夜歩く の商品レビュー

横溝正史(著者)

2015/10/09

さすがの展開力でしたね！私も完全にミスリードさせられており、終盤までは、こんなに単純なミステリーなのかと思っていましたが、結末には、やはり単純ではなかったオチとなっておりました。完全に金田一耕助シリーズに、どっぷりとはまっております。次は、八つ墓村いきます！

2015/08/21

これをさいごに読んだのは、中学生の時でしたな。とまれ、おぞましさと衝撃は中学生の時に感じたそのままでした。(昔読んだ横溝作品をこの年でもう一度読むって、いいな。)

2015/07/12

ものすごい好き。屋代と仙石の関係性が好きすぎて色んな意味で読んでてつらい…！！！
正直金田一より屋代が好きすぎて困る。でも好き。

2014/09/19

トリックはクリスティのアレ。もうこの一言でネタバレという。金田一シリーズでこの手を使ってくるとは思わなかったので、彼が登場するまで何の違和感も感じず 読んでました。肩入れしたくなるような登場人物が誰もいない、実にどろどろした人間関係。いいねえ。金庫に厳重に保管された日本刀の鞘を抜いたらなぜか血みど ろ！ってところはワクワクした。しかしこの世界の岡山県は怖すぎる。

2014/09/03

物語の構造がとても面白い。しかし前半と後半の物語の展開速度がかなりアンバランス。金田一京助が登場してからの展開が速すぎるように感じる。

2014/08/21

金田一のジッチャンの方の事件簿。
連載当時としては、裏技的なトリックが使われているので、雑誌初公開時は、声を出して驚かれた人多数と思われる。

現在でも、結末を知らなければ大いに楽しめること間違い無しだが、純粋な推理小説かと言われれば、そこは賛否両論であろう。
トリック的に映像化が難しい作品でもある。

2014/07/31

歪んだ登場人物達の織りなすなんともドロドロとした関係がたまらない。物語の仕掛けと犯人には驚かされた。さすが巨匠！

2014/06/19

金田一不在で始まるこの一遍。回りの人間はシリーズにしてはちょっと裏もなくただイラッとくるキャラが多いし語り部は事態に不明で振り回されるだけだし…と思ったらそれすら！この！最後ですよ！
文字で描かない部分にもきちんと違和感を盛り込みしかも理由があるという描写力に膝をついて拝む勢い。

2014/02/28

まっとうなみすてりとしてはちょっとあれなところはあるのですが、個人的に横溝作品の中でも好きな部類に入ります。
タイトルもそうだし、人物関係や舞台などのおどろおどろしい感じもお誂え向きでなかなか引き込まれます。夢遊病っていうのがまた胡散臭いのだけどそれがよい。
登場人物にくるがいるというのもこの時ならではという

2013/11/10

金田一シリーズ。
血みどろな殺人劇。
首なし死体が発見される。
なぜ、殺すだけでは飽きたらず、首も切り落としたのか？
なぜ、胴体と首を別々の場所で発見されたのか？
なぜ八千代が姿を消したのか？
蜂谷の正体は？
真の夢遊病者は誰？
と色々と謎が多いのですが、予想外の展開にびっくり。

とにかく登場人物全員がとち狂ってる。
衝撃過ぎる。