項羽と劉邦(上) の商品レビュー
司馬遼太郎による歴史…
司馬遼太郎による歴史小説。項羽と劉邦はまんがなどもでていうのでそれを読んでから本を読むと理解しやすい
文庫OFF
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現実世界にもあてはまる人間観のかたまりだった 個人的には自信が溢れいさぎよい項羽が好きだったが、自分が強い故にひとりよがりになり他者を信用できない項羽と、自分が弱いことを知っているからこそ他者の意見に耳を傾け、与えること惜しみない劉邦の対決は、とても考えさせられた
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項羽と劉邦をちゃんと読むのは人生で初めて。 部分的には古文の授業で読んだことがあるけど。 ドラマチックな感じではなく、とにかく淡々と歴史を追っていく感じ。
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筆名のとおり司馬遼太郎に一番影響を与えたのが司馬遷だろう。 司馬遼太郎の長編作品の中で史記を題材にした稀有な作品。 史上初めて中国全土を統一した秦の始皇帝。しかし死後、中国はまた騒乱の世に戻ることに。その中から頭角を現す項羽と劉邦。2人を中心に描かれる作品。 昭和59年の文庫...
筆名のとおり司馬遼太郎に一番影響を与えたのが司馬遷だろう。 司馬遼太郎の長編作品の中で史記を題材にした稀有な作品。 史上初めて中国全土を統一した秦の始皇帝。しかし死後、中国はまた騒乱の世に戻ることに。その中から頭角を現す項羽と劉邦。2人を中心に描かれる作品。 昭和59年の文庫、その頃父の本棚から手に取って読んだことがある。忘れていたが本棚の奥から出てきたのは平成16年版。この頃に買って読み返したらしい。 人生3度目の読み返し。いままで以上に名作な予感。、
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中国史関連の文学作品他関連書籍を読み始めた最初の書籍となった。追い詰められた項羽の最期は鮮烈というか、こんなことだったのかという感じです。
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個人的には読み進めるほど、章邯と司馬欣に魅力を感じて持っていかれました笑 現代日本人の私たちでは感覚が掴みづらい当時の風習や世界観を端的にわかり易く説明しながら、キャラクターにしっかり血が通っているのが感じ取れる物語の展開の仕方が凄かった。 司馬遼太郎先生の作品を初めて読み終えた...
個人的には読み進めるほど、章邯と司馬欣に魅力を感じて持っていかれました笑 現代日本人の私たちでは感覚が掴みづらい当時の風習や世界観を端的にわかり易く説明しながら、キャラクターにしっかり血が通っているのが感じ取れる物語の展開の仕方が凄かった。 司馬遼太郎先生の作品を初めて読み終えたけど、頭が混乱しない物語運びが、ただシンプルに凄いと思った。
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登場人物全員、キャラがいいんだよなあ。。。 劉邦のダメっぷりもいい(笑) ちっぽけな自我を捨てられたら、少しは器が大きくなれるかなあ~
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やはり中華の歴史は読み応えがある。 登場人物の魅力的なことといったらない。 その土地土地の民族性などの説明もあり、すごく分かりやすいし読みやすい。 上巻は劉邦はあまり活躍せず、主に項羽がどのような人柄かがよく分かった。
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兵士と共に戦う項羽、戦下手だけど人の話をよく聞き褒美をしっかり出し人が集まる劉邦。この対比が面白かった。
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