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ランナー の商品レビュー

3.4

132件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    41

  3. 3つ

    53

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    3

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2009/10/07

陸上競技の話(つまり「一瞬の風になれ」みたいな)かと思っていたら全く違いました。 陸上なんだけどどちらかというと主人公の家庭の話、みたいな?妹を巡って母親と父親と・・・と先輩と友達と・・・みたいな話でした。妹、杏樹cの年齢的にミーと似ていたので嬉しかった☆ ちょっとほろりときた...

陸上競技の話(つまり「一瞬の風になれ」みたいな)かと思っていたら全く違いました。 陸上なんだけどどちらかというと主人公の家庭の話、みたいな?妹を巡って母親と父親と・・・と先輩と友達と・・・みたいな話でした。妹、杏樹cの年齢的にミーと似ていたので嬉しかった☆ ちょっとほろりときた話です。 すっきり!って感じの終わり方ではなかったけれど。 題名に惑わされていけないね。陸上部の子が読んだら「あれ?ちょっと読む本間違えたかな?」って思うだろうね。それくらい陸上に重石を置いていない。 題名の「ランナー」も確かに単語はたくさん出てくるけどこれは顧問の勝手なる思いであって、何となく陸上はオマケ的な扱いだった気がする。 それなりに掛け合わせてる感じはあったけどねぇ。 以上。長ったらしく結論のない感想でした。 でも面白かったよ。一気読み。

Posted byブクログ

2009/10/04

毎日の生活をのほほんと暮らしている私には、高校生活を思い出すぐらい熱い本に出会ったように思います。 「バッテリー」の時もそうでしたが、スポーツをテーマにしたものがお好きなのでしょうか?あさのあつこさんは。それとも、身を粉にして、汗を光らせながら競技に取り組んでいる姿が自分にはなか...

毎日の生活をのほほんと暮らしている私には、高校生活を思い出すぐらい熱い本に出会ったように思います。 「バッテリー」の時もそうでしたが、スポーツをテーマにしたものがお好きなのでしょうか?あさのあつこさんは。それとも、身を粉にして、汗を光らせながら競技に取り組んでいる姿が自分にはなかった「熱い」ものを呼び起こしてくれるのでしょうか? 今回、初めてあさのさんの作品を読みました。 あんなにもページをめくるたびに止まらなくなる作品は久しぶりでした。まるで、こちらの動悸が激しくなっているような(笑)感覚に陥りました。 書き方も一人の人をずっと追っかけるのではなく、主人公に関わった人間の心のうちを題名をつけて書くところも気に入りました。今までにない感じだったように思います。 色々な視点で物事を判断し、テーマから反れずに一気にラストにもっていくところも、タイトルにふさわしいと思います。 あと、一番実感したのは、学生をテーマに書いているからかどうかわかりませんが、文体が「学生みたいに若っ!」と感じるのは私だけ? TVをつける度に暗いニュースばかりが流れてしまう近況です。私が子ども時代に普通に口にしていた「将来の夢」も今は叶うことができないからと閉口してしまう子どもが多いそうです。 「叶うことができない」のではなく「叶うための努力ができない」のではないでしょうか? 誰だって、夢に描いたことを100%叶うことはできないかもしれません。しかし、努力はします。 その結果、こんな風に明るい文体で訴え続けていこうとするあさのさんのような本が誕生することを忘れてはいけないのではないかと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

「少年は妹と母親を守るために走ることをやめた」、ここから物語はスタートするが、様々な出来事を通して、本当は「自分自身の弱さに負けた」ことに主人公は気づかされる。青春小説にありがちな少年の成長記とも言えるが、決して多くはないページ数にたっぷり内容を詰め込んでいるので内容は濃い。ただ...

「少年は妹と母親を守るために走ることをやめた」、ここから物語はスタートするが、様々な出来事を通して、本当は「自分自身の弱さに負けた」ことに主人公は気づかされる。青春小説にありがちな少年の成長記とも言えるが、決して多くはないページ数にたっぷり内容を詰め込んでいるので内容は濃い。ただ如何せん230ページ弱なのでもう少し内容を絞っても良かったような気も。 あと、主人公他の名前が読みづらくていちいち思い返したりしていた。そのたびに集中が途切れてしまった気がするので、非常に個人的理由ながらその辺もマイナスポイント。

Posted byブクログ

2009/12/30

この人らしいといえば この人らしいんだけど あさのあつこの本は 1冊で完結できないような気がする できれば 続編を描いてほしい

Posted byブクログ

2009/10/31

バッテリーで有名なあさのあつこの陸上小説ということで読書。 ・あらすじ 長距離走者として高校生活を始めた碧李。 しかし彼は複雑な境遇の妹も身を案じ、陸上部を退部することを決意した。しかしそれは彼がレースでの敗北から逃げる言い訳だった。 純粋に走る事が好きな少年と、その背後にあ...

バッテリーで有名なあさのあつこの陸上小説ということで読書。 ・あらすじ 長距離走者として高校生活を始めた碧李。 しかし彼は複雑な境遇の妹も身を案じ、陸上部を退部することを決意した。しかしそれは彼がレースでの敗北から逃げる言い訳だった。 純粋に走る事が好きな少年と、その背後にある複雑な家庭環境。この板ばさみは少年には酷だろうなと思った。ただ、もっと走ることに注目した話だとよかったんだけど、基本的に家庭環境の話ばかりだったような気がして、物足りなかったかも。もっと走ることに突き詰めて描いて欲しかったなぁ。

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2009/10/07

購入者:清水(2007.6.28)返却(2007.8.14) 陸上部の主人公が複雑な境遇にある妹のために走ることをやめてしまった。しかし、主人公の普段からの行動によって周囲の人々が気にかけてくれる。そして結局は自分で決断し再び走り出すのだが、普段の行動で自分が困っている時に助けて...

購入者:清水(2007.6.28)返却(2007.8.14) 陸上部の主人公が複雑な境遇にある妹のために走ることをやめてしまった。しかし、主人公の普段からの行動によって周囲の人々が気にかけてくれる。そして結局は自分で決断し再び走り出すのだが、普段の行動で自分が困っている時に助けてもらう、また助けられるような人間関係を築けたらと思った。  読みやすく、次、次とページめくってしまいます。 貸出:山田(2008.4.2)返却:(2008.5.13) キャラクター設定や環境の設定が細かくされていないので、どの人物もどの環境もどのセリフも全部同じなので、頭の中でシーンがビジュアル化しにくい。女性小説家に多い、微妙な心の揺れや繊細な環境説明、行動などが書かれているところが特におもしろみを感じる部分であるのに、そいうったことはほとんど書かれず、設定もおおざっぱな様な気がした。 貸出:丸橋(2008.11.28)返却:(2008.12.3) 僕は結構好きです、この作品。爽やかな作品だと勝手に思っていたので、逆にとても引き込まれました。 今度はバッテリーを読んでみます。

Posted byブクログ

2009/10/04

走っているシーンがあまり無かったのがちょっと残念でした。やっぱりあさの先生といえばスポーツをやっている少年たちの描き方が好きだったので…(涙 でも爽やかな主人公がとっても好印象でした。 走りたい、でも走れない。でも、やっぱり走りたい。 どうしようもない葛藤って、こういう感じなんだ...

走っているシーンがあまり無かったのがちょっと残念でした。やっぱりあさの先生といえばスポーツをやっている少年たちの描き方が好きだったので…(涙 でも爽やかな主人公がとっても好印象でした。 走りたい、でも走れない。でも、やっぱり走りたい。 どうしようもない葛藤って、こういう感じなんだろうな、と思いながらあっという間に読んでしまえます。

Posted byブクログ

2009/10/04

なんかどっかで本当にそっくりなお話を読んだような気がするんですよね。川島 誠さんの作品で似たようなのなかったけ?むしろこの本を読んだことがあったのかな?

Posted byブクログ

2009/10/07

少年の葛藤。選ばれたものにただ挑む。陸上もの。そーいう好きな要素はいっぱいあるんだけど、ちょっと粗い感じ。父親とか特に。

Posted byブクログ

2009/10/04

あさのせんせいの描く男の子ってどうしてこんなに素敵なんですかね… 家族愛。あと友情。 私的にはうれしい結末だけれどもあっさりまとまりすぎな感じも。 でも読んでよかった!

Posted byブクログ