ペレのあたらしいふく の商品レビュー
こひつじの世話をする主人公のペレ。 ペレは大きくなって、上着は短くなってきたので、ペレは、大人の協力のもと、 自分の手を使って仕事をし、大人に頼まれた仕事を全うし、 手仕事の代償として新しい服を手にします。 ひつじの毛を刈り、ひつじの毛をすき、糸をつむぎ、 糸を染め、仕立...
こひつじの世話をする主人公のペレ。 ペレは大きくなって、上着は短くなってきたので、ペレは、大人の協力のもと、 自分の手を使って仕事をし、大人に頼まれた仕事を全うし、 手仕事の代償として新しい服を手にします。 ひつじの毛を刈り、ひつじの毛をすき、糸をつむぎ、 糸を染め、仕立て屋さんに仕立ててもらうって、ようやくペレの服が出来上がりました。 あたらしい服を着たペレは、こひつじに「あたらしいふくをありがとう」。 今では、服が出来るこの過程を知らないままに、 服を着る―。自分で手を動かさなくても、 どこかで誰かが作っていることに目を向けないで、服を着る―。こひつじにお礼を言うことなく、服を着る―。ファンタジーの中で大切なことを教えてもらいました。
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新しい服がほしいペレがしたことは...? 現代では忘れられがちな、”暮らす”上でのベーシックなことを、ペレの服を通じて素朴に伝えてくれます。 でもそんなこと以前に素敵な絵本なのです。
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主人公の少年ペレが自分で世話をする羊の毛を刈り取ってから、「糸をすく→糸をつむぐ→糸を染める→布にするため織る→仕立てる」というすべての工程を大人に自ら頼み、その代わりに自分は色々な労働をします。糸をすいたりつむいだりするおばあさんの姿からも「洋服が小さくなってきた→買ってもらう...
主人公の少年ペレが自分で世話をする羊の毛を刈り取ってから、「糸をすく→糸をつむぐ→糸を染める→布にするため織る→仕立てる」というすべての工程を大人に自ら頼み、その代わりに自分は色々な労働をします。糸をすいたりつむいだりするおばあさんの姿からも「洋服が小さくなってきた→買ってもらう」という現代の構造とは違うあたたかいものを感じます。洋服ができるまでの本当の過程を知る機会にもなりますし、欲しい物を得るためには労働が伴うという社会の仕組みを話すきっかけにもなると思います。
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あたらしい服を一枚買うのも今は本当に簡単だけれど、 昔は大変でした。 今の子供たちにはきっとわからないでしょう・・。 羊の世話から洋服が仕立て上げてもらうまで、ペレは様々なことを経験します。 ちょっとでいいからうちの子供たちにもおぼえていてほしいな・・。 かなり昔の本ですが、良...
あたらしい服を一枚買うのも今は本当に簡単だけれど、 昔は大変でした。 今の子供たちにはきっとわからないでしょう・・。 羊の世話から洋服が仕立て上げてもらうまで、ペレは様々なことを経験します。 ちょっとでいいからうちの子供たちにもおぼえていてほしいな・・。 かなり昔の本ですが、良いものは残るんですね。
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