嵐が丘 の商品レビュー
イギリス小説の中では、一番気に入った。 シンデレラ・ストーリーが得意でないので、こういうちょっと歪んだ話に 惹かれるのか。Mr,ダーシーが好きな人には、おすすめできない(笑)
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ものすごい小説。わたしもヨークシャーの荒野で『ヒースクリフ~~~~!!!!』と叫びたい。荒野!嵐!幽霊!古典ってすごいな!世界三大悲劇っていうけど、これはこれでハッピーエンドじゃないのかねぇ。
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読了:2010/9/27 なにこれ? 翻訳文がちょっとひどすぎ… みんな口が悪すぎ。というか、語彙が下品で貧相。 ヒースクリフが「俺はバッチイのが好きなんだよ」と言ったり。 もうちょっとましな日本語使ってくれよ… もとの文章の、英語における印象もこんな感じなのか? 最初に...
読了:2010/9/27 なにこれ? 翻訳文がちょっとひどすぎ… みんな口が悪すぎ。というか、語彙が下品で貧相。 ヒースクリフが「俺はバッチイのが好きなんだよ」と言ったり。 もうちょっとましな日本語使ってくれよ… もとの文章の、英語における印象もこんな感じなのか? 最初に読んだのが岩波文庫の方で良かった…
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名作は今でも読み継がれるものなのだなぁ…。 2つの家や名前がときどきこんがらがったり、現代とは生活習慣が違ったりして読みづらい個所も多いし、ヒースクリフの手口に対しキャサリンやネリーの代わりにいらだって嫌気がさすことも多々あったが、やはり読み切ってみると面白かった。
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寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる『嵐が丘』の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話。絶望に打ちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻って...
寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる『嵐が丘』の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話。絶望に打ちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻って来た──。 はじめは、ヒースクリフは他人に対しては悪魔のように冷たくて、実子に対してさえも残酷な男としか映らず、ただのストーカーじゃないかとも思った。 実際にそういう男ではあっても、読み進めるにつれて、キャサリンがこの世を去ってからもずっとずっと、痛ましいまでに彼女を愛していたという事実に、少し胸が痛くなった。 使用人ネリーの語りで進められていくという物語進行も新鮮で、読んでいてとてもおもしろかった。 ただ、人物の名前が似たり寄ったりで個人的には少し複雑に感じたので、機会があれば再読したい。
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いや~…微妙… なかなか劇的な物語だとは思うけど、この人たちの生活がいまいち想像できないのでなんとも言えない。だって一生を2つの家族の間でだけ過ごして終わったりするんだぜ 人生に登場した人物両手の指で足りちゃうよみたいな。そんなんでどうやって一日を過ごすんだろう…さぞ長いんだろ...
いや~…微妙… なかなか劇的な物語だとは思うけど、この人たちの生活がいまいち想像できないのでなんとも言えない。だって一生を2つの家族の間でだけ過ごして終わったりするんだぜ 人生に登場した人物両手の指で足りちゃうよみたいな。そんなんでどうやって一日を過ごすんだろう…さぞ長いんだろうなぁ。 そう考えると、家族の言葉ひとつで体調崩したり情緒不安定になったりするのもうなづけるかも。人生で出会ったうちの何分の一かを占める他人の言葉っていうのは、本人にしてみればきっとすごく重いに違いない。 それにしてもなぁ…そこまで逆上しなくても と突っ込みたくなるところ満載。
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不思議な内容の小説の1つだが、ついつい引き込まれ読んでしまった。確かにあの人間関係で何故ひとつ(実際にはひとつだけではないが)屋根の下に暮らしているのかは非常に謎だが…。立花隆は中学生時代(?)の作文で「嵐が丘」よりお姉さんの書いた「ジェーン・エアー」のほうが面白かったと書いてい...
不思議な内容の小説の1つだが、ついつい引き込まれ読んでしまった。確かにあの人間関係で何故ひとつ(実際にはひとつだけではないが)屋根の下に暮らしているのかは非常に謎だが…。立花隆は中学生時代(?)の作文で「嵐が丘」よりお姉さんの書いた「ジェーン・エアー」のほうが面白かったと書いていたが、私はこちらのほうが面白かった。ドストエフスキーもそうだが、心に影のある主人公の小説のほうが個人的に好みなのかな。
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家政婦は見たの元ネタ?ってくらい見すぎ語りすぎ。当時の家政婦のことが垣間見えて面白かったけど。 激しい恋愛ものでもあり(昼ドラ)、人間の滑稽さを描いたようでもあり、世代を超えた大河ドラマのようでもあり、得体の知れない拾い子が引き起こすホラーっぽさもあり。いろいろ詰め込まれてるし...
家政婦は見たの元ネタ?ってくらい見すぎ語りすぎ。当時の家政婦のことが垣間見えて面白かったけど。 激しい恋愛ものでもあり(昼ドラ)、人間の滑稽さを描いたようでもあり、世代を超えた大河ドラマのようでもあり、得体の知れない拾い子が引き起こすホラーっぽさもあり。いろいろ詰め込まれてるし、登場人物は荒んで激しすぎるし、読んでいてほとほと疲れた。 家事手伝いをしながら家にずっといて、身の内に溜め込んだものを吐き出していたんだろうか?それとも溌剌とした女性だった?作者についても詮索したくなる。
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登場人物ほとんどが強くて身勝手な感情で充ち満ちているので読むのに疲れた…しかし構造が面白かった。妙な時代に狂い咲いたゴシック小説の血脈。
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あまりにも激しすぎて、、語り手以外全員激情すぎる。 (激情すぎて引いてしまうくらい…) 映像化に適した文章、特に望遠レンズを通して見ているような風景描写は素晴らしい。
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