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はてしない物語 の商品レビュー

4.6

563件のお客様レビュー

  1. 5つ

    364

  2. 4つ

    104

  3. 3つ

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2023/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

他にはない特別な読書体験ができた。 単行本で読むことに意味がある ただのファンタジーかと思ったら、 生きる上で何が大事かを考えさせてくれる本だった。

Posted byブクログ

2022/11/25

好きなYouTuberさん(QのTさん)が、この本がきっかけで読書を好きになった!と熱弁されていたので、読まずにはいられませんでした。 本屋の児童書コーナーに入るのはとても新鮮で、思い出深い絵本なんかも沢山あり、かなり興奮してしまいました。初めて、"エモい"と...

好きなYouTuberさん(QのTさん)が、この本がきっかけで読書を好きになった!と熱弁されていたので、読まずにはいられませんでした。 本屋の児童書コーナーに入るのはとても新鮮で、思い出深い絵本なんかも沢山あり、かなり興奮してしまいました。初めて、"エモい"という感情が分かったかもしれません(笑) 家庭や学校で孤独を感じ、現実から逃げ出したい気持ちを抱えていた少年・バスチアンが、とある物語を読み進めていくうちに、その本の世界へと入り込んでしまいます。 この本の世界、ファンタージエンという世界なんですが、この世界観がまた本当に素晴らしいです(私の語彙力では表しきれない)。 例えば、 青銅の鐘のような声を持ち、真珠貝色の鱗が美しい幸いの龍フッフールや、 色の砂漠、ゴアプの変化に合わせて、自身の体の色も変化するグラオーグラマーンというライオン。 銀以外のものをみな溶かしてしまうという湖、ムーフー。その湖のまん中には銀の都アマルガントがあり、家や舟など、全てが銀から作られている様は、訪れる人をうっとりさせる…。 このように本書には、想像すらしたこともないような生き物、植物、風景、建築物などが数えきれないほどたくさん登場します。 この本自体が、 「読んでいる本のなかへ入ってしまう物語」 なのですが、 私自身も、バスチアンと共に壮大なファンタジーの世界に入り込んでしまったかのような感覚に陥り、次はどんな冒険が待っているのかとワクワクさせられました。 いくつになっても、こんなにワクワク感を与えてくれる物語に出会えるということが、とても幸せだなぁと思います。 本を読むって、最高の娯楽ですよね。 もっともっと本が読みたい!と思わせてくれました。

Posted byブクログ

2022/11/18

ツイッターで、この本を読むならぜひハードカバーで!という強いおすすめを見て買ってみた。児童書ながら大人でもぐいぐい引き込まれる物語で、登場人物たちと一緒に冒険をしたような気持ちになる。なぜハードカバー なのか、は読みながら何度も実感したし、この装丁を考えて実現してくれた人たちに大...

ツイッターで、この本を読むならぜひハードカバーで!という強いおすすめを見て買ってみた。児童書ながら大人でもぐいぐい引き込まれる物語で、登場人物たちと一緒に冒険をしたような気持ちになる。なぜハードカバー なのか、は読みながら何度も実感したし、この装丁を考えて実現してくれた人たちに大感謝だなと思った

Posted byブクログ

2022/10/30

はてしなかった。正直、Xくらいまで終わりが見えなかった。今だから本の面白さや勇気、愛や相手を思う気持ちほか感じるものはどこかあったろうけど、もし子供だった頃にこれを読んで何か感じただろうか、読み切れただろうか。物語という不思議な世界を味わえたならそれで十分か。 312冊目読了。

Posted byブクログ

2022/09/19

絶対にハードカバーで読むべき大好きな作品! 装丁の意味に気づいた瞬間のワクワクドキドキが止まらない。

Posted byブクログ

2022/09/01

映画を観たあとに読んだ。 重くて分厚い、特別な本。 コンプレックスのある少年が、物語の中ではヒーローになる。 不思議な生き物がいる、不思議な世界。 たまらなく魅力的だった物語。

Posted byブクログ

2022/07/08

作中作「はてしない物語」で、虚無に侵食されるファンタージエンの世界を救おうとするお話 読書会で知り合った人からのオススメで読んでみたけど、色々なネタの源流と思われるものがいくつか 本の装丁からして作中作とまったく同じ作りというのは制作側の想い入れを感じる なので、上下巻の分冊...

作中作「はてしない物語」で、虚無に侵食されるファンタージエンの世界を救おうとするお話 読書会で知り合った人からのオススメで読んでみたけど、色々なネタの源流と思われるものがいくつか 本の装丁からして作中作とまったく同じ作りというのは制作側の想い入れを感じる なので、上下巻の分冊ではなくハードカバーの単行本で読むのがよい 現実世界ではいじめられていて、その逃避と共に異世界にという展開 ファンタジー世界での万能感 そして増長 精神的な不安定 能力の発動の代償に、記憶を失っていく記憶 現実世界受け入れと克服 他の作品で知っている要素も、元を辿って行くとここだったのと知る でもまぁこの作品もそんなに古いわけではないので、もっと前に元ネタがあるのかもしれない ファンタージエンの世界で表現される色々な物が、何かを示唆しているように思えるけど それが何なのかは読み解けない ミヒャエル・エンデの作だけあって何かのメタファーになってると思うんですけどね そう言えば、私のイニシャルは姓名で同じアルファベットなわけだけれども もしかして、ファンタージエンに行ける可能性があったりする?w ちなみに、これを読もうと思ったのは映画「ネバーエンディングストーリー」の原作という事情もある 映画の1が原作の前半、2は後半で、3はオリジナルストーリーらしい 子供の頃に確か2まで見たはずなんだけど、内容はまったく覚えてない 本好きのいじめられっ子が本を万引きし、学校をサボって隠れて没頭して読んでいたら物語の中に入り込んで冒険する話という概要くらい 実は映画化にあたって原作者のミヒャエル・エンデは最初は好意的に映像化にOK出したけど、1のラストの改変に怒って訴訟まで起こしたらしい 3に至ってはオリジナルストーリーなので、もう完全に別物と思った方がよいのだろうか?

Posted byブクログ

2022/06/28

読みにくくても大きくても、真っ赤で美しい装丁のハードカバーで買って本当によかったと思った。 章ごとの飾り文字のイラストも素晴らしい。 夜に少しずつこの本を読み進めていましたが、この本を開くたびに物語の世界へ迷い込んでいくような不思議な感覚を味わった。 大切に丁寧に読み進めたくな...

読みにくくても大きくても、真っ赤で美しい装丁のハードカバーで買って本当によかったと思った。 章ごとの飾り文字のイラストも素晴らしい。 夜に少しずつこの本を読み進めていましたが、この本を開くたびに物語の世界へ迷い込んでいくような不思議な感覚を味わった。 大切に丁寧に読み進めたくなるような物語。 正直、今後、この本を超える本に出会える気がしない。 それくらい素晴らしい本だった。 ファンタージエンのイマジネーション豊かな世界観にも魅了されたし、展開としても面白く、例えば幼ごころの君がバスチアンを呼ぶために最後にとった行動のところなどは叫びたくなった。 --- けれどもこれは別の物語、 いつかまた、別の時に話すことにしよう。 --- この本を超えて無限に広がってゆく物語の世界。 余韻がしばらく消えることはなさそう。

Posted byブクログ

2022/06/24

上下巻で別れている方を読みました。 上ではひたすらに児童書を思い出させるファンタジー、冒険の数々でどんどんのめり込めます。上巻の物語中の主人公、アトレーユが好青年でとってもスラスラ読める。想像もしたことの無いようなものが出てきて面白い。下では主人公が本の世界に入って、世界が思った...

上下巻で別れている方を読みました。 上ではひたすらに児童書を思い出させるファンタジー、冒険の数々でどんどんのめり込めます。上巻の物語中の主人公、アトレーユが好青年でとってもスラスラ読める。想像もしたことの無いようなものが出てきて面白い。下では主人公が本の世界に入って、世界が思ったよりも良くない方向に進む。下巻のみでも結構あるのでしんどいのが長く続く人はもしかしたら飽きてしまうかも。私は「昔特有の、反面教師とか教訓がたくさん詰まっている児童書で懐かしい感じがいいなぁ」と思って読んでいました。主人公が元の世界に帰ってから、学校でどのように過ごしたのか気になります。

Posted byブクログ

2022/06/15

中学生、いろんなことに悩んでいるときに、分厚くて重い本をどこにでも持ち運んで夢中で読んだ。 ただの紙の束に、ほんとうに「はてしない」世界が広がっていることが心の救いだった。 「象牙の塔」とかいま読んだらもっと理解できることが沢山あるだろうな。読み返したいけどあまりにも長いので...

中学生、いろんなことに悩んでいるときに、分厚くて重い本をどこにでも持ち運んで夢中で読んだ。 ただの紙の束に、ほんとうに「はてしない」世界が広がっていることが心の救いだった。 「象牙の塔」とかいま読んだらもっと理解できることが沢山あるだろうな。読み返したいけどあまりにも長いので、気が向いたらまたいつか。

Posted byブクログ