも最後までじっと聞いていました。娘は、こんがしっぽを電車のドアに挟まれたり犬にパクッとされてしまったりする場面で「いたいいたいね〜」とよしよししてあげていて、微笑ましかったです。
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3歳8ヶ月 5歳7ヶ月 2人ともぬいぐるみが大好きなので、砂に埋まってるところがかわいそうだったようですが、元気にきれいになってホッとしていました。
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4y3m 実家にあった本を貰い受けた。読みすぎてページが外れている。何度も読み聞かせした。地球儀でエジプトは砂漠があるという話をした時、「こんとあきが住んでるところだね」という発言があった。絵を見て砂丘と砂漠を結びつけたのだろうか。雨が降るのが砂丘で、降らないのが砂漠だよ、と伝え...
4y3m 実家にあった本を貰い受けた。読みすぎてページが外れている。何度も読み聞かせした。地球儀でエジプトは砂漠があるという話をした時、「こんとあきが住んでるところだね」という発言があった。絵を見て砂丘と砂漠を結びつけたのだろうか。雨が降るのが砂丘で、降らないのが砂漠だよ、と伝えた。 ひとりでもこちらの本を開いて読んでいる。まだ1年ほどしか手元に置いていないのに、もうぼろぼろである。20年以上綺麗な状態で保管してくれていた実家の両親に、少し申し訳ない気持ちになった。電車好きだから仕方がない。
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林明子さんの本 「はじめてのおつかい」を読んで、林明子さんにはまって、 「こんとあき」を手にして、ますます、好きになったという子もいるようです。
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Twitterで話題になっていたので読んだ。 絵の、特に布の表現が好き。 2ページ目の、からっぽなのに膨らんだ掛け布団とか。 服の柔らかそうな感じとか。 あきちゃんのお洋服がカラフルで子供らしいのも良い。 1文目が良いなぁ。 「こんは、あかちゃんをまっていました。」 こんの説...
Twitterで話題になっていたので読んだ。 絵の、特に布の表現が好き。 2ページ目の、からっぽなのに膨らんだ掛け布団とか。 服の柔らかそうな感じとか。 あきちゃんのお洋服がカラフルで子供らしいのも良い。 1文目が良いなぁ。 「こんは、あかちゃんをまっていました。」 こんの説明はあと。 「ある町に、こんという○○がいました。」 という始まりではない。 なんなら、"こん"という存在が何なのか、明確に表現されていない。 でも、こんの腕はだんだんほころびて、尻尾はぺっしゃんこ。 大人からすれば、きつねのぬいぐるみ。 あちこちほころびてるなんて書かれたら、そうだと察します。 だからこそ、なんで動いてるんだろう?喋るんだろう?子供のあきちゃんと一緒に行動できるんだろう?と思ってしまう。 でも、そもそも子どもからしたら、自分の生活の中の"こん"にあたる存在(ぬいぐるみ)の正体は果たして何なのか?ということは考えていないのでは? だからこういう表現になるのではないか? こんが何者でも良いんだ、あきちゃんには。 一緒に過ごす相棒が何者でも良いんだ、子どもって。 非常に純粋で子供らしい視点だなぁと思った。 対象年齢は4歳(読み聞かせ) 小学校低学年(自分で読む)となっています。 結構ボリューミーなので、4歳でも集中力とその時の気分によるのではないかな?と思いました。 絵自体はとてもカラフルで優しい感じですが、 逆に線がはっきりしない絵であり、塗りで描かれた細かい部分もあるので、視野が狭い幼いお子様にはあまり見えないかもしれないです。 あと、単純に絵のスペースが小さいです。 絵が大々的に印刷されて、その中に文章が入っているわけではなく、ベースの白背景に文章、真ん中や上部分に絵と言った感じ。 ページのサイズに対して絵が小さいので、そういう意味でも視野がまだ狭いお子様だとちょっと難しいかな?と思います。
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言わずと知れた名作絵本で、1989年に初版が発行されて以来、2005年の4月には第59刷と、僅か16年間でこの数値は、はっきり言って驚異的だと感じられた、その理由について私なりに色々と考えてみたくなった。 実は正直なところ、何度も繰り返し読んではみたものの、これは大好きな作...
言わずと知れた名作絵本で、1989年に初版が発行されて以来、2005年の4月には第59刷と、僅か16年間でこの数値は、はっきり言って驚異的だと感じられた、その理由について私なりに色々と考えてみたくなった。 実は正直なところ、何度も繰り返し読んではみたものの、これは大好きな作品だとか、素晴らしいとか、教えられるものがあったといった印象を抱くことができず、林明子さんの物語や絵は、ありふれたものでありながらとても素敵なのに、その世界観の設定に少し気になる点があった。 まずは「こん」という、きつねのぬいぐるみが動いたり話したりすることが、当たり前の世界であること、そして、最初は赤ちゃんの姿から登場する「あき」の両親が、全く登場しないことであり、特に後者に至っては「こん」が「さきゅうまち」から、遥々と「あき」の家にやって来た理由が、おばあちゃんから赤ちゃんの「あき」のお守りを頼まれたからであることに、どこか謎めいた感じがあったが、その後、お守りだけに留まらず、「あき」と遊ぶのが大好きになった「こん」を見て、これは正真正銘、子どものために描かれた絵本なのだということに気付く。 それはおそらく、私が感情移入をする余地が無いほどに、ふたりの間柄だけで既に完結している子どもを中心とした世界だったからなのだと思い、そこでは「こん」と「あき」だけにスポットを当てたかったから両親は登場させず、終始ふたりの視点で物語が進むのも、子どもの見た世界を読み手(子ども)に、そのまま体感させたかったからなのだと思い、そこには読み手(大人)にとって、なんて理不尽なことをさせるんだといった怒りや悲しみのような共感めいたものはなく、そこで展開されるのは、ただ「こん」と「あき」の思うがままに生きている姿だけなのであり、所々泣いてしまう出来事も起こるけれど、それもきっと何とかなるよということが根拠無く実感できるような感じというか、そうした楽観的ムードも含めて、この絵本の世界は子どものための世界なのではないかと感じられた時、なぜ子どもたちが何度も繰り返し読みたがるのか、分かるような気がした。 そして改めて、そうした視点で読んでみると、「こん」と「あき」が幼い頃から常に一緒に長い歳月を生きてきたこと、だから『わたしも つれてって』と「あき」がすぐに反応したり、目の前で怖いことが起こっても当たり前のように「こん」を助けに行き、「こん」は常に「あき」を安心させたくて、『だいじょうぶ、だいじょうぶ』と何度も繰り返す、そんなふたりの人生は時に危うさを見せるように思われても、幼い頃、なんで人生はこんなに辛いのだろうと意識することが無かったように、いろいろあったけれど、気が付いたら無事に一日が終わっていた、そんな日常的感覚と、子どもがぬいぐるみに抱く、かけがえのない大切な思いとが見事に結び付いた作品なんだと感じられた。 また、そんなふたりの日常を支えているのが、車掌さんやおばあちゃんといった周りの大人たちの存在というのも、この絵本での重要な点と思い、それは子どもが思いのままに活き活きと成長していくためには、大人たちの存在が欠かせないものであることを強調しているようにも思われた、子どもにとって、理想の世界の在り方の一つなのだと。 最後に、印象的な裏表紙について、砂丘に書かれた「こん」と「あき」の文字と、ふたりの足跡は、子どもたちにとって、ふたりは夢物語では無くて確かに存在するんだよという、希望を与えてくれると共に、その中に一本だけ顔を出している、名前も分からぬ草の存在は、たとえ何が起ころうとも決して絶えることの無い、ふたりの友情を表しているのだろうと私には思われた、どこまでも子どもたちに夢を与えてくれる絵本だ。 それからタイトルを見ていると、どうしても『ぐりとぐら』を思い出させる、こんなところも素敵なのでしょうね。
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かわいいくて、優しいタッチの絵です こんとあきの大冒険!! 旅は成長させるって言うけど、ページを繰るたびにそれを感じました!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こどもが大好きで何度も読んでと言っています。しっぽをはさまれたところがツボのようで、なんどよゲラゲラ大笑いしたり、お風呂から逃げるシーンを真似したり大好きです。
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