1,800円以上の注文で送料無料

「知」のソフトウェア の商品レビュー

3.7

76件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2011/05/05

「知の巨匠」立花隆が1984年に書いた、情報インプット&アウトプット術の本。 古い本だが、今読んでもうなるところがたくさんあった。高度情報社会の現代だからこそ、参考にすべきところも多々あった。 しかし、最も興味を持ったのは、「インプットとアウトプットの間は語れない」と書いていると...

「知の巨匠」立花隆が1984年に書いた、情報インプット&アウトプット術の本。 古い本だが、今読んでもうなるところがたくさんあった。高度情報社会の現代だからこそ、参考にすべきところも多々あった。 しかし、最も興味を持ったのは、「インプットとアウトプットの間は語れない」と書いているところだ。情報を整理してインプットする、頭の中でつながった情報をアウトプットする。これはある程度の方法論もある。(といっても、この方法も自分独自のものを見つけるべきだと主張している) しかし、インプットされた情報が発酵して熟成するそのプロセスは語れない、という。知的な仕事をする上で、このプロセスこそ大事だが、それは語れない。一番大事なものは目に見えないのである。 この目に見えないものをどのように養っていくか、どのように育てていくか、が今の眼目だが、そこには一般論は存在しない。 しかし、教育とはそこを育成する技術ではないのか。 人間の精神の世界、生命の世界から見通したときに、その方法論も新しい展望が見えてくるのではないか。 人間は生命の上に精神が乗っかっていて、その上に知が乗っかっている。

Posted byブクログ

2011/01/28

入門書を読んだらすぐに中級のものへとすぐさま進む必要はない。 むしろもう一度別の入門書を読む。 しかもそれは一冊目とは違った角度で切り取ったものの方がよい。

Posted byブクログ

2011/01/18

調べる対象別(雑誌・官公庁・書籍etc)のMethodを紹介している。何か調べ物をするときに、必要な章だけ読むといい。 ただ、インプットとアウトプットの方法について書かれた本はこの本より良書があるだろう。

Posted byブクログ

2010/10/09

[ 内容 ] ●雑念を捨て去り、ひたすら精神を集中せよ。 ●読む価値のないものは読むな。 ●無意識の巨大な潜在能力を活用せよ。 ●ことさらにレトリックを弄するな。 ●オリジナル情報にできるだけ近づけ……。 新聞・雑誌・書物から個人や組織にいたるまで、多様なメディアが発信する膨大な...

[ 内容 ] ●雑念を捨て去り、ひたすら精神を集中せよ。 ●読む価値のないものは読むな。 ●無意識の巨大な潜在能力を活用せよ。 ●ことさらにレトリックを弄するな。 ●オリジナル情報にできるだけ近づけ……。 新聞・雑誌・書物から個人や組織にいたるまで、多様なメディアが発信する膨大な情報を、いかに収集・整理・活用するか。 情報の真偽を吟味・加工し、ゆたかな知的生産を行うには、何が必要か。 ジャーナリズムの最前線で活躍をつづける著者が、体験から編みだした考え方と技法の数々を公開する。 [ 目次 ] ●新聞情報の整理と活用 ●雑誌情報の整理について ●情報検索とコンピュータ ●入門書から専門書まで ●官庁情報と企業情報 ●「聞き取り(インタビュー)取材」の心得 ●アウトプットと無意識の効用 ●コンテ型と閃き型 ●材料メモ・年表・チャート ●文章表現の技法 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2010/09/18

論理学を勉強しようと思いました。 p.149 誤謬推理を学ぶのがよい。 必要条件と十分条件をを常におさえながら推理推論をすすめていく習慣を作る お勧めの参考書があるか教えていただきたいところです。

Posted byブクログ

2010/09/07

立花隆は,蔵書として保管している本は1万冊以上あるだろうと言っている。それらは図書カードも作っていないし,読書記録もつけてない。必要な情報がどの本のどこに書いてあるかは頭に入っているという。自分の頭に入っている情報をいったんすべて引き出してコンピュータに移転する作業は情報検索の能...

立花隆は,蔵書として保管している本は1万冊以上あるだろうと言っている。それらは図書カードも作っていないし,読書記録もつけてない。必要な情報がどの本のどこに書いてあるかは頭に入っているという。自分の頭に入っている情報をいったんすべて引き出してコンピュータに移転する作業は情報検索の能率と質に貢献しない,とても引き合わないことだという。(p.92) ううん,そうなのだ。こういうことが書いてある本だ。ここまで読んだ。この時点で図書館にこの本を返して,後は自分で買おう。読むときページの端を折ったり,赤鉛筆で線を引いたりして読むことにしよう。

Posted byブクログ

2010/08/12

カードを作ったりとかが苦手な私にはうれしい内容だったけど、これはほんとに頭のいい人じゃなきゃできないなあ。私は単に不精なだけだもんね。

Posted byブクログ

2010/04/20

本の読み方の部分が参考になった。出版が古いのでコンピュータの使い方などはあてにできないと思ったが、情報をインプットする流れは時代に関係なく参考にできる。アウトプットを意識して情報収集することは大事であると説いているが、私は当てのないインプットにも魅力を感じている。状況に応じてイン...

本の読み方の部分が参考になった。出版が古いのでコンピュータの使い方などはあてにできないと思ったが、情報をインプットする流れは時代に関係なく参考にできる。アウトプットを意識して情報収集することは大事であると説いているが、私は当てのないインプットにも魅力を感じている。状況に応じてインプットの方法を使い分けたいと感じた。

Posted byブクログ

2010/03/26

立花隆の知的ツールがつまっている本。参考になる部分もあったし、全く使えないと感じた部分もあった。しかし、総じて刺激を受けることができた良い本だったと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

古典的な、情報の取り扱いに関する本。 ・情報分類に関する項目は古いので参照できない ・インプットは目的ありきでスタートすると効率が良い ・チャートは知識のおとしどころ ・質問者は勉強しないと良い質問はできない ・著者は文章を書くときにコンテを書かない (頭の中で整理された情報の...

古典的な、情報の取り扱いに関する本。 ・情報分類に関する項目は古いので参照できない ・インプットは目的ありきでスタートすると効率が良い ・チャートは知識のおとしどころ ・質問者は勉強しないと良い質問はできない ・著者は文章を書くときにコンテを書かない (頭の中で整理された情報のみ記載) が印象的。

Posted byブクログ