佐藤可士和の超整理術 の商品レビュー
1章 問題解決のための“超”整理術 2章 全ては整理から始まる 3章 レベル1「空間」の整理術――プライオリティをつける 4章 レベル2「情報」の整理術――独自の視点を導入する 5章 レベル3「思考」の整理術――思考を情報化する 6章 整理術は、新しいアイデアの扉を開く
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気鋭のクリエーターが何故整理術を?、と思いながらも、彼の頭の中をすこしでも垣間見たいという思いで読んでみた。 基本的には、仕事や日常においてあふれる物や情報をいかに整理するかということは、プロジェクトにて顧客の目指すものは何かというところを探り当てる過程と同じということである。多...
気鋭のクリエーターが何故整理術を?、と思いながらも、彼の頭の中をすこしでも垣間見たいという思いで読んでみた。 基本的には、仕事や日常においてあふれる物や情報をいかに整理するかということは、プロジェクトにて顧客の目指すものは何かというところを探り当てる過程と同じということである。多くの情報から、本質的なものに迫っていくには、無駄なものをそぎ落としていくというプロセスでもある。本書のタイトルは、そういうことであったのかと、うなずいてしまう。佐藤氏は、この作業を問診と表現しているが、アオートディレクターの仕事は自己表現ではなく、クライアントの表現したことを形にするということであると自身が述べている。やはり、そうした哲学が根底があってこその今の彼のポジションがあるということが理解できた。 「整理整頓と問題解決は同じベクトルにある」、名言である。
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149:カシワさんの本、ということで興味深く読みました。私自身、荷物もちなので見直してみようかな……。こういう応用力のある思考プロセスは覚えておいて損はない気がする。
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会社の図書館もどきで借りた本。 アートディレクターの整理術だが、いろんな人が応用可能。 ①空間(モノ)の整理、②情報の整理、③思考の整理から構成。 共通する手法として、 ・状況把握(問診。リアリテイ/微妙なニュアンスを汲み取れるか)、 ・視点導入し、問題の本質に、 ・クリアすべ...
会社の図書館もどきで借りた本。 アートディレクターの整理術だが、いろんな人が応用可能。 ①空間(モノ)の整理、②情報の整理、③思考の整理から構成。 共通する手法として、 ・状況把握(問診。リアリテイ/微妙なニュアンスを汲み取れるか)、 ・視点導入し、問題の本質に、 ・クリアすべき課題を設定。 プロセスアセスメントに通じるものがあり、たいへん参考になった。 正直に告白すると、机の上のモノを整理する手順が一番役に立った。今、会社の机で実行中!
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ざっくりと読んだ。物事の整理から思考の整理まで幅広く語ったエッセイ。もやもやしたものを言語化して、誰でも分かるように実現化する。このプロセスを語った本。まずは言語化を試してみる
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良くも悪くも具体例が多かった。 すでに知っている内容が多かったが、思考の整理において重要なことが書かれていた。
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整理術というタイトルですが、思考方法に近い内容。頭も身の回りもすっきりしておくことが、価値の高い仕事を生み出すという点は、最近の地震の部屋を振り返り反省しきり。すぐに片付けます・・・。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クライアントと綿密にコミュニケーションを重ねることで、答えが見つかる。それを的確に表現することで、商品と世の中もスムーズにコミュニケートできるようになるのです 思考を情報化すれば、コミュニケーションの制度が上がる 自分自身を知ることは、とてつもなく難しい 仮説が間違っていればその相手は反論してくるでしょう 他人事を自分事にできると、リアリティが生まれる ユニクロはいわゆる「ファッションカンパニー」というよりもどちらかといえばネジや釘などを売っている東急ハンズのような「パーツカンパニー」という感覚なんです 20220219 1つのデザインを生み出すことは、対象をきちんと整理して、本当に大切なもの、すなわち本質を導き出して形にすること 答えはいつも、自分ではなく相手の中にある。それを引き出すために、相手の思いを整理するということがすごく重要になってくる 3年ほど前から、バランスボールを使ったトレーニングを続けています。地味な訓練ですが、体が驚くほど丈夫になりました 空間の整理術、情報の整理術、思考の整理術 仮説をぶつけて、相手の思いを確認する
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自分の中で衝撃的な一冊。 今思えば「シンプル」について意識するように考えるようになったはじまりの一冊。
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整理術というよりは佐藤可士和すげーなー、アートディレクターかっけーなーという感じだったけど、このカッコよさを伝える力がまさにその著者の整理術なんだろうなということを感じた。
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