嵐が丘 の商品レビュー
700ページにも及ぶ長編小説。フランケンシュタイン同様にゴシック的要素、恋愛要素を含む・・・という紹介があったために読んでみたが、おもしろかった。 語りの方法がとてもユニークで、読み進めだしてからはすんなりと続きが気になって読めてしまった。それにしても、人間の複雑な感情、そして育...
700ページにも及ぶ長編小説。フランケンシュタイン同様にゴシック的要素、恋愛要素を含む・・・という紹介があったために読んでみたが、おもしろかった。 語りの方法がとてもユニークで、読み進めだしてからはすんなりと続きが気になって読めてしまった。それにしても、人間の複雑な感情、そして育つ環境によって、こうも性格は変わるのか。。。というほどで、その性格描写がすごい!の一言。
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読了から3ヶ月後の12月30日に感想を書き込みます。ヒースクリフが強烈で、彼が行った復讐の情熱があまりにも激しくまた長かったために、情けない話ですが、ちょっと引いてしまいました。 背表紙の紹介では、恋愛小説と書いてあったのですが、これで女性が虜になる要因は何なのか、よくわからな...
読了から3ヶ月後の12月30日に感想を書き込みます。ヒースクリフが強烈で、彼が行った復讐の情熱があまりにも激しくまた長かったために、情けない話ですが、ちょっと引いてしまいました。 背表紙の紹介では、恋愛小説と書いてあったのですが、これで女性が虜になる要因は何なのか、よくわからないままでした。死んでもヒースクリフにあれだけ愛されるのがいいのか、それとも娘のキャサリンに惹かれる2人の男の話あたりなのか、心当たりはあるものの、ヒースクリフに引いてしまった以上、恋愛小説として読むことができませんでした。 ただ、この小説を読んだ上では、恋愛以外に思い浮かべる要素がありません。 2009.10.4. 24:00 読了
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寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる〈嵐が丘〉の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話。絶望に打ちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻って...
寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる〈嵐が丘〉の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話。絶望に打ちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻ってきた……。一世紀半にわたって世界の女性を虜にした恋愛小説の“新世紀決定版”。 (amazon 内容紹介より) …だそうです。 いやこのあらすじを読むとすごく壮大な"恋愛小説"なんですが、読んでみると登場人物の会話の8割を占めるといっても過言ではない悪罵面罵が痛々しくてとても感情移入できたもんじゃありません(訳のせいか?お国柄か?)。みんな直情型なのね…。すぐけんかになるし…。暴力は振るうし。。キャサリンを最期までかわいいと思えなかった!必然的に、キャサリンをそんなに好きなヒースクリフにも感情移入できなかった。。ああー。恋愛小説かぁ…。スミコは恋愛小説ってひたってなんぼだと思うんですが…! これだったら映画の方が断然好みです。映画みたくなった。。
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これはもう名作が名作たる所以といった感じ。何世紀にもわたって読み継がれるも分かります。本当に狭い世界で展開される様々な物語と人間模様が見事。リアリティとかそういうことは問題じゃない、なんだかこれが名作と呼ばれるものなのかとただただ唖然。 あと、翻訳が好きでした。今絶対日常会話で使...
これはもう名作が名作たる所以といった感じ。何世紀にもわたって読み継がれるも分かります。本当に狭い世界で展開される様々な物語と人間模様が見事。リアリティとかそういうことは問題じゃない、なんだかこれが名作と呼ばれるものなのかとただただ唖然。 あと、翻訳が好きでした。今絶対日常会話で使わないような言葉が使われていますがそういう言い回しは小学生の頃読んだ海外文学の名作を思い出させるのでなんだか安心します。
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これがエミリ・ブロンテの処女作にして唯一の小説なんて!信じたくない! クオリティ高すぎやん そしてそれ以上に想像力ぱねぇ ドロドロっていうか、なんでこんなに壮絶な人生をポンポン考えられるの ヒースクリフって名前にまずやられたけどな!
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物凄く大昔に読んだ記憶があるんだけど こんなに登場人物が性格悪いやつらばかりだとは覚えてなかった。 現代にヒースクリフだのキャサリンだのいたら絶対友達にはなりたくない。
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やっぱり翻訳モノは苦手だ・・・・ 訳がきっとあんまり良くないんでしょうね。 読んでてとても辛かったです・・・。 登場人物全員ムカつく。 しかし、ここまで人間くさく腹立つ登場人物ばっか書けるのも、ある意味凄い。 キャサリンの亡霊を追いかけて、 弱って死んでくヒースク...
やっぱり翻訳モノは苦手だ・・・・ 訳がきっとあんまり良くないんでしょうね。 読んでてとても辛かったです・・・。 登場人物全員ムカつく。 しかし、ここまで人間くさく腹立つ登場人物ばっか書けるのも、ある意味凄い。 キャサリンの亡霊を追いかけて、 弱って死んでくヒースクリフの最期は壮絶。 執念に似た愛と憎しみの小説ですねー。
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ヨークシャーの荒野にも似たヒースクリフの心。復讐に生きるとはなんて虚しいことでしょうか。しかし、そのような心は誰の中にでもあるものかもしれません。
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一昨年の冬くらいに読んだのだろうか。 読みたかったのに大学周辺で中々 新潮文庫版が見つからず、方々 探し回った記憶があります。 1900年代が舞台の激しい恋愛小説。 なんというか、「愛と憎しみは表裏一体」 という言葉の意味がよくわかる作品です。 『風と共に去りぬ』だったり、 ド...
一昨年の冬くらいに読んだのだろうか。 読みたかったのに大学周辺で中々 新潮文庫版が見つからず、方々 探し回った記憶があります。 1900年代が舞台の激しい恋愛小説。 なんというか、「愛と憎しみは表裏一体」 という言葉の意味がよくわかる作品です。 『風と共に去りぬ』だったり、 ドラマの『白夜行』に近いなにかを感じました。
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ヒースとキャサリンの関係がとても深く ほどけないくらいに絡みつく。 こんなにどろどろで激しい恋愛小説はまだ他に読んだことない。 結構、はまりました。
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