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りかさん の商品レビュー

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330件のお客様レビュー

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2009/10/04

人形の使命は人間の強すぎる思いをとことん整理してあげること。いいお人形は感情の濁りの部分だけを吸い取ってくれる。 子供の頃、人形遊びをしたことのないわたしが人形を作っているのは強すぎる思いを整理するためなのだろうかと考えさせられた1冊。

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2009/10/04

まさに「物語」という感じです。お人形さんにまつわる不思議な話…人形を大事に扱ってこなかった自分が悔やまれます!!

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2009/10/04

嫌いではないのですが、人形の話と言うこともあって恐いです!電車で読んで、夜の帰り道がめちゃくちゃこわかったです。

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2009/10/04

おばあちゃんから頂いたお人形が突然おしゃべりをはじめたらびっくりですよね。主人公のようこちゃんのお人形、りかさん(本当はりかちゃんがほしかったから)は市松人形で、古風だけど不思議な力を持っています。そして、悲しい記憶、楽しい記憶を沢山持ったおにんぎょうと、ようこちゃんの物語がはじ...

おばあちゃんから頂いたお人形が突然おしゃべりをはじめたらびっくりですよね。主人公のようこちゃんのお人形、りかさん(本当はりかちゃんがほしかったから)は市松人形で、古風だけど不思議な力を持っています。そして、悲しい記憶、楽しい記憶を沢山持ったおにんぎょうと、ようこちゃんの物語がはじまります。 「からくりからくさ」につながる、子供も大人も楽しめる小説。大好きです。

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2009/10/04

「からくりからくさ」の物語が紡がれる前の話。といっても独立したものとして両方読めます。 りかちゃん人形が欲しいとねだった主人公の少女の元に届いたのは、市松人形の「りかさん」。けれど、りかさんは特別な人形だった。 つくづく梨木さんという作家はおばあちゃんを書かせたら天下一品だと思い...

「からくりからくさ」の物語が紡がれる前の話。といっても独立したものとして両方読めます。 りかちゃん人形が欲しいとねだった主人公の少女の元に届いたのは、市松人形の「りかさん」。けれど、りかさんは特別な人形だった。 つくづく梨木さんという作家はおばあちゃんを書かせたら天下一品だと思います。全てを慈しみ育て慈愛に満ちたまなざしを送るおばあちゃんとりかさん。そしてそれを受け継いでいる主人公の少女。日常の仕事をきらきらとしたものにみせてくれるすてきな作品です。

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2009/10/04

「からくりからくさ」の姉妹本。 3部作だということが、これを読んで発覚!「りかさん」→「からくりからくさ」→「ミケルの庭」(りかさんに収録)の3本の小説がリンクされてる。 「りかさん」は正直、あんまりおもしろくない。だって、人形の話ばっかりなんだもん。 で、「ミケルの庭」は、「か...

「からくりからくさ」の姉妹本。 3部作だということが、これを読んで発覚!「りかさん」→「からくりからくさ」→「ミケルの庭」(りかさんに収録)の3本の小説がリンクされてる。 「りかさん」は正直、あんまりおもしろくない。だって、人形の話ばっかりなんだもん。 で、「ミケルの庭」は、「からくりからくさ」の続編だけあって、「からくりからくさ」で出てきた、”血””人間の2面性”も引き継がれてておもしろかった。 ミケルは子供だけど、しっかり民族性や血筋を受け継いでいるんだなーって。 「ミケルの庭」に★4つ!

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2009/10/04

ここにでてくる人形たちは純粋な心をもっているのに、その所有者である人間の方がとても残酷だと感じさせられた。

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2009/10/04

文庫版。からくりからくさの続きにあたる短編が入っています。私は木目込み人形という日本人形を作ったりしてたのでうちに妹たちが作ったのも含めたくさんいます。この本を読んでから、その人形たちへの接し方が変わったよ。あのこたちは何を思っているのかなあ。

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2009/10/04

リカはリカでもリカちゃん人形ではないです。だからりかさん。 私も人形を持ってるんですが、読むたびにドキッとします・・ もう何年も見ていないあの人形たちをみるのが申し訳なくてすこし怖いのかも・・。 ・・あ、怖い話じゃないんですが(笑)

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2011/07/18

梨木香歩のりかさんを読みました。この小説はからくりからくさの続編で、主人公の容子さんが小さい頃おばあさんから人形の「りかさん」を譲り受けるお話です。私の母や祖母の時代以前は人形や仏壇などに魂が宿るという考え方はごく一般的だったようです。私もそのようなことを信じているわけではありま...

梨木香歩のりかさんを読みました。この小説はからくりからくさの続編で、主人公の容子さんが小さい頃おばあさんから人形の「りかさん」を譲り受けるお話です。私の母や祖母の時代以前は人形や仏壇などに魂が宿るという考え方はごく一般的だったようです。私もそのようなことを信じているわけではありませんが、そのような感じ方への違和感はありません。妙に懐かしいような気持ちにさせる小説です。

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