ランナー の商品レビュー

あさのあつこ【著】

2010/04/24

2010/04/23

帯が絶賛だったのでどんなもんかと思って。
短いのが惜しい･･･これはどうせならもっとじっくり葛藤を読みたかったです。バッテリーの厚み知っていると尚更。碧季が普通に良い子なのですいすい進んじゃうのかな。興味は次々沸くのに、あれもう終わり？って感じが強い･･･。ひとつひとつのエピソードがあるからいくらでも続けられそうです。続くかな・・・
主人公の少年の大人にならざるを得ない環境にある脆さ、その中唯一つ走ることが彼の子供らしい欲求で、そのひたむきさとうまくいかない周りの環境なんかが、作者らしい、成長過程の定まりきらない心っていうか、マイナスの意味でなくもやもやして、こんな風に一生懸命になれることってあったかな、と思わせるお話でした。

2010/03/22

2010.03.22 (17) 不覚にもラストは涙が出たが、なんか器用に一丁上がり、というような感じで書き上げたような気がしていや。テクニックがあるのはわかるがあざとい話。

2010/03/17

２００７年１１月１８日読了。以下、過去の日記から抜粋。

「オビ」をみたら「バッテリー」を超えたとあるので、
そんなにたいそうなものかと思って読みました。
う～ん、そうかなぁ。
ちょっと私にはわかりませんでした。
ちょっと残念。

2010/03/09

いつものあさのあつこさんとは少し違ったお話。
まだ高校生の子供が親と自分の妹との間に入って2人を必死に守っている姿が印象的でした。これからこの子達はどうなっていくんだろう…。

2010/03/03

表紙の爽やかさと、帯の紹介分で選んだ一冊ですが、
今まで読んだことのある「あさのあつこ」さんの
作品のイメージと異なっていたことにちょっぴり衝撃を覚えました。笑

もっと、スポーツ主題の青春小説かと思っていましたが
思っていたよりも、テーマがしっかりしていた、と言うか…
内容が重たいことにびっくりした。

早く走るために、目の前にあるスランプをどう切り抜けるか、
…という陸上そのものの楽しさや厳しさが描かれているものではなく、
主人公の男の子が、「走ること」とどう向き合っていくか、
というような、心の葛藤や成長が描かれています。

主人公は高校生の男の子だけれど、
その他に出てくる登場人物の心情も色々なところに出ていて、
読めば読むほど複雑な心境が入り乱れて、結構読むのが大変です。
(でも止められない。)

割と重たい問題が出てくるものの、
最後は前向きになって読み終えられるのは良かったです。

2010/01/17

このﾎﾞﾘｭｰﾑで問題が解決するなんて、さすがです。
先々問題はたくさんあるでしょうけど、とりあえずはスタートラインに立ったということかな？

2010/01/03

この本はこの著者が好きということと、題名にひかれて読もうと思いました。思ったよりも陸上の話が出てこなくて、スポーツものというより家族の話でした。距離走者として将来を嘱望された高校一年生の加納碧李は、複雑な境遇の妹を案じて、陸上部を退部することを決意しました。走ることから逃げましたが、碧李は再びスタートラインを目指そうとします。個人的には続編も書いてほしいなと思います。

2009/11/29

長距離走者として将来を嘱望された高校一年生の加納碧李は、複雑な境遇の妹を案じ、陸上部を退部することを決意した。だがそれは、たった一度レースに負けただけで走ることが恐怖となってしまった自分への言い訳だった。走ることから、逃げた。逃げたままでは前に進めない。碧李は、再びスタートラインを目指そうとする―。

マラソン要素はあるもののスポーツ小説ではないと思う。あさのあつこのスポーツ小説はちょっと違う気がする。（悪い意味ではない）

2009/11/01

結構おもしろかったです（´∀｀）ﾉ

みんなは重い話とか、シリアスとか言ってるけども、そんなことないような・・。

すごい物語に惹きこまれますね!!

2009/10/27

＜内容＞距離走者として将来を嘱望された高校一年生の加納碧李は、複雑な境遇の妹を案じ、陸上部を退部することを決意した。だがそれは、たった一度レースに負けただけで走ることが恐怖となってしまった自分への言い訳だった。走ることから、逃げた。逃げたままでは前に進めない。碧李は、再びスタートラインを目指そうとする―。