「知」のソフトウェア の商品レビュー
立花氏の情報の扱い方が紹介されている。 アウトプット方法を「コンテ型」「ひらめき型」に分類し、 自身をひらめき型としていた。 前者は、書くべきことを最初に決めることができる人。後者は書き進めるうちに適切な言葉が勝手に出てくるような人。 私も自分自身がひらめき型であると思える...
立花氏の情報の扱い方が紹介されている。 アウトプット方法を「コンテ型」「ひらめき型」に分類し、 自身をひらめき型としていた。 前者は、書くべきことを最初に決めることができる人。後者は書き進めるうちに適切な言葉が勝手に出てくるような人。 私も自分自身がひらめき型であると思えるので、 それを自分の流儀にしていこうと思う。
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読書法、整理法、インタビュー術に検索術が描かれている。特に「人間を2分割する基準を考える」トレーニングは面白いと思った。ジャーナリストとしての立場が色濃くあり、考えが強い
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(1993.07.03読了)(1991.08.24購入) 内容紹介 amazon 新聞・雑誌・書物から個人や組織にいたるまで、多様なメディアが発信する膨大な情報を、いかに収集・整理・活用するか。情報の真偽を吟味・加工し、ゆたかな知的生産を行うには、何が必要か。ジャーナリズムの最前...
(1993.07.03読了)(1991.08.24購入) 内容紹介 amazon 新聞・雑誌・書物から個人や組織にいたるまで、多様なメディアが発信する膨大な情報を、いかに収集・整理・活用するか。情報の真偽を吟味・加工し、ゆたかな知的生産を行うには、何が必要か。ジャーナリズムの最前線で活躍をつづける著者が、体験から編みだした考え方と技法の数々を公開する。
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「いい文章が書けるようになりたければ、できるだけいい文章を、できるだけたくさん読むことである。」もっと、立花隆の本を読もうと思いました。
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『「知のソフトェア」』 立花隆 ……だから私がこれから書くことも、個人的体験から得た個人的見識、私的なメモたらざるをえない。(p8) 読書論を含む、いわゆるhow to本は全てそうであるというのは当たり前過ぎて忘れがち。第一に留めておきたい 最初に速読を求めてはならない。速...
『「知のソフトェア」』 立花隆 ……だから私がこれから書くことも、個人的体験から得た個人的見識、私的なメモたらざるをえない。(p8) 読書論を含む、いわゆるhow to本は全てそうであるというのは当たり前過ぎて忘れがち。第一に留めておきたい 最初に速読を求めてはならない。速読は結果である。むしろ精神集中訓練に役に立つのは、きわめつきに難解な文章の意味をいくら時間がかかってもよいから徹底的に考え抜きながら読むことである。(p15) 膨大な資料を読んできた著者の言葉だから重い。速読と精読が両立している。同じ側の認識であるのだ。 さて、インプットには二つの種類がある。アウトプットの目的が先行していて、その目的をみたすためのインプットであることがハッキリしている場合とである。〈アウトプット先行型〉と〈インプット先行型〉といってもよいだろうし、〈知的生産型〉と〈知的生活型〉といってもよいだろう。前者においては、インプットは手段である。後者においては、インプットそれ自体が目的である。(p16-17) 長く引用したが、なるほど自分はどちらだろうか? 読書論を中心に読んでいることは確実だが、ノート術のようなものも興味がある。 この二つのタイプのインプットをくらべると、目的先行型のほうが、無目的型よりはるかに倍率が高い。(p18) 著者はその差は10倍といっている。アウトプットの大切さは他の書物でも言われている。アウトプットありきのインプットでいたい。 ……自分の残り時間をインプットとアウトプットの間でどう分配すべきかということをまず考えなければならない。アウトプットへの分配を多くすると、インプットへの分配がどんどん少なくなり両者の比は低下する。すなわちアウトプットの質が低下する。(p22) アウトプットには時間が大変かかる。それを認識し、逆算し行動しなければならない。大切なこと! 実をいえば、私も若いときには、梅棹忠夫の“知的生産の技術“の京大式カードとか、川喜田二郎の“KJ法“とか、それに類したもろもろの知的プロセスの技術論をそれなりに読んでは影響を受けたのである。なるほどと思い、そいうことを多少は試してみた。しかし、カード作成はほんの数日もつづかなかった。時間がかかりすぎるので、バカらしくなってすぐにやめてしまったのである。(p150) 京大式は挫折。時間がかかりすぎるのを実感。KJ法は未試行。一種の慰めとして引用しておく。 ……まるで何もなしで書くというのは、私の場合、普通ではない。普通は簡単なメモを事前に作る。メモには二つの目的がある、一つは手持ちの材料の心覚え。もう一つは、閃きの心覚えである。前者は事前に作り、後者は随時書きとめる。(p174) メモについて。やはり即座に記録できるメモは有効的だろう。この章はもう少し詳しく解読したい。
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情報のインプットとアウトプットの方法論が書いてある。やや具体例に欠けている。結局自分自身で方法論を編み出さねばならないことに気づかされた。
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情報のインプットとアウトプット、そしてその情報の整理術について書かれているが、なんせ1984年に刊行された本のため、情報が古い。 だが参考になる部分も多い。
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インターネット以前の時代に書かれたものですので、内容は古くなっていますが、それでも役に立つ考え方が結構ありました。
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良質なインプットなくして、良質なアウトプットなし。 それにしても知の巨人と言われている立花氏、いったい彼の頭の中にはどれだけの知識、知恵があるのか、想像もつかない。
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読む価値のないものは読むな 自分が読むレベルに達していない 本が読む価値がない内容である インプットとアウトプットのバランスが大切で、読書には目的があるはずである。情報の種類、情報の収集方法が示されているが、膨大であり、よく整理されていると思った(著者が使いやすいという意味...
読む価値のないものは読むな 自分が読むレベルに達していない 本が読む価値がない内容である インプットとアウトプットのバランスが大切で、読書には目的があるはずである。情報の種類、情報の収集方法が示されているが、膨大であり、よく整理されていると思った(著者が使いやすいという意味で)。アウトプットは、考え方、ひらめき文章、表現、手法など。 知の巨人と言われたときがあったが、まさに“あたり”の表現である。自分の使いやすいようにという考え方は、すごいと思った。情報管理⇒作成⇒加工には、いろいろな機器を使う。それら使う機械が時代を感じさせる。当時としてはすごい使い方だったのではないかな。先端を行っているが、常人には理解できない浪費的な使い方でしょう。
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