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佐藤可士和の超整理術 の商品レビュー

3.7

360件のお客様レビュー

  1. 5つ

    64

  2. 4つ

    133

  3. 3つ

    108

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2021/05/05

 ついつい「整理術」という単語に引き寄せられて本を手に取ってしまう。佐藤可士和という第一線で活躍されている人が提唱する「整理術」に興味があり読んだ。  この本のテーマは「より良い良い仕事をするためには?」だと思う。このテーマに対して、空間、情報、思考それぞれの整理の仕方を提示して...

 ついつい「整理術」という単語に引き寄せられて本を手に取ってしまう。佐藤可士和という第一線で活躍されている人が提唱する「整理術」に興味があり読んだ。  この本のテーマは「より良い良い仕事をするためには?」だと思う。このテーマに対して、空間、情報、思考それぞれの整理の仕方を提示して実践する事で問題を解決しようとしている。  著者は世界的に著名なアートディレクターで代表作は、ユニクロや国立新美術館のサイン計画、今治タオルのブランディングなど。日本人なら必ず佐藤さんの生み出したものを見た事があるはず。  この本は自他ともに認める整理好きの著者がケーススタディを元に、自身が築き上げてきた整理術を説明している。  私は学生時代、コンセプトを書く事がものすごく苦手でいつも泣きそうになりながら文章を捻り出し、結局酷評をもらっていた。よくよく振り返ってみると今までは空間の整理や情報の整理はなんとなくできていたが、思考については整理しようとも考えたがなかった。自分の考えている事をイマイチ理解していないのに、他人に理解してもらえるはずがないし、問題の本質を理解できていない可能性も十分ある。  デザインや企画をするような仕事はしていないが、超整理術は今の仕事でも活かせる。上司や協力会社の人に自分の意見や提案をする時にまずは思考を整理してから問題解決をしようと思った。  佐藤さんがキャリアの中で築き上げてきた超整理術はよくある空間の整理だけでなく、より質が良く、効率の良い仕事をするために生み出されたもの。優れた視点で対象を整理すれば、解決に向けての方向が明確になる(p.218)商品の本質をきっちり捉えて効果的に表現してこそ心に残るものを作る事ができる(p.33)

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2021/01/04

今まで読んだことがある内容が多かった。ページ数の割には内容量が少ない。同じことを言い換えて何度も言っている印象があった。 この本をまとめると3つのことが重要であることがわかる。 優先順位をつけること 今持っている情報に対して本当にそうなのかもしこうであったらと疑う気持ち 相手...

今まで読んだことがある内容が多かった。ページ数の割には内容量が少ない。同じことを言い換えて何度も言っている印象があった。 この本をまとめると3つのことが重要であることがわかる。 優先順位をつけること 今持っている情報に対して本当にそうなのかもしこうであったらと疑う気持ち 相手の話から本質を探す

Posted byブクログ

2020/10/17

上司にオススメしてもらった本。整理整頓は昔から好きでその大切さも理解していた。だからこそ目的意識を持って身の回り(空間・情報・思考)を整理をすることで、あらゆることの問題解決へと繋がるという理屈は深く納得できた。もっと意識的に仕事も私生活も整理整頓していきたい。

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2020/08/20

デザインというとなにか派手で、突飛な発想が必要と思うけど、実は情報を整理して何らかの視点を与えていくことと説明されている それがすべてではないのだろうが、ほかの仕事などにも応用されうる汎用性の高い技術と感じた 実際の仕事に基づいており、なかなか興味深かった

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2020/04/03

整理とは、あるべき姿を明確にすること。 仕事環境等の空間も、情報も、思考も。 このキーワードは使えそうである。

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2019/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前々から気になっていた本だけど、初版が2007年だった。ずいぶん経ってしまった。 今でこそ断捨離ブームで整理することが当たり前で目新しいことはあまりないけど、著者はクリエイターの中ではその先駆けだったのかも。 ・身の回り・デスク周りを整理することで余計な探し物などのリスクを回避する。 ・案件のストックするファイルなどは個人で持つのではなく案件で1つにまとめる。入れ物もフォーマットを統一する。 ・ヒアリングで本質の問題を見極める(これはブランディングの話ではありきたりかな?) ・状況把握(全部出し)→視点導入(プライオリティをつける)→課題設定(本質の課題を見つけて魅力を引き出す) ・見方を変える例:長所と短所が表裏一体であることも。(地味=奥ゆかしい) ・思考の言語化が大事。キーワードというかコンセプトがぴったり来る言葉がある。

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2018/11/23

整理術。と題名にあるが、よくある物の整理だけにとどまらず思考の整理まで拡げている書。何の為の整理か?という基本に立ち返りその整理方法(視覚化、分類など)に言及している。整理することで本質を捉えようとする考えには共感する一方、枝葉末節から得られる事柄もあると感じる。また、整理の一環...

整理術。と題名にあるが、よくある物の整理だけにとどまらず思考の整理まで拡げている書。何の為の整理か?という基本に立ち返りその整理方法(視覚化、分類など)に言及している。整理することで本質を捉えようとする考えには共感する一方、枝葉末節から得られる事柄もあると感じる。また、整理の一環で、他者との会話を通じて物事を整理していくことは参考になる。 ページ数の割には2時間程度で読破できた。

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2018/11/18

"この本は、整理を単なる手段(方法のひとつ)としてとらえるのではなく、人生そのものというか、生き方、人生そのものを整理することを伝えている。 ビジネスでも自分の趣味でも目的をもって、行動をしている。その目的を達成するためのステップとしての整理術なのだ。 空間の整理 情報...

"この本は、整理を単なる手段(方法のひとつ)としてとらえるのではなく、人生そのものというか、生き方、人生そのものを整理することを伝えている。 ビジネスでも自分の趣味でも目的をもって、行動をしている。その目的を達成するためのステップとしての整理術なのだ。 空間の整理 情報の整理 思考の整理 を系統立てて整理し、 ・空間の整理 定期的にアップデートする→モノを増やさないために モノの定位置を決め、使用後はすぐに戻す→作業環境をすっきりさせるため フレームを決めてフォーマットを統一する→わかりやすく分類するため ・情報の整理 視点を引いて客観視 自分の思い込みを捨てる 視点を転換し、多面的に見てみる ・思考の整理 自分や相手の考えを言語化してみる 仮説を立てて、恐れず相手にぶつけてみる 他人事を自分事にして考える 何気なく日常を過ごしているだけでは、気が付くとモノにあふれかえった現状を意識もしないでいたりする。 早速、カバンを整理してみた。佐藤さんのように手ぶらにはならないけど、多少はすっきりしたかなぁ~"

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2018/11/12

デザイナーの仕事に整理術は直結している。いい仕事に整理術は欠かせない。整理を徹底する事で判断力は研ぎ澄まされる。 今をときめくデザイナー佐藤氏の頭の中を覗ける本。以前はいろいろ持ち歩いていたが、今は手ぶらになったという下りは何度も読み返してしまった。 考え方を取り入れたら、自分も...

デザイナーの仕事に整理術は直結している。いい仕事に整理術は欠かせない。整理を徹底する事で判断力は研ぎ澄まされる。 今をときめくデザイナー佐藤氏の頭の中を覗ける本。以前はいろいろ持ち歩いていたが、今は手ぶらになったという下りは何度も読み返してしまった。 考え方を取り入れたら、自分も確かにほぼ手ぶらになってしまった。驚き。。。

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2018/11/23

私の汚部屋を綺麗にするだけでなく、なぜ汚部屋になっているのかまで考えられる一冊。 目の前の問題を よりわかりやすく、より快適に。 掃除のきっかけになればなーと思って買って読み始めたが甘かった(笑)。 物→データ→仕事の問題解決に至るまで、ほぼ一貫して変わらない「整理の思考手順」...

私の汚部屋を綺麗にするだけでなく、なぜ汚部屋になっているのかまで考えられる一冊。 目の前の問題を よりわかりやすく、より快適に。 掃除のきっかけになればなーと思って買って読み始めたが甘かった(笑)。 物→データ→仕事の問題解決に至るまで、ほぼ一貫して変わらない「整理の思考手順」。 佐藤可士和はどうしてクライアントの問題の本質を的確に見極められるのか。 読めば読むほど私の頭も整理されていく感覚に。 読んだ感想としては、 佐藤可士和=整理好き が 佐藤可士和=身辺の問題を解決する人=自分を大切にする人 という印象になった

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