ペレのあたらしいふく の商品レビュー

エルサベスコフ【著】

2012/07/08

労働の報酬として、だんだんと出来上がっていく新しい服。ペレは大事にするに違いない。
（読んだ時期：5歳9ヶ月）

2012/03/30

子羊の世話から始めて、ふくになるまで。
いろんな工程があって、他人にしてもらう工程はただではしてもらえない辺りがよいです。
こうして作った服なら、大切に着るような気がするなぁ。

大きく盛り上がったりする話ではないので、娘は静かに聞いておりましたが。

2012/01/03

あまりにも、他作品と比べレビューが多いのと
教訓じみて読む人が多いことが嫌で☆4つ。

いやいや、作品はいいですよ。
でも、絵が印刷のせいなのか荒いのは残念。

ペレが、いもうとのおもりをして、おさじでスープを
飲ませ、おかあさんが機織りしている絵が好き。
祖母の家で、昔は羊を飼っていて、お布団にしたりしてました。
世界中どこでも、昔は生活が一緒だったか？

「服が小さくなったから、新しいの買って」じゃないところに
世の母たちは感動するのかもしれない？？？

あんまり深読みしないで、たんたんと楽しんでくださいね。

2011/12/12

たとえ洋服１つにしても簡単に手に入るわけではなくて、一生懸命働いた分の対価だということを、子供だけでなく私たち大人にも教えてくれる一冊

シンプルだけど、決めの細かいベスコフの絵は大好き

2011/10/22

ベスコフ作品の中でなぜか一番好きなお話です。

特にここが好き!!というわけではなく雰囲気が好きなのかなぁ･･･。

服を作るまでの工程をできるところは自分でやり、

できないとこをはお願いする。

そして、お願いしたかわりにできることをする。

なんだか某少年漫画の等価交換を思い出します。

出来上がった洋服を誇らしげに着るペレが可愛らしいです。

その絵に手伝ってくれた全ての人々が後ろに描かれているのもいいです。

2011/09/16

田舎の豊かな自然と、そのなかで育つ男の子が
自分の服を作ってもらうまでに
お返しとして色んなお手伝いをする。
そんなほのぼのした、当たり前だけど
最近見かけない自然な人の営みが感じられる。

2020/03/12

ペレは羊を飼って自分で世話をしています。
自分の服が小さくなったので羊の毛を刈り、いろんな人のところを周り、新しい服を作ってもらいます。
大人たちは最初「小さいお前が何を言っているんだ！」といいつつ、仕事と引き換えにペレの頼みを引き受けます。

2011/06/04

ペレが労働と引き換えに自分の服を作ってもらう。羊の毛を刈り、糸にしてもらい、生地にしてもらい…。べスコフの絵が好き。

2011/01/19

大事なものは自分で手に入れる。でも、助けてもらうこともあるよねぇ。お願いするとき・・・・ペレはたいせつな事を得ます。
満足げなペレの顔、誇らしくもありますよぉ。

2012/10/03

かわいいなー！

男の子が子羊を飼っててもこもこになったので毛を刈って、
おばあちゃんＡに毛をすいてもらって（かわりに草とり）
おばあちゃんＢに紡いでもらい（かわりに牛の番）
ペンキ屋さんのおつかいのおつりで染め粉を買って自分で染めて
お母さんに糸を織ってもらい（かわりに妹の世話）
仕立て屋さんに服を作ってもらう（かわりにいろいろ雑用）

そして子羊にお礼を言う話

こうやって服ってつくられるんだなあ・・