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嵐が丘 の商品レビュー

3.9

194件のお客様レビュー

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2009/10/04

寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる〈嵐が丘〉の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話。絶望に打ちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻って...

寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる〈嵐が丘〉の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話。絶望に打ちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻ってきた……。一世紀半にわたって世界の女性を虜にした恋愛小説の“新世紀決定版”。

Posted byブクログ

2009/10/04

壮絶な愛の物語。 イギリスの陰鬱な風景が物語と絶妙に絡み合って、 どんな映像よりもすさまじい描写になってます。 読んでてハラハラするラブロマンス。

Posted byブクログ

2009/10/04

ここには鴻巣 友季子訳の表紙を載せたが、実際は大和資雄氏訳による角川文庫を読んだ。だいぶ前に古本屋でなんとなく手にとって買い、数ページ読んだものの、あまりの難解な訳文にうんざりして読むのを中断してしまった本だったが、読みかけというのは何とも気持ち悪く、勇気をふりしぼって?再び読み...

ここには鴻巣 友季子訳の表紙を載せたが、実際は大和資雄氏訳による角川文庫を読んだ。だいぶ前に古本屋でなんとなく手にとって買い、数ページ読んだものの、あまりの難解な訳文にうんざりして読むのを中断してしまった本だったが、読みかけというのは何とも気持ち悪く、勇気をふりしぼって?再び読み出した。そしてやっと昨日読み終わった。 タイトルどおり、非常に激しい愛憎物語だった。ヒースクリフが幼いころに受けた虐待の復讐に燃えるのは、まあ理解できるとしても、キャサリンの行動や性格はまったく理解できなかった。ヒースクリフを裏切って、裕福なリントンと結婚しておきながら、ヒースクリフに惹かれている義妹への嫉妬のためか、彼女にヒースクリフの前で恥をかかせる行為はどうにも共感できない。彼を裏切った自分に対する怒りの裏返しなのだろうか。語り部のネリーと聞き手のロックウッド、エドガー・リントン、そしてヘアトン以外は、ほとんどの登場人物が常にヒステリー状態で、身勝手にふるまい続け、ついには自分自身を追い詰めていく。読んでいて息がつまりそうだった。頭の中には、絶えず暴風がふきすさぶ丘陵地と、外見こそ大豪邸だが、気の利いた使用人もいないため、十分な手入れもされず、すさみきった古い暗い屋敷の光景が浮かんでいた。 しかし、最終章に入ると、その光景に、燦々と陽光がふりそそぐかのような展開となる。そのおかげで、物語全体をおおっていた陰惨なまでの重苦しい印象が後を引くことなく、意外と読後感は悪くないのだ。 作者のエミリ・ブロンテがここまで計算して物語を織り上げたのだとしたら、彼女は天才だ。残念ながら30歳そこそこで他界している。もっと長く生きたならば、どんな物語を描いたことだろう。おりしも今、NHKラジオ第2放送「文学の世界」ではエミリ・ブロンテを含むブロンテ一家を特集している。テキストには物語の舞台となったハースの荒涼たる風景の写真が載っており、作品世界をイメージするにはうってつけだ。放送は6月までの予定だ。全放送を聴き終わったとき、再びこの本を開いてみたら、今度はどんな感想を持つだろうか。

Posted byブクログ

2009/10/04

誰もが知っているであろう「嵐が丘」。案外手に取ったことのある人は少ないと思います。ですがこれはぜひ読んでほしい一冊。しかしこの人の訳はなんとも納得のいかないところが多いです。

Posted byブクログ

2009/10/04

2008/01/16読書開始。 これって…名作なのか…? 最高の恋愛小説らしいのだが、誰と誰が、恋愛してる主人公なんだ? キャサリンとヒースクリフなんだろうが、二人とも性格が…。 とりあえず、最後まで読んでみる。 2008/01/19読了。 びっくりするくらい、好みと合わない本だ...

2008/01/16読書開始。 これって…名作なのか…? 最高の恋愛小説らしいのだが、誰と誰が、恋愛してる主人公なんだ? キャサリンとヒースクリフなんだろうが、二人とも性格が…。 とりあえず、最後まで読んでみる。 2008/01/19読了。 びっくりするくらい、好みと合わない本だったな。ヒースクリフとキャサリンの恋愛に共感できたら、素敵に読めるのだろうが、二人とも、どうしても好きになれない性格なんだよな。 ヒースクリフの死に際は、感動できるところなんだろうが、自業自得だと思ってしまう。う〜ん、もうたんに好みの違いとしかいえん。さらに、和訳が多分意識して、猥雑で乱暴な言葉しか使ってないのも痛かった。高尚で丁寧な言葉の言い争いだったら、もう少し、興趣がある!と思って読めたのだろうが、ひたすら乱暴で二言目には「くたばっちまえ!」という和訳だと、聞くに堪えないというか、読むに堪えない。もうちょい前の、格調高い和訳だったらよかったかも…。ストイックな性格が好きな私が、自分と相手以外みんな不幸にする!みたいな恋愛を読んだのが間違いだった。 しかし、このエミリーブロンデのジェンダーはどうなっているのか。女性なのに、こんなに出産という行為が適当に描かれているのはみたことがない。身体性は欠如してるし、女性性というか、男からの女への視線ということを、一回も考えたことない人なんだなと、思った。 解説を読むと、そこがいいということらしいが…。う〜ん。やはり好みの違い。

Posted byブクログ

2009/10/04

名作。文学の世界では多分かなり有名というので読んでみました。 難しかった…けどやっぱりそれだけのことはある。また挑戦したいな。

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2009/10/04

どろっどろの愛憎。これに比べたら、昼ドラなんざティッシュにもならん位薄っぺらいわ!と思わざるをえない。凄みのある作品です。殺伐とした自然の描写とヒースクリフが重なります。私の大好きな海外文学作品です。海外にもこんな世界があるんだ!と目から鱗が落ちると思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

激しい想いを描くこの小説に憧れ、 自分もこんなふうに恋い焦がれて生きてみたい なんておもってしまい そしたら本当にそんな事態を迎えてしまいました。 善くも悪くも、糧となった本です(笑

Posted byブクログ

2015/11/12

ジャンルは何といわれても答えられません。 これというテーマに絞ることはできないくらい 嵐が丘ではたくさんのことが起こります。 コミュニティを広くもてる今ではありえない話。 登場人物がみんな過激すぎてもはや笑えたし。 人間は多くの思い込みで関係を築いているんだと思った...

ジャンルは何といわれても答えられません。 これというテーマに絞ることはできないくらい 嵐が丘ではたくさんのことが起こります。 コミュニティを広くもてる今ではありえない話。 登場人物がみんな過激すぎてもはや笑えたし。 人間は多くの思い込みで関係を築いているんだと思った。 原作で読んでみたい一作。

Posted byブクログ

2009/10/04

昔読んだ時は う〜ん。。。。 まあ名作ですからね、これも。 また近々読んでみようかと思っています。

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