ロミオとジュリエット の商品レビュー
初めて読んだ。あらすじは知っていたから、感動なし。思ってたよりロミオが浅はか。 言葉遊び、下ネタ、洒落が存分に盛り込まれている。それを訳注で確認していく作業の虚しさよ。原文を読める能力がほしい。
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悲しいお話。悲劇中の悲劇。純粋無垢なロミオとジュリエット。でもでも、冷静に読むとロミオってすごく浮ついた心持ちのような。ピュアな色魔とでも言おうか。ただ、ジュリエットへの心は本物で、なんだか美しかった。え、三大悲劇に入ってないの。
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好きな歌の中にロミオとジュリエットが出てきて興味を持って、有名やし読んどこうと思って。 ベタすぎてベタすぎた(笑) これが完成度の高い作品として扱われた時代ってどんなだw でも現実的な物語の中に48時間後に蘇る薬とか突飛なアイテムが出てくるのは発想力豊かというかユーモアを感じた...
好きな歌の中にロミオとジュリエットが出てきて興味を持って、有名やし読んどこうと思って。 ベタすぎてベタすぎた(笑) これが完成度の高い作品として扱われた時代ってどんなだw でも現実的な物語の中に48時間後に蘇る薬とか突飛なアイテムが出てくるのは発想力豊かというかユーモアを感じた。
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ロミオってどうなの!? あんだけ他の女性に心底惚れて、振り向いてもらえない自分ってなんてかわいそうなんだ!とかわいそうな自分に酔って女々しすぎると思ったら、ひょいと行った社交界で出会ったジュリエットにあっという間に乗り換えちゃったってどういうこと!? …と、思われても仕方ないよう...
ロミオってどうなの!? あんだけ他の女性に心底惚れて、振り向いてもらえない自分ってなんてかわいそうなんだ!とかわいそうな自分に酔って女々しすぎると思ったら、ひょいと行った社交界で出会ったジュリエットにあっという間に乗り換えちゃったってどういうこと!? …と、思われても仕方ないような。悲劇といえば悲劇なんだけれど、きっと結婚生活が続けば二人すれ違ってきたのじゃないかって心配になってしまうので全力で愛を貫き通せたのはいいのではないのかとか思いました。 有名すぎるお話なので、大まかな筋は知っていたけれど、“悲劇な恋愛”というイメージしかなかったけれど、時代背景を知ったり、社会的な問題などもあったり、ただの悲劇っていうわけでもなかったんですね、
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なんとなくストーリーは知ってるけど、読んだことはなかった小説。 悲劇の純恋愛ものだと思っていたけど、あれ、これ喜劇っぽくないか…? 出会って数日の熱が冷めないうちに、ああいう結果で終わって幸せだったのかも。
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今年28冊目。そして今月7冊目。劇を読んだのは初めて。やっぱり読むのと観るのとではだいぶ違うなーと思った。劇を観たわけではないのだが、やっぱり読むために特化されていない感じがしたので、若干読みづらかった。訳者が創意工夫を凝らしているのもわかるし、もともと16世紀の文章なのでわかり...
今年28冊目。そして今月7冊目。劇を読んだのは初めて。やっぱり読むのと観るのとではだいぶ違うなーと思った。劇を観たわけではないのだが、やっぱり読むために特化されていない感じがしたので、若干読みづらかった。訳者が創意工夫を凝らしているのもわかるし、もともと16世紀の文章なのでわかりにくいとは思うけど、訳がところどころわかりづらい。登場人物の言葉遣いとかにも違和感を覚えた。それが良い悪いにかかわらず、読みづらかったことは否めない。
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悲恋の王道。出会ってから4日間で悲恋へと…。外国文学は女主人公の性格についていけなかったりする。言葉遊びや下ネタ、洒落のかけあいが多く、英単語として理解しないと意味不明。最後の解説でシェイクスピアが原案から作ったものでないことを知って驚いた。
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ロミオとジュリエットもお話は有名すぎるほど有名ですが、物語の内容をきちんとした形で知るのは初めてでした。 読んでて驚いたのが、ロミオの性格と、ロミオとジュリエットが故意に落ちるきっかけ。ところどころ下ネタがあるのもまた……。 解説もあり。
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NHKテレビ3か月トピック英会話 2010 11―聴く読むわかる!英文学の名作名場面 で紹介しています。 DVDやテレビでは見た事がありましたが, 小説としては読んだ事がありませんでした。 テレビで英語の名場面の文章を知ると, すばらしい作品であることがわかりました。 日本語の質はよくわかりませんが, 原文で読む為の手がかりが得られると思います。 ロミオとジュリエットが,他の英文学と比べても,すごく質が高いということが分かりました。
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花のヴェローナにていがみ合ふ名家同士、モンタギューとキャピュレット。この犬猿の仲である両家の娘と息子が、あらうことか恋に落ちたのであります。ああ、何といふ運命のいたづら。 キャピュレットの娘ジュリエットは一人バルコニーにて、「おおロミオ、ロミオ、どうして貴方はロミオなの?」といふ...
花のヴェローナにていがみ合ふ名家同士、モンタギューとキャピュレット。この犬猿の仲である両家の娘と息子が、あらうことか恋に落ちたのであります。ああ、何といふ運命のいたづら。 キャピュレットの娘ジュリエットは一人バルコニーにて、「おおロミオ、ロミオ、どうして貴方はロミオなの?」といふ有名なセリフを吐きます(本書の中野好夫訳では、更に大時代な言ひまはし)。 このセリフだけ見て「何だ、この娘は馬鹿なのか?」とつぶやきたくなるかも知れませんが、要するに「なぜ貴方はよりによつて、敵対するモンタギュー家のロミオなのか」といふことですね。冷静に粗筋だけ見ると「有り得んよ」などと言ひたくなるところですが、読み進むうちに物語にのめり込み、涙するのであります。恋愛悲劇の古典として、今後も末永く読み継がれると思はれます。 ところで新潮文庫の沙翁作品は、ほぼ福田恆存氏の翻訳で統一されてゐますが、この『ロミオとジュリエット』のみ中野好夫氏の翻訳。「注」などで、いかに自分は苦労して訳したかを自慢してゐます。苦労したけど、どうです、名訳だらう、さう言つてくれよと行間から読み取れます。 楽屋裏を披露しなければ理解できぬ邦訳はちと辛いのであります。地口や駄洒落の翻訳はまことに難しい。俗語卑語も、原文に使用されてゐるなら当然訳語もそれに相当するものを駆使するのは当然でございます。しかしその時の流行語を使つてしまふと、歴史的審判に耐へられないでせう。「アチャラでは」とか。福田氏の翻訳に差替ることは出来ないものでせうか。 ま、いいけど。 http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-274.html
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