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「知」のソフトウェア の商品レビュー

3.7

76件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2012/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

インプットとアウトプットの間にあるもの。 →方法論では書けない、無意識状態の発酵期間が大事。 外山滋比古著書の「思考の整理学」にも同様の記載があった。 また、池谷裕二著書の「単純な脳、複雑な私」にもリンクしそう。

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2013/04/29

情報のインプットとアウトプットの方法論。 新聞や雑誌、本、人からの情報収集、 文章に書く技術などを取り扱っており、 「きわめて難解な文章が精神集中訓練に役立つ」 「入門書を一冊ではなく何冊か買って、 読む価値が無いと判断したら読むのを止める」 など参考になる考えが書いてあるが、...

情報のインプットとアウトプットの方法論。 新聞や雑誌、本、人からの情報収集、 文章に書く技術などを取り扱っており、 「きわめて難解な文章が精神集中訓練に役立つ」 「入門書を一冊ではなく何冊か買って、 読む価値が無いと判断したら読むのを止める」 など参考になる考えが書いてあるが、 著者によると本書の内容の要約は 「自分の方法論を早く見つけろ」らしい。

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2012/03/01

かつて、数ヶ月間だけ、ジャーナリスト志望者のための塾のような ところで教えたことがある。講義よりは演習を主にした。具体的な テーマを与えて、何か取材した上で書かせたのである。枚数に制限 はつけなかった。  でいあがったものを読んで驚いたのは、ほとんどの人が今風の文体...

かつて、数ヶ月間だけ、ジャーナリスト志望者のための塾のような ところで教えたことがある。講義よりは演習を主にした。具体的な テーマを与えて、何か取材した上で書かせたのである。枚数に制限 はつけなかった。  でいあがったものを読んで驚いたのは、ほとんどの人が今風の文体 で、短く軽くまとめていたことである。今風の文体というのは、軽佻浮薄体 というか、もっぱら軽みを狙った文体ということだ。  読んでいて、どれもこれもどこかで読んだことがあるような気がする タッチだった。そして、申し合わせたように、文末を軽くひねるのである。 月並な、よくあるひねり方でひねる。長さはすべて、カタログ雑誌の一 コマ程度の長さだった。講師が読むのに辟易するほどの重量級の作品 を書いてくる者が一人くらいいるかなとひそかに期待していたのだが、 その期待を満たしてくれた一皆無だった。    いまの若い人は、これほど単純に世の流行に押し流されているのだろう かと思って、愕然としたことを記憶している。  文体は個性である。どこかえ読んだようなスタイルの文章しか書けない 人は、個性をまだ確率していないか、個性を喪失してしまっているかの どちらかであろう。  文体は作ろうとしてできるものではない。  自然に出来上がるものである。 (「知のソフトウエア」より)  大切なのは読む誰かに確実に伝えることであって、 文体がどうということではない。  伝えたい誰かを想い、ラブレターを書くように想いを 伝える。それはシンプルであってもいいだろう。  長年書き続けた結果として文体が出来上がれば、 それはそれで良い。

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2012/01/04

「知」の磨き方、教養・洞察力・推察力などの身に付け方が書かれた入門書。 原点に振り返る為に読了。

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2011/12/30

知についての本を読み漁って三冊目 知的インプット、アウトプットの方法論を散策する。 あとがきで本書を一言で表した「自分の方法論を見つけろ」で一蹴された思い。

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2011/12/17

情報の収集から、整理、分析、出力までのノウハウや考え方を緻密に論じている。ここで述べられている各論はほとんどプロの書き手のための方法で、一般人でこれを実践することはないだろう。しかし立花ファンにとっては、氏の執筆の裏側が見えて面白いし、モノを知る、わかる、書くということの本質が見...

情報の収集から、整理、分析、出力までのノウハウや考え方を緻密に論じている。ここで述べられている各論はほとんどプロの書き手のための方法で、一般人でこれを実践することはないだろう。しかし立花ファンにとっては、氏の執筆の裏側が見えて面白いし、モノを知る、わかる、書くということの本質が見えてくるだろう。

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2011/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

都合の良い結論から考えて事実を帰納するのではナイッ!真実を見抜く目はまったく逆ゥッ!事実から結論を演繹する!一切の『虚偽(ガセ)』の覆いを破り去る、ひたすらに健全な懐疑の精神こそが『真実(ネタ)』をつかみ得るのダァッ!その『方法論(システム)』を他人から教わろうだなんてムダムダムダァッ!あらゆる『個体(ヒト)』はそれだけの中で、心理学や論理学はたまた文学という技術を弄して、己や集団を動かすための『「知」の入出力(ソフトウェア)』築き上げるのダァッ!!ということだと思います。しかし信じてはいけない。

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2011/09/08

「知」のソフトウェア ●人間の知的能力にはいざという時のリザーブ量があり、何度も使えば平常時能力に転化する ●絶えざるインプットで蓄積され形成された豊かな個人的知的世界こそが、よきアウトプットの土壌となる ●現実を具体性と抽象性の往復の中でとらえようとする努力が、よき知的アウトプ...

「知」のソフトウェア ●人間の知的能力にはいざという時のリザーブ量があり、何度も使えば平常時能力に転化する ●絶えざるインプットで蓄積され形成された豊かな個人的知的世界こそが、よきアウトプットの土壌となる ●現実を具体性と抽象性の往復の中でとらえようとする努力が、よき知的アウトプットに必要 ●入門書を続けて読むことが、その世界に入るための最良のトレーニングになる ●プロの情報メディアに目を通して困難なく理解できるようになれば、その領域での準備は万全 ●問うべきものを持つとは、知りたいという欲求を激しく持つこと。欲求が情熱の域に高まれば申し分ない ●無意識のプロセスは、材料の想起の上で重要。その材料の関連付けは、意識的作業として組み立てる必要がある ●時間的余裕が無く、書き出しに困る時は、根本的に発想を変えて主題を変えてみる ●自分が信じたいことに好都合な未確認情報を得たときこそ、ウラ取りを忘れない

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2011/09/01

アウトプットを学ぼうとして読んだ本! でも、そのアウトプットよりも そのアウトプットのための良質で多くのインプットを得る方法やコツが多く書かれていました! まずは、本に書かれていたインプット法を試し、アウトプットしていきます!

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2011/07/30

KJ法は役に立たない 二人三脚は1人で走るよりかならず遅い。 考えるということは、本来個人的になされるべき作業なのである。それを集団化すればデメリットが出てくるにきまっている。 場合によっては、ページの折り方を二段階にする。1読目はページの下を折る。二段目はページの上を折る。三...

KJ法は役に立たない 二人三脚は1人で走るよりかならず遅い。 考えるということは、本来個人的になされるべき作業なのである。それを集団化すればデメリットが出てくるにきまっている。 場合によっては、ページの折り方を二段階にする。1読目はページの下を折る。二段目はページの上を折る。三読目ではじめてインデックスを作る。

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