孤剣 の商品レビュー
全体に漂う何ともいえない暗さの中に、主要人物のほっとするような会話がある。明と暗がはっきりしていて、藤沢ワールド爆発。
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20191214 久しぶりに読んで感動した前作の流れで又シリーズを読み続ける事にした。今回は大人のロマンスありで読んでいてドキドキした。前に読んでいるはずなのに結果が気になってしまい最後まで一気に読めた。
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無事に藩に戻れた主人公のお兄ちゃんが、再び脱藩という形で前藩主の暗殺の真相をつかむべく江戸へ戻されちゃうところから始まるシリーズ2巻め。 自分の生活費は自分で稼ぐように言われて、前と同じように用心棒稼業で暮らしていくんだけれど、江戸での仲間もできたし、故郷にいる奥さんとは異性の...
無事に藩に戻れた主人公のお兄ちゃんが、再び脱藩という形で前藩主の暗殺の真相をつかむべく江戸へ戻されちゃうところから始まるシリーズ2巻め。 自分の生活費は自分で稼ぐように言われて、前と同じように用心棒稼業で暮らしていくんだけれど、江戸での仲間もできたし、故郷にいる奥さんとは異性の別の心の相棒(もちろん美人!)もできて、シンプルに楽しめる1冊でした。 藩命を遂げて江戸を去る時に、心の相棒だったお姉さんにちゃんと行動をとれるところは、むしろ男らしいと思いました。 平成は草食系男子が流行り、末期には絶食系男子まで出てきたから、こういう男らしさって令和では絶滅するのなぁ…。
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前作と比べると、かなり平板な感じがするが、切れがよくスイスイいける文体はそのまま。 3年2か月のいわゆる一人旅を命じられる、大迷惑的サラリーマン像が笑える。 (3年も行ってない)
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内容紹介 お家の大事と密命を帯び、再び藩を出奔――用心棒稼業で身を養い、江戸の町を駆ける青江又八郎を次々襲う怪事件。シリーズ第二作。
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用心棒日月抄シリーズ第2弾。 面白い。 途中で止めるのが難しい。 しかし主人公は、すこし人を斬りすぎではなかろうか。
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- ネタバレ
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1984年(底本1980年)刊行。◇青江又八郎/用心棒日月抄シリーズ二弾。 宮仕えの止むなきこととはいえ、由亀嬢がかなり可哀相な展開だ。 前作終盤に登場した使い手大富静馬を敵手とし、御家騒動の決着をつける。とはいえ、用心棒稼業の中、金貸し徳兵衛とその妾の関係など、江戸の憂き世の裏面が抉り取られていく。その意味で佐知との交情が憂き世の凄涼剤となっているのは確か。 勿論、守って貰えそうなカッコよさと、守ってあげたくなるカッコ悪さが一体となった又八郎への佐知の恋慕もむべなるかなとは思うが…。 だが、やはり由亀嬢が可哀相だ。
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用心棒日月抄の連載が好評ゆえの続編なのか、前作が赤穂浪士絡みのダイナミックなシチュエーションから一転、地味な舞台となる。とはいえ、主人公青江又八郎の一徹さ、細谷源太夫の磊落さに米坂八内の誠実さを加え、ユニークさを交え爽快な連作となっている。しかし、個性ある3名はコンビになり易いの...
用心棒日月抄の連載が好評ゆえの続編なのか、前作が赤穂浪士絡みのダイナミックなシチュエーションから一転、地味な舞台となる。とはいえ、主人公青江又八郎の一徹さ、細谷源太夫の磊落さに米坂八内の誠実さを加え、ユニークさを交え爽快な連作となっている。しかし、個性ある3名はコンビになり易いのだろう。「三匹のおっさん」しかり、実生活でもありがちのように思える。2016.3.26
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シリーズもので登場人も個性があって覚えやすく、嫌いな歴史ものだったがスイスイと頭に入ってきた。 一本大きなレールがあり、そのレールを辿りながら様々な物語が生まれている。 非常に読み易く、後味の良い作品だった。
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