ロミオとジュリエット の商品レビュー
「有名だけど詳しい内容がわからない」という事から読んでみました。 中途半端に知っていただけのセリフや場面も、読むことで理解し、納得できたのでスッキリしました。
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シェイクスピア四冊目読了。タイトル、大筋ともに誰でも知っているお話。シェイクスピアの多くの作品が原作をアレンジしたものらしいけど、この作品もその例に漏れない。話の骨子はギリシャ神話にまで遡るし、解説に依れば作者の時代に原型となる話は複数あったという。シェイクスピアの凄さはそれを演劇で映えるようにしたことだろう。意外だったのは有名なあのシーンが序段だったこと。まさに一目惚れが為さしめたことか、恋に理屈を求めるのは無粋ということだろう。 英語の地口など訳が不可能な個所があるとはいえ本書の大胆な日本語訳には賛否両論ありそう。できれば原書をよんでみたい
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王道が確立されてこそ古典となり得るのか、はたまた、古典から王道が生まれるのか。とにかく、目新しさや新鮮さを求めてはならないとは、思う。しかし人間の無力さや環境に翻弄されるしかない主人公達の遣る瀬無さ、悲哀は、21世紀に生きる私にも痛い程伝わってくる。いつの世も人間とは些細な存在に...
王道が確立されてこそ古典となり得るのか、はたまた、古典から王道が生まれるのか。とにかく、目新しさや新鮮さを求めてはならないとは、思う。しかし人間の無力さや環境に翻弄されるしかない主人公達の遣る瀬無さ、悲哀は、21世紀に生きる私にも痛い程伝わってくる。いつの世も人間とは些細な存在にしか過ぎず、彼らのような恋人達は星の数ほど居たのだろう。
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なんとなく聞いたことはあって、なんとなく知ってる。有名なセリフもあ るけれど、じゃあ読んだことある?って 聞かれたら、ない。有名すぎると知って ると思って忘れちゃう。そんなわけでよ うやく読みました。思ったよりもおもしろくて、わたしはこの訳のしかたはすきだなあと思いました。一番の...
なんとなく聞いたことはあって、なんとなく知ってる。有名なセリフもあ るけれど、じゃあ読んだことある?って 聞かれたら、ない。有名すぎると知って ると思って忘れちゃう。そんなわけでよ うやく読みました。思ったよりもおもしろくて、わたしはこの訳のしかたはすきだなあと思いました。一番の衝撃は、あなたはどうしてロミオなの?は独り言 だったのですね……笑
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愛はすべからく適度にするがよい、生命長い愛はみなそうだ。 悲恋だなあと思いますが、ロミオも簡単にロザラインから乗り換えてここまでのめり込むんだからなんだかなーとなってしまうね
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シェイクスピア全般に言える話だけど、日本語訳は読みづらくて仕方が無い。 そもそも本作が誕生したのが日本で言う江戸時代ごろ。日本語訳されて発行されたのが戦後まもなくだからしかたがないことだと思う。 本で読むだけだとなんで名作なのだろうか?ってのが素直な感想。 そもそも小説ってより、...
シェイクスピア全般に言える話だけど、日本語訳は読みづらくて仕方が無い。 そもそも本作が誕生したのが日本で言う江戸時代ごろ。日本語訳されて発行されたのが戦後まもなくだからしかたがないことだと思う。 本で読むだけだとなんで名作なのだろうか?ってのが素直な感想。 そもそも小説ってより、劇の台本そのまま。きっと演劇で見るからこそ価値があるのだと思う
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他のシェークスピア作品よりも、悲劇としてのインパクトにはやや欠けるようだ。モンタギューとキャピュレットの対立の構図が劇の基軸になっているのだが、その構造が強固過ぎるために、ドラマとしての緊張を生みだして行かないからである。また、主人公2人の悲劇を決定するのが両者の葛藤によるのではなく、手紙が届かなかったという偶然によったことも、劇の立体化を妨げている。もっとも、この劇はむしろ隠喩と諧謔と詩情に溢れたセリフをこそ味わうものであって、もともと劇的構造には力点が置かれていなかったのかも知れないのだが。
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シェイクスピアの中で ロミオとジュリエットが 一番好きな作品です 二人の運命は決して 結ぶことはなかったけれど だからこそ美しい 愛する者がいなければ 生きている理由や意味がない 命を捨ててまでも一緒に 行こうとするところ そのシーンが一番好きです
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シェイクスピアの悲劇を読んでいるといつも主人公含め多くの死者が出る気がします。結婚式をこっそり行い、すぐに追放を言い渡され、別れ別れになりながらも再び一緒になる為に危険な賭けに出る純粋な愛から出る行動力。羨ましいくらいの想いです。その結果色んな事が裏目に出て賽の目は悪い方向にしか...
シェイクスピアの悲劇を読んでいるといつも主人公含め多くの死者が出る気がします。結婚式をこっそり行い、すぐに追放を言い渡され、別れ別れになりながらも再び一緒になる為に危険な賭けに出る純粋な愛から出る行動力。羨ましいくらいの想いです。その結果色んな事が裏目に出て賽の目は悪い方向にしか二人には向いてくれず。確執は皮肉にも取り払われる事にはなったけれどもそこに二人の姿はない。これ以上の悲劇はそうそうないです。天国で生まれ変わらずに幸せであればいいですが…。
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ロミオとジュリエット。 話の内容は知っていたが、改めてきちんと読んでみようと思い、読んだ。 台本のように読んで見ると情景が出て来て舞台「ロミオとジュリエット」に参加してるような気がした。 是非、舞台を見たいと思った。 話の内容は以前から知っているものに変わりなく、若干読むのがめん...
ロミオとジュリエット。 話の内容は知っていたが、改めてきちんと読んでみようと思い、読んだ。 台本のように読んで見ると情景が出て来て舞台「ロミオとジュリエット」に参加してるような気がした。 是非、舞台を見たいと思った。 話の内容は以前から知っているものに変わりなく、若干読むのがめんどくさくなった時期はあったな。
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