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佐藤可士和の超整理術 の商品レビュー

3.7

360件のお客様レビュー

  1. 5つ

    64

  2. 4つ

    133

  3. 3つ

    108

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    3

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2012/05/12

敬愛する佐藤可士和さんの著書。 身の回りをスッキリさせる事は、頭の中もスッキリさせる事なんだね。 以前出版されてすぐに読んだんだけど、今回我が家も模様替えしたので、改めて再読。 12/05/12-57

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2012/05/05

佐藤可士和氏のシンプルなデザインが、どのような思考法から作られるのか綴られている。 物理的な整理はもちろんのこと、近年重要視されている情報と思考の整理をし、その3つの整理を関連づける事が大事。

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2012/05/02

”整理術”自体は良く聞くような内容だったが、効率良く、中身のある仕事をするためには「整理」が大事なのだというスタンスには学ぶべきことが多くあった。 情報の整理、思考の整理が日常的にできていてこそ、とっさの場面に一歩差がでるアウトプットを出せるのだと思った。自分は思考の整理がとっ...

”整理術”自体は良く聞くような内容だったが、効率良く、中身のある仕事をするためには「整理」が大事なのだというスタンスには学ぶべきことが多くあった。 情報の整理、思考の整理が日常的にできていてこそ、とっさの場面に一歩差がでるアウトプットを出せるのだと思った。自分は思考の整理がとっても苦手。時間を掛けないと何が自分の感じていることなのかを言い表せず、口の巧い人に主導権を握られてしまいがち。そうならないためにも日常の整理は必要なのだと感じた。 アートディレクターという仕事は、自身のアイディアを創出していく仕事ではなく、顧客の課題をデザインを通して解決していくこと、「他人事を自分ごとにする」といったスタンスは意外。デザイナーは良くも悪くも自分の世界を創出していくものだと思っていた。

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2012/04/26

著者のシンプルかつ、真面目な考え方が好き。 感覚を、文字におこし伝えることができることが著者の著名たる所以なのだと感じる。 以下レバレッジメモ このデザインにしたのかという過程を相手に理路整然と語れるように、自分の思考回路の整理をきっちり行うようにしたら、作品からあいまいな...

著者のシンプルかつ、真面目な考え方が好き。 感覚を、文字におこし伝えることができることが著者の著名たる所以なのだと感じる。 以下レバレッジメモ このデザインにしたのかという過程を相手に理路整然と語れるように、自分の思考回路の整理をきっちり行うようにしたら、作品からあいまいな部分がどんどん消えて行きました。頭の中に一点の曇りもなくなると、目的がフォーカスされて、ピシッと論理の筋道が通ったのです。すると、相手が疑問を挟む余地のないほど、自分の作品を完ぺきに説明できるようになった。その結果、プレゼンテーションが驚くほどスムーズに進むようになりました。そして、世の中に出た時も強烈なインパクトを持って明快に伝わるようになったのです。 体調や身体感覚が格段に向上したのは、腹筋を始め体の体幹部分の筋肉を整えることで、体全体の軸を調整できたからだと思うのです。現代人は、体の左右のバランスが崩れている場合が多く、それが様々な不調の原因になっているといいます。対症療法で症状を一時的に沈めるのではなく、体の軸を整えることで本来の健康を取り戻す。根本的な問題と向き合うことで、スムーズに解決へと至ることはたくさんあるのです。 「モノを絞って、すっきりと気持ちいい環境の中で、効率的に仕事をしたい」 これが僕の空間の整理を行う上での大前提になっています。整理がきちんとできれば、自分が把握していないものが一切ない、クリアな状態になる。そうすれば仕事の効率も上がるし、リスク回避にもなるのです。 毎日帰ったらカバンの中身をいったん机の上に全部空けてしまうこと。こんな風に大事なものを見極める習慣をつけながら、ときには思い切って、手ぶらの日を作ってみてはどうでしょう。実行して見ることです。大げさかもしれませんが、新しい自分が見つかるといっていいほどの新鮮な体験ができると思うのです。まさに、整理によって得られるすっきり感を、体でダイレクトに実感する機会です。 いらないと判断できる者が確定したら、思いきってすてる。捨てることは整理術に欠かせない手法の一つです。難しことではありますが、これを乗り越えることができれば、非常に重要な技を取得したことになる。不安を取り払って、捨てる勇気を持つことができれば、大きな一歩を踏み出せるのです。 つい流されがちなのが、「とりあえずとっておこう」という考え方。取り急ぎすぐには必要ないけれども、将来いるかもしれないから捨てずに保管しておけば安心だ 「とりあえずとはいつまでのことなんだろう?」と突き詰めて考えてみてください。実際は、全く予測がつかなかったりするもの。つまりは、そんなに必要なものではないことが大半のはずです。 大切なのは、受信メールをチェックしたら、その場で処理するということ。ぼくは、その日の受信ボックスは必ずゼロにしてから帰ります。 これもとりあえずとの戦い。ほおっておくと膨大な数になりますから、面倒でもその場で対処するしかない。分類する、捨てる、返信する。よっぽど塾講が必要なものは例外ですが、対外瞬時に判断できるものです。この細かい処理の積み重ねが整理の経験値にもなるのです。 問題解決のための手がかりは必ず、対象の中にあります。優れた視点で対象を整理すれば、解決に向けての方向が明確になる。答えは、目の前にあるのです。 ① 前提として、すっきりとした空間を作ることで仕事の効率が上がり、リスク回避になるというポジティブな目標を持つこと ② 整理とは、自分の中の不安やとりあえずとの戦い。それに打ち勝つためには捨てる勇気が必要。 ③ せっかく整理したものを再び増やさないためにも、定期的な見直しが欠かせない。メールなど、ほおっておくだけで増えていくものはその場で処理することが大切。

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2012/03/31
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雑誌等でも紹介されていて、前から気になっていた本。 著者も有名な方なので、整理術の参考になればと思い手に取った。 文章も分かりやすく、著者の事例も交えて書かれており、大変参考になった。 最初にアートディレクターとは何かについての記載があり、思っていたイメージとは大きく異なった。 自分で創りだしているのではなく、相手をつぶさにヒアリングして得たものを形として創り上げている。とのこと。 だから様々なジャンルを手がけられるのか。その要となっているのが整理術。 中でも一番大切なのが「視点の導入」。すなわち、プライオリティ付け。 視点の設定によって、整理の方向性が変わる。様々な視点の軸から、最適な視点で整理していく。 その他、空間の整理術や、情報の整理術も大変参考にすべき点が多かった。実践を通じて一つずつ身につけていきたい。

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2012/03/20
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<抜粋> ● 商品の本質をきっちりとらえて効果的に表現してこそ、心に残るものを作ることができる。自己表現ではなく、どう人々に伝えるかが大事。 ● 情報把握 ・情報の見える化、整理 視点導入 ・プライオリティ、因果関係 課題設定 ・本質に対して課題を設定 ● 空間、情報、思考の整理術 ● 空間の場合、アイテムを並べ、プライオリティをつけることで初めて捨てるものが決められる。 ● モノの定位置を決める。増えてきたらプライオリティをつけて整理する。 ● 仮説をぶつけて相手の思いを確認する。 ● 他人事を自分事にできるとリアリティが生まれる。知らないジャンルの仕事も興味が持てる。 <感想> デザインという観点で整理、モノの考え方、表現ということについて書かれている。こういう視点で考えるというのはおもしろい。

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2012/03/30
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整理の本らしく、本の構成もすっきりしていて読みやすかった。 主張のあとにそれを裏付ける体験、作品例が紹介されていて、デザインと整理との関係がおもしろい。 この本で紹介されている空間の整理、情報の整理、思考の整理のうち、個人的に参考になったのは思考の整理。自分の思考を言語化して整理していくプロセスを理解できた。思考してる時点で言語化って出来ているものだと思ってたけど、うまく伝わらないのは言語化が不十分だからなのか。納得。佐藤さんも試行錯誤を重ねて整理術を体得したとのこと。よし、まずはやってみよう。

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2012/03/14
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<要約> 整理をすることで、仕事の環境が快適によくなりより仕事を楽しくできる。 対象を整理し、本質を導きだして形にするデザインの仕事もクリエイティブな整理の一つ。 著者は整理を空間の整理、情報の整理、思考の整理の3つにわけてそれぞれの持論を展開。 空間の整理 著者は捨てることで価値観を研ぎ澄ませることができる。 情報の整理 最終的なあるべき姿(理想)をみつける。そのためには独自の視点が必要。 例として、明治学院と国立新美術館の実績をあげている。 前者は見方をかえた(古くさいを伝統的ななど)例、後者は新しいという視点で展開した例。 思考の整理 まずは思考のはきだし。これに有効なのは言語化(無意識の意識化)。 思考をさらに具体化するためには、仮説をづつける。(こういうことですか?) <メモ> ・僕が行っていることは、”コミュニケーション戦略を総合的に立案し、デザインの力で目に見える形にしていく仕事” 大切なことは、相手の思いを整理すること 整理することで一番大切なものをみつけ、磨き上げてデザインする。 製品の本質を捉えて、効果的に表現する ・なぜこのデザインにしたのかという過程を相手に理路整然と語れるように、自分の思考回路の整理を行うとあいまいなもの部分が消えた 問診ではいかにリアリティーを引き出せるかが重要。単に好きなのか、すごく好きなのか、微妙なニュアンスをどれだけ汲み取れるのかが大切 ・問題の本質にせまる。様々な視点をもちこみ、情報の因果関係を紐解く。(極生の例:マクロの視点を用いた際にビールににせるのでなく、発泡酒独自のポジション構築が必要と判断)  問題の本質には2つ。  ①取り除くべきネガティブな点がある場合  ②誇るべき点が埋まってしまっている場合。    何が大切かを見つける作業で、問題点は浮き彫りになる。   ・日頃から、物事を整理しながらプライオリティーをつける訓練を  視点:マクロに引いてみる、反対側からみる  捨てる勇気が価値観を研ぎ澄ます(何が大切か、かばんの中身から)  モノの定位置を決める  書類は最終バージョンのみとっておく  USM社のハラーシステムがシンプルで使い勝手がいいのが気に入ってます。  フレームがバラバラだと整理しにくい。箱という共通フレームをつくりそこにすべて入れる。A3,A4, バーナー他  リアリティがないと問題意識がうまれない。接点を探す。 (著者は今治タオルプロジェクトにピンとこなかったが、日本の伝統のブランディングという視点をもつことで接点をもち情熱がでた。私事にする。) 新! ・直線は自然界にない、思考の中にしか存在しない形 ・世界的に「自国のブランディング」への動きが活発。英97年「Cool Britanica」のキャッチフレーズを掲げイギリスはCoolな国だと世界に発信。日「JAPANブランド育成支援事業」

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2012/03/11

整理するときは徹底的に。ただし整理が目的になってはいけない。 実践ができそうにないが、ここまでやならければ優秀な人間になれないのと確信を持てたことは収穫。

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2012/02/29
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理路整然としたアイディアを捻出するには、思考をシンプルにする必要がある。思考の整理には情報の整理が必要、情報の整理には空間の整理が必要。 以下、雑記帳。 「迷ったら具体的なシーンを思い出す」 就職活動のとき、エントリーシートは社長に書け、と本で読んだ。対象を絞ることで、内容が具体化する旨が記述。 「目的を持てばテクニックが活きてくる」 整理術の目的は、自ら課した目的を達成するため。捨てることではない。 「物事を整理しながらプライオリティをつける訓練」 課題を見つければ、問題の半分は解決。

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