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幸福について-人生論- の商品レビュー

3.8

67件のお客様レビュー

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2024/10/12

難しくて分からないことが多かったです。でも、面白く読めました。孤独な私には耳障りのいい言葉が多かった気がします。

Posted byブクログ

2024/01/12

大人になるにつれ、幸せについて考えることが増えて、でもそれがうまく言葉で定義できず、哲学者の力を借りようと思い読み始めました。自分の考えてる幸せと答え合わせもできてとても良かったです。重なる部分もあれば、そうかな?と思う部分もあり、読むのに少し時間がかかってしまいましたが個人的に...

大人になるにつれ、幸せについて考えることが増えて、でもそれがうまく言葉で定義できず、哲学者の力を借りようと思い読み始めました。自分の考えてる幸せと答え合わせもできてとても良かったです。重なる部分もあれば、そうかな?と思う部分もあり、読むのに少し時間がかかってしまいましたが個人的にはとても学びがあった本でした^^バイブルとして何度も読み返したい。

Posted byブクログ

2023/07/16

じぶんには何もない、退屈であるということが 不幸を生む だから自分がどんな人間で何者になろうとしてるのかをよく理解すること ギリシャ哲学者 アリストテレス 生命には動きがある いかなる生命も運動を本質とし、絶えず動きながらそんざいしている 人間が手持ち無沙汰になりなにもすること...

じぶんには何もない、退屈であるということが 不幸を生む だから自分がどんな人間で何者になろうとしてるのかをよく理解すること ギリシャ哲学者 アリストテレス 生命には動きがある いかなる生命も運動を本質とし、絶えず動きながらそんざいしている 人間が手持ち無沙汰になりなにもすることがなくなると 恐ろしいほどの退屈さに襲われる 幸福になるには 何かをする何かを成し遂げる何かを学ぶという活動が欠かせない 自分の持つ能力を活用してほしいとか、その能力で成し遂げたいと願っている その活用方法は自らの手で何かを作り上げることをするが良い

Posted byブクログ

2023/03/24

中年にもなり、会社生活定年も見える年になると、自分の生きざまを振り返り、哲学に教えを請いたくなるものだ。 ずいぶん前のWBS スミスの本棚で紹介されていて、その後すぐ購入した。その番組後、この本は注目され一気に注文が殺到したとも聞いた。ずいぶん温めて、読んだもんだ・・・ さすがは...

中年にもなり、会社生活定年も見える年になると、自分の生きざまを振り返り、哲学に教えを請いたくなるものだ。 ずいぶん前のWBS スミスの本棚で紹介されていて、その後すぐ購入した。その番組後、この本は注目され一気に注文が殺到したとも聞いた。ずいぶん温めて、読んだもんだ・・・ さすがは哲学者、どう生きるかを教えてくれる。 ・幸福になるというのはなるべく不幸にならないということ。大きな不幸がない人は幸福だという。 ・真の勝者は、名誉を争う諍いで攻撃されたら、無視する。 ・不合理なことに絶望するのは良くない。後々、問題は再検討を受け、論究の的となり大抵結局正しい判断が下される。 ・なるべく誰にも腹を立てぬが良い。人の性格は変わらないものだ。 とは言え、ショウペンハウエルさん、結構偏見じみた考えもしてるのよ・・・ ・見た目と虚栄に取り憑かれたフランス人 とか ・貴族男子が貧しい女性と一緒になると、金、持ち物を持って行かれるだけだからやめた方が良い とか 老人になると、人生の積み重ねた学びや好色の衰えから、孤独に向き合えるようになる、とか・・・ 時代的には許されないようなコメントもしているけど、それもこれも含め、ちょっと偏屈哲学者が人生語った著として、また読み返したい。

Posted byブクログ

2022/09/03

難しいことを、厳しい言葉や面白おかしく書いてあって とても面白かった。 流し読みしてしまうところもあるし、グッと引き込まれてしまうところもあるし、 読むときどきで、自分にひっかっかりが変わってくるのかなとも思う。 時々また読み返したい。

Posted byブクログ

2022/07/19

これ、どっから読んでも幸福論の定義が分かり易く述べられていて、寝る前読んだら良い夢見れそうです。装丁も良いし(^^)

Posted byブクログ

2021/09/22

まだ若いからこの調子で人生がずーっと続くと勘違いしてしまう あっという間に年取って死ぬまで、後悔がないように生きねば

Posted byブクログ

2020/02/12

『読書について』に続いて読了。 これは巷に溢れた自己啓発本とは一線を画する。少しでも曲解すれば無為に孤独な人生を送ることにもなり得る、ある意味危険な本かも知れない...。 僕なりの解釈で超簡単にまとめると、「バカは群れをなすことで人生の退屈を紛らわせる一方で、教養人は精神的享楽...

『読書について』に続いて読了。 これは巷に溢れた自己啓発本とは一線を画する。少しでも曲解すれば無為に孤独な人生を送ることにもなり得る、ある意味危険な本かも知れない...。 僕なりの解釈で超簡単にまとめると、「バカは群れをなすことで人生の退屈を紛らわせる一方で、教養人は精神的享楽を享受することで孤独を愛し、より幸福な人生を送ることができる。」 教養人は有象無象の群れに交わるよりも、精神的享楽を享受する自分と最大限向き合うことのできる孤独な環境に意義を見いだす。言わば、教養人はバカよりも幸福を見い出せる環境を多く持っている。 身の回りや世間、そして自分を見つめ直すとこの主張には残念ながら納得させられる。「孤独」がネガティブな意味を持つ社会である続ける限りこれは真理だろう。 教養を身に付けることの大切さを新たな視点から教えてくれた一冊。 【メモ】 精神的に非凡な個性を絶えず楽しむ人は一般人の求める享楽の大部分は無い ソクラテスは奢侈に興味なし 財を得る努力はするのに教養を得ようとはしない 下等な人間は社交的 賢者は外部を必要とせずとも充足 低級な頭脳の持ち主が退屈 知能があると時間を活用 →暇を過ごすための動機(奢侈)を無理やりつくる 再生力の享楽(飲食 睡眠 休息)・刺激感性の享楽(遊歴 乗馬)・精神的享楽(考察 音楽 学習 読書 瞑想 哲学) 精神的享楽は人間特有なもので溌剌として有意義 →知的な生活が目的になり身辺は手段 逆に精神を求めず、虚栄を求めて幸福なる者はそれでok 貧しい出は出世する 金を持っても精神的享楽がなければ退屈 誇りは内的に自己完結、虚栄心は他者評価から自己是認 知的無能に道徳的邪悪が加わる アリストテレス「賢者は快楽を求めず、苦痛なきを求める」消極的享楽より苦痛を積極的になくす方が幸福 時が経てば経験で幸福と享楽が遠目に見えても近づけば消える蜃気楼だとわかり、苦痛と苦悩が現実性を持つこ 喜びの象徴は本質ではない 偶然性が喜び(街中?) 肉眼には対象を小さく、心眼には大きく見せる 苦痛を伴わず我慢できる程度の現在は享楽すべし 未来を憂いて現在を蔑ろにするのは愚劣 人間が社交的になるのは孤独に耐えられず、孤独の自分に耐えられないから キケロ「自分自身に依拠し、自己のうちに一切合財である人は完全に幸福」 1人でいる時間が自分のあり方を自由に過ごせる 妬みは人間自然の情で敵 セネカ→ 自分以上の幸福を見て苦しむものは決して幸せになれない 自分にないものでなく、自分にあるものを見つめろ 人間は能力を使用されることを求めてやまない→最大の満足は何かを作ること! 幸福の目標が映像(生活 環境 住宅…)は辿り着いても消える→抽象的概念、教養のみは信頼できる 健康が1番幸せ→筋肉は緊張させ神経は緊張させるな 月並みと話す時は自ら低くして人と交わる 人間は主観的で人の言うことを聞けばすぐ自分のことを考え、自分の個人的なことと関係あればさらに気をとられ話の客観的なテーマを把握する力の余裕がない 条件が全て同じでないため他人の模倣はせず独創であれ 他人を矯正することは困難 抑揚をつけて話すことは感情に向かうこと→教授は違う 時の作用と物事の変わりやすさを耐えず念頭に→幸福にあっては不幸を、晴天にあっては荒天を…

Posted byブクログ

2019/08/22

「幸福論という言葉そのものがバナナの叩き売り式の美辞麗句にすぎないのであってみれば、論述の価値も条件つきの価値以上のものであろうはずもない」 バナナの叩き売りがドイツにもあるのかどうかは知らないけれど、訳をそのまま読む限り、ショーペンハウアーは緒言にしっかりこう書いている。すな...

「幸福論という言葉そのものがバナナの叩き売り式の美辞麗句にすぎないのであってみれば、論述の価値も条件つきの価値以上のものであろうはずもない」 バナナの叩き売りがドイツにもあるのかどうかは知らないけれど、訳をそのまま読む限り、ショーペンハウアーは緒言にしっかりこう書いている。すなわちこれはそういう本だ。『意志と表象としての世界』で、意志を否定し、無を受け入れることの出来なかった人のための(ほとんどの人間がそうであろうと思う)随筆集。そのため『意志と表象としての世界』のような哲学書に比して、ずっと肩の力を抜いて書かれていて大変読みやすい。哲学書ではないけれども、ショーペンハウアーの楽観的厭世観は遺憾なく発揮されていて、ところどころで勇気をもらえる。何かをものにしたいと願っている人間にとっては(そしてときどきそれに倦んでしまう人間にとっては)すばらしい救いになることうけあいだ。

Posted byブクログ

2019/08/15

”寝る前にベットで少しずつ読んでいます。 <読書メモ> <きっかけ>  書店で他の雑誌を買ったとき、レジ前に平積みしてあったので、ついで買い。”

Posted byブクログ