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はてしない物語 の商品レビュー

4.6

563件のお客様レビュー

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2023/08/07

物語の世界、ファンタージエンに入り込んでしまった少年が困難に立ち向かったり流されたりとしながら成長する物語。この話中よく「これは別の物語」と出てくるけど、Another storyというか、その別の物語も気になる。アトレーユがとても出来た少年だったな。

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2023/07/04

超傑作ファンタジーではあるが、フェミニズムを学んでから読み直すと 名付けの権利や、暴力的になること、父との和解など、非常にホモソーシャルな物語だなぁと感じる

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2023/03/31

小学生の頃に何度も図書館で借りて読んでいたので、両親が誕生日にプレゼントしてくれた思い出の本。 何度も何度も読んで、今ではボロボロになってしまっているけれど、ずっと大切な一冊。 主人公と同じように、毛布にくるまって読んで、一緒に冒険している気分になっていたなー。

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2023/10/09

「10歳のバスチアンは本を読んでいた――ファンタージエン国は,正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前.その国を救うには,人間界から子どもを連れてくるほかない…….映画化された大長編ファンタジー.」

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2023/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった!本の世界に入り込む所が、他の本と違っていて新鮮な感じがした。 幼心の君は恩人の人間に対して酷い事をするやつだなと思った。 随所に教訓があるように感じた。また読み返したい本。

Posted byブクログ

2023/03/16

今は愛されたかった。 しかも善悪、美醜、賢愚、そんなものとは関係なく、自分の欠点のすべてをひっくるめて。 と言うよりむしろ、その欠点のゆえにこそ、あるがままに愛されたかった。

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2023/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミヒャエル・エンデの名作初めて読む。読んだあと、人生観が変わる本。ひとはなぜ苦難に耐えるのか? 他者を愛する能力こそが自分を輝かせ、世界を美しいものにするのだ。能力を使いすぎ傲慢な裸の王様になった主人公、夢やぶれた者廃人たちの都で絶望し、母親がわりの慈しみで癒され、地下労働で救いを見いだし、最後の望みたたれたそのとき、かつての友情に助けられる。女王が名前がない不思議もそこに繋がる。創作好きでもファンタジー嫌いでも楽しめる哲学的な大作。すばらしかった。

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2023/11/28

友達と遊ぶのが苦手だった小学生の時、装丁がきれいで手に取ったのが読んだきっかけ。 それまでもファンタジーを読んでそのお話の中に入り込む楽しさは知っていたけれど、この本の序盤で主人公の男の子が「はてしない物語」に出会う描写は、今までのそれを遥かに超えるような、現実離れしたような感...

友達と遊ぶのが苦手だった小学生の時、装丁がきれいで手に取ったのが読んだきっかけ。 それまでもファンタジーを読んでそのお話の中に入り込む楽しさは知っていたけれど、この本の序盤で主人公の男の子が「はてしない物語」に出会う描写は、今までのそれを遥かに超えるような、現実離れしたような感覚に陥った。 その感覚はこのはてしない物語でしか味わえないんじゃないかとすら思う。 記憶を無くして読みたい本の一つ。

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2023/02/06

多分30年くらい前に読んだはずだけど、全然ストーリー覚えてなかった(^^;; 若い頃よりも今の方が響いた気がします。何かの「ためにする」のではない、心から湧き出てくるような望み。そういうのを取り戻したいと思っていたところだったから、後半の主人公の冒険を、ちょうど自分に重ねるように...

多分30年くらい前に読んだはずだけど、全然ストーリー覚えてなかった(^^;; 若い頃よりも今の方が響いた気がします。何かの「ためにする」のではない、心から湧き出てくるような望み。そういうのを取り戻したいと思っていたところだったから、後半の主人公の冒険を、ちょうど自分に重ねるようにしてドキドキしながら読みました。

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2023/02/03

★想像力のスイッチ入りっぱなし! 小学校中学年の時に初めて読み、眠らずにいつまでも起きて読んでいたい、ページが減っていくことが寂しいと感じたことを、ずいぶん時間を経た今でも強く覚えている。 大人になって、主人公の名前と大筋しか覚えていない状態で再び読んだ。大人になってもエンデ...

★想像力のスイッチ入りっぱなし! 小学校中学年の時に初めて読み、眠らずにいつまでも起きて読んでいたい、ページが減っていくことが寂しいと感じたことを、ずいぶん時間を経た今でも強く覚えている。 大人になって、主人公の名前と大筋しか覚えていない状態で再び読んだ。大人になってもエンデの魔法にかけられた。想像力のスイッチを押されまくられる魔法。 文字だけで、見たことが無いはず世界の風景を「見せて」くれる。体はここにずっといるのに、世界中(と、世界の「外側」へまで!)を駆け巡れる。 本はよく、あらゆる世界への扉と喩えられるけれど、この本は扉の中の扉。 何度も本(扉)を開け閉めしながら読んでほしいです。

Posted byブクログ