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超バカの壁 の商品レビュー

3.6

154件のお客様レビュー

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2009/10/04

『バカの壁』『死の壁』に続く第三弾。現代の様々な問題に対する「考え方」や「物の見方」について、解剖学者である筆者特有の視点から提言を加えている。物事を一意的な論法で決め付ける(筆者はこれを【一元論】と呼んでいる)のではなく、8割程度正しいという感じで、幅を持たせた考え方が必要だと...

『バカの壁』『死の壁』に続く第三弾。現代の様々な問題に対する「考え方」や「物の見方」について、解剖学者である筆者特有の視点から提言を加えている。物事を一意的な論法で決め付ける(筆者はこれを【一元論】と呼んでいる)のではなく、8割程度正しいという感じで、幅を持たせた考え方が必要だと一貫して主張している。やや論理に飛躍している感があるのは否めない(突然、戦国時代の話を持ち出すなど)が、「こういう考え方もあるんだ」的な感じで読むと新たな発見も多い本だと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

ご存知養老さんの著作。いつも思うんだけど、自分にとっては斬新な考え方だなーと。とりあえず、養老節炸裂しております。

Posted byブクログ

2011/11/02

「壁3部作」(バカの壁 、死の壁 、そして本作)は全ておなじことが書いてあるんだってさ!感覚として其れはわかるけど、どれを読んでも養老さんって頭のいい人だな、っていう敬服?みたいなのは生まれてきます。当たり前のことを当たり前に述べる勇気って言えばいいかな、なんかそういうのがある人...

「壁3部作」(バカの壁 、死の壁 、そして本作)は全ておなじことが書いてあるんだってさ!感覚として其れはわかるけど、どれを読んでも養老さんって頭のいい人だな、っていう敬服?みたいなのは生まれてきます。当たり前のことを当たり前に述べる勇気って言えばいいかな、なんかそういうのがある人だと思う。辺見庸ほど視野が偏狭でも世界に否定的でもなく、ただひどく内向的では、あるけれども、正論を正論として形にしてお金にできる人。理想論色は強いけどまあそれはご愛嬌ということで。

Posted byブクログ

2009/10/04

11章の「システムの問題」という章に、著者の社会や人間に対する根本的な見方が述べられている。システムの中での因果関係は非常に捉えづらい、という見方である。 とてもシンプルで当たり前のことを言っているように見えて、自分に不都合が起きるなど損益がからんでくるとどうしても犯人探しをし...

11章の「システムの問題」という章に、著者の社会や人間に対する根本的な見方が述べられている。システムの中での因果関係は非常に捉えづらい、という見方である。 とてもシンプルで当たり前のことを言っているように見えて、自分に不都合が起きるなど損益がからんでくるとどうしても犯人探しをしてしまう。そして、見つけるとそのせいだと決めて自分を安心させる。それは合理的な自分の防御法かもしれないけれど、それは思い込みにつながり、社会は複雑系であることを忘れがちになってしまうのかもしれない。 「バカの壁」は読んでいないが、読みやすいので一読する価値はあるだろう。

Posted byブクログ

2009/10/04

仕事というものはいいところもあれば悪いところもある。全部合わせてゼロになればよしとする。あとは目の前の穴を埋めていれば給料をくれる。自分に合う仕事が見つからないとなげいているひとに対するメッセージがなるほどと思いました。

Posted byブクログ

2009/10/07

「バカの壁」を読んだ時には、あまりの偏った書き方に、反感を感じていたが、なぜか、癖になってしまったようである。死の壁も読んでしまった。慣れるにしたがって、こんな考え方があってもいいのでは?と思えるようになり、割り切ってしまったら、面白く思えるようになった。

Posted byブクログ

2009/10/04

大分前に読んだのでイマイチ覚えていないが、 仕事というのは、そこにある穴を埋める作業である というのが印象的だった 仕事の好き嫌いをウダウダ言ってたらしょうがない 必要とされているからやらにゃいかんのだ という考え方に感銘を受けました

Posted byブクログ

2009/10/04

『バカの壁』『死の壁』に続く第三段です。今回は実際に、さまざまな問題について著者自身の考えが述べられています。なるほどと納得させられるような所も数多く見られますし、私自身いろいろ気づかされることもありました。個人的には、クリスチャンの「左のほほを……」の考え方をもとにした(?)痛...

『バカの壁』『死の壁』に続く第三段です。今回は実際に、さまざまな問題について著者自身の考えが述べられています。なるほどと納得させられるような所も数多く見られますし、私自身いろいろ気づかされることもありました。個人的には、クリスチャンの「左のほほを……」の考え方をもとにした(?)痛烈な皮肉で大うけしてしまいました。なるほど!

Posted byブクログ

2009/10/04

バカの壁の続編。相変わらず辛口でおもしろい。特に印象的だったのは、仕事とはたまたま自分の目の前に空いている穴を埋めることであるという言葉。納得してしまった。仕事にあれこれ意義を見出そうとしても仕事は仕事。私もこのぐらい割り切った気持ちでいきたいと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

今、日本が抱えるさまざまな問題に対してとても分かりやすく自分の考えを綴っている。この一冊だけでかなり多くのことを学んだ気がする。

Posted byブクログ