りかさん の商品レビュー

梨木香歩(著者)

2009/10/04

「からくりからくさ」とこの作品。どちらも読むのがおすすめ。

私も子どものころから大切にしているお人形がいます。読み終えた後、愛しさが増した気がします。

2009/11/15

人形を通して見る人間の心、ちょっと神秘的だけれど懐かしい感じの物語。
　人間は誰にも言えないけれど分かってほしい、伝えたい心を人形に託すものなのかもしれないな、と。

2009/10/04

市松人形「りかさん」が家に来てからの話。これを読んでからくりからくさの内容がよりわかったので合わせて読みたい。051102

2009/10/04

りかさん
読みました。

また梨木香歩さん
の作品です。

リカちゃん人形が欲しくて
おばあちゃんに頼んだようこ。
おばあちゃんから
送られてきたのは
黒髪の市松人形で
名前がりか。

その紹介文に惹かれて
買っちゃいました。
内容は紹介文のような
面白い内容じゃなく、
梨木さんならではの
暖かいお話でした。

人形って可愛いとか
のイメージもあるけど
怖いイメージもありますよね？
この話を読むと
怖さがなくなります。

作者さんは
人形に詳しくて
人形が好きなんだなと
思いました。
いろんな種類がありすぎて
わからない事もあったorz

そんな感じです。

2009/10/04

「からくり　からくさ」の妹版という本なのですが、これ「からくり　からくさ」を読まなくても楽しめます。これを読んでから「からくり　からくさ」を読むと人形のりかさんと、主人公がどういった関係だったのか良くわかった上で読めると想うし、でも私みたいに「からくり　からくさ」の後に読んだら、「ああ、こういうことだったのね」とか、終わりを知っているからこそ楽しめる部分ってのもあって、どちらから読んでもそれぞれの面白みがある本だと思います。

2009/10/04

リカちゃん人形が欲しかったのに
おばあさんから贈られてきたのは
市松人形の『りかさん』だった。
主人公ようこちゃんとりかさん、おばあさんとの不思議な物語。
ゆっくりとした時間が流れていくよう。

2010/01/10

持ち主とコミュニケートできる不思議な日本人形「りかさん」と、祖母からそれを託されたようこのお話。2部構成で、前半は「りかさん」の2話、そして後半は主人公ようこの話である「からくりからくさ」の後日談になっています。ようこのこころの機微も、ようことりかさん、そしておばあちゃんとの交流も、すべてが丁寧に描かれていて、読んでいてとても優しい気持に慣れます。冒頭、「おままごと」のようにりかさんの世話をするようこの描写などは、子どもの遊戯療法を髣髴とさせるようですらありました（著者は心理療法にも理解のあるようなので尚のことそう感じるのかも知れませんが）。次作「からくりからくさ」ともしっかりつながっていて、全編を通じて著者独特のあたたかい眼差しが伝わってくるような、そんな感じでした。個人的には偕成社版の装丁と挿絵がお気に入りだったのですが。

2009/10/04

人形が語る物語に触れ、ようこちゃんが成長するお話。いささか教訓めいていて辟易したが、作者が得意とする、すぐそばにある不思議な日常、の雰囲気は良い。

2016/04/08

2007/11/4図書館
りかさんがとってもいい。
ようこちゃんも。
おまけの話に納得。
からくりからくさも読むぞ！！

2016年3月再読。

2009/10/04

ようこちゃんは、こうして容子さんになったんだ、とわかるような内容でした。マーガレットのつながりも納得。これを読んで、からくりからくさのラストも納得。