ロミオとジュリエット の商品レビュー
誰もがお話を知っているつもりでも、改めて読んでみると『そうだったのか』と思うことがたくさんあります。若い二人がどういう経緯を辿ってあんな悲劇的な結末を迎えなければならなかったのか。 ちゃんと読んでみる価値はありだと思います。
Posted by
仇敵同士の家に生れたロミオとジュリエット。その運命的な出会いと、永遠の愛を誓いあったのも束の間に迎えた不幸な結末。恋愛悲劇。 (amazonより抜粋)
Posted by
ヨーロッパの昔ならではの恋のお話。 すごく悲しかった。 シェイクスピアの物語はみんな死んじゃうから、あんまり好きじゃないなあ。
Posted by
イタリアに旅行に行く前に読もうと思って買ったが、結局読まずに放置していた。去年の3月に舞台であるヴェローナにも行ったし、2階のベランダも見てきた。すごくひっそりとしたところにあった。 そこにはジュリエットの銅像が置かれていて、そのジュリエットの胸を触ると願いが叶うとかで観光客が寄...
イタリアに旅行に行く前に読もうと思って買ったが、結局読まずに放置していた。去年の3月に舞台であるヴェローナにも行ったし、2階のベランダも見てきた。すごくひっそりとしたところにあった。 そこにはジュリエットの銅像が置かれていて、そのジュリエットの胸を触ると願いが叶うとかで観光客が寄ってたかってさわっていた。おかげでそこだけピカピカ。それじゃあ感慨も薄れてしまう。 それでまぁ放ったらかしにしてたわけだけど、ふと読みたくなったので読んでみた、そりゃあもう、びっくりするくらいよかった。 表現豊かなセリフが素晴らしい。人に本を見せて同意を求めてしまうくらい。線を引いて何度も読みたくなるくらい。 原典が読みたい。日本語訳でも感動したのに、そのまま読めたらもっと感動できるんだろうなぁ。 物語は有名すぎるくらい有名だから割愛。物語の展開よりもセリフを楽しむものだと思って読む方が楽しい。表現の豊かさにはほんと脱帽。こんなセリフをさらりと言える人がいるなら無条件で尊敬してしまうだろうなぁ。 *恋とはね、いわば深いため息とともに立ち昇る煙 清められては、恋人の瞳に閃く火ともなれば、 見だされては、恋人の涙に溢れる大海ともなる。 *君のいわゆる白鳥を、まるで烏のようにして見せてやるから。 *敬虔な、信仰にも似た気持ちで仰いでいるこの僕の眼が、 かりにもそんな偽りを言うとすれば、涙は炎に変わってしまえ。 そして幾度か涙の河におぼれながら、まだ死に切れぬこの両の眼、 見え透いた異端者どもを、偽り者として焼き殺してくれ。 *よくお顔を拝見するといいわ、本でも読むみたいに。 そして美というペンが書き留めている喜びを、精々見つけだすことよ。 お顔の造作が、一つ一つどんなにかよく調和がとれ、 どんなにお互い助け合って、中身を引き立てているか。 そしてこの美しい書物の面にも現れてないところは、 眼という傍注にちゃんと出ているはずだからね。 まだ肝心の綴じこそできていないけれだ、この素晴らしい愛の書、 欲しいのはあと表紙だけ、それさえ添えばほんとうに美しい。 海も、魚が住んでいてこそいいのよ。目に見える美しさは、 目に見えぬ美しさを、内に隠していることが大きな誇りだし、 黄金の留め金の間に、黄金の物語を秘めているような書物、 そうした書物であってはじめて、世間の賞美を受けるものなのよ。
Posted by
シェイクスピア、なんでこんなに哀しいんだろう。 「ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」でお馴染みであるが、実際に内容をよく知らなかったが、悲哀に満ちた物語である。 思うたのが、原作で読んでみてぇということ。 文中には数多くの韻がふまれているが(日本語でもわかるように表記され...
シェイクスピア、なんでこんなに哀しいんだろう。 「ロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」でお馴染みであるが、実際に内容をよく知らなかったが、悲哀に満ちた物語である。 思うたのが、原作で読んでみてぇということ。 文中には数多くの韻がふまれているが(日本語でもわかるように表記されている)、それが秀逸すぎる。日本語でもその美しい文章を読むだけで感情が豊かになるものだから、原作はもっとそそられるものがあるのだろう。 結局は親の因果が子に応報した形となったが、ロミオとジュリエットには幸せになってもらいたかった。ロミオの愛と怒りの激情、ジュリエットの純粋な想い、文中からにじみ出る彼らの言葉がより一層、感情移入させ、最後にはかなり凹むのも予想されるが、読まなきゃ人生損な戯曲。
Posted by
戯曲にハマって読み始めている第一弾。 映画やミュージカルなどではわからないほんとのロミジュリ。 勝手にやってろ、と思ったのはわたしだけじゃないと信じたい
Posted by
表紙がきれいだった 舞台がイタリア!イタリア! お気に入りのシーンは、ヒバリとナイティンゲールの会話v
Posted by
あまりにも有名なこの作品。 展開は知っているけれど、ロミオやジュリエットが どんな風に話すのか、周りの人間がどんな人物像なのか、 知らないこともたくさんあって、 わかっていながら案外楽しめたと思う。 特に、ジュリエットの父が、彼女の結婚を勝手に決め、 彼女が断る場面が面白い。 ...
あまりにも有名なこの作品。 展開は知っているけれど、ロミオやジュリエットが どんな風に話すのか、周りの人間がどんな人物像なのか、 知らないこともたくさんあって、 わかっていながら案外楽しめたと思う。 特に、ジュリエットの父が、彼女の結婚を勝手に決め、 彼女が断る場面が面白い。 父の取り乱しようときたらない。 あそこまで子供みたいに怒るとは、 まさしく子供の様。 母の冷たさもさることながら。。 結局は自分たちに悲劇が降りかかってくる。 ロミオとジュリエットは、彼らに反省を促すための 駒にすぎなかったのかもしれません。 また別のシェイクスピア作品を読んでみたいと思った。
Posted by
怨憎会苦、愛別離苦に翻弄される人間の滑稽な様を描いた喜劇。悲劇ではなく喜劇として捉えた方がこの物語の本質に迫れる。
Posted by
あなたは知っているか こいつらが中学生と大学生くらいの年齢だということを あなたは知っているか こいつらが出会ってから死ぬまで3日くらいだということを ね。読みたくなったでしょ? ならない? 本読むの面倒? だったら「恋に落ちたシェイクスピア」を見るんだ だいたいあっ...
あなたは知っているか こいつらが中学生と大学生くらいの年齢だということを あなたは知っているか こいつらが出会ってから死ぬまで3日くらいだということを ね。読みたくなったでしょ? ならない? 本読むの面倒? だったら「恋に落ちたシェイクスピア」を見るんだ だいたいあってるから
Posted by