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「知」のソフトウェア の商品レビュー

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76件のお客様レビュー

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 膨大な情報を、いか…

 膨大な情報を、いかに収集・整理・活用するか。体験から編みだした考え方と技法の数々を紹介する。1984年刊と古い本ではあるが、現代でも大いに参考になる。

文庫OFF

2023/04/04

参考になった  前原政之さんから。  これは名著。知的生活の方法とならぶ。一見ふつうの内容に思はれるかもしれない。しかし知的生活について書いた入門書が多いなかで、たいていはこの水準に達してゐないのだ。だからこの本は貴重である。  多少古い部分はあるものの、それらは枝葉であって、根...

参考になった  前原政之さんから。  これは名著。知的生活の方法とならぶ。一見ふつうの内容に思はれるかもしれない。しかし知的生活について書いた入門書が多いなかで、たいていはこの水準に達してゐないのだ。だからこの本は貴重である。  多少古い部分はあるものの、それらは枝葉であって、根本は現在も十分有用だ。

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2022/05/10

インプットとアウトプットの勉強を進めている過程で出会った著書。 昔の著書ということもあるせいか、難しい言葉が多く読みにくかったのが本音。 だが、その中にはすごく気付きの深い言葉も多数あった。 そこに行き着くのに難易度の高い本。 読書初心者には不向きと感じた。

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2021/08/03

惜しくも今年(2021年)亡くなった立花隆氏の、情報のインプットとアウトプットの実践法についてまとめたもの。 本人が述べている通り、これは氏独自の実践法なので、すべてを真似すべきではない。しかし、本の読み方等、参考になる点は多い。 私は本書を学部学生の時に初めて読み、立花隆と...

惜しくも今年(2021年)亡くなった立花隆氏の、情報のインプットとアウトプットの実践法についてまとめたもの。 本人が述べている通り、これは氏独自の実践法なので、すべてを真似すべきではない。しかし、本の読み方等、参考になる点は多い。 私は本書を学部学生の時に初めて読み、立花隆という人物に大いに興味を持った。その意味で、立花隆の著作を読むきっかけとなった本でもある。

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2021/02/12

古い本であるため、整理術的な部分は、現在では効率的ではないと思うが、考え方は現在でも通用する部分は多いと思う。そこだけでも価値があった。

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2020/08/11

随分古い本なので、使える部分と使えない部分がある。 情報の整理が約半分くらいを占めるが、スマホやパソコンなど個人の情報処理手段が充実した今日では、ほぼ使えないノウハウに、なってしまっている。逆にアウトプットや文章表現の部分は今でも充分に通用する。 以下本文より インプット量とアウ...

随分古い本なので、使える部分と使えない部分がある。 情報の整理が約半分くらいを占めるが、スマホやパソコンなど個人の情報処理手段が充実した今日では、ほぼ使えないノウハウに、なってしまっている。逆にアウトプットや文章表現の部分は今でも充分に通用する。 以下本文より インプット量とアウトプット量の日は、小さければ小さいほど効率が良い。それは原材料がいかに無駄にならずに有効利用されたかを示す尺度だからである。しかし知的生産においては、この比率は大きければ大きいほど良い。この比率が大きいと言う事は、作品に詰め込まれた情報のベースが大きいことを示すのである。

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2020/01/07

今から30年以上も前のためそのままでは応用できない箇所も多いが、それでも色々なヒントを得ることができる。いまだに版を重ねていることにうなずけた。筆者の『田中角栄研究』がコピー機によって可能になったとの指摘は、技術革新がジャーナリズムに与えた影響の一例として興味深い。 印象的なの...

今から30年以上も前のためそのままでは応用できない箇所も多いが、それでも色々なヒントを得ることができる。いまだに版を重ねていることにうなずけた。筆者の『田中角栄研究』がコピー機によって可能になったとの指摘は、技術革新がジャーナリズムに与えた影響の一例として興味深い。 印象的なのは、入門書は1冊を3回読むよりも、3冊を1回読む方が3倍役に立つとの指摘である。世の中には1冊を3回(以上)読む方を勧める人も多いが、立花氏曰く、これだと狭い視野しかもてない、とのこと。どちらが良いかはにわかに判断がつかないが、たしかに立花氏の作品のスタイルは、3冊を1回読んでくるなかで作られてきた感じがする。

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2019/12/10

知的アウトプットのためのインプットの考え方や具体的方法論、知的アウトプットをする際の材料の準備手法やアウトプットをサポートするツールの利用法等が紹介されている。30年以上前の著書のため、具体的方法はかなり古いものもあるが、考え方のエッセンスは現在のツールにも充分応用可能。インプッ...

知的アウトプットのためのインプットの考え方や具体的方法論、知的アウトプットをする際の材料の準備手法やアウトプットをサポートするツールの利用法等が紹介されている。30年以上前の著書のため、具体的方法はかなり古いものもあるが、考え方のエッセンスは現在のツールにも充分応用可能。インプットとアウトプットの間のアウトプットの準備段階(頭の中の発酵)、見えない材料(無意識に蓄積された膨大な既存の知識や体験の総体)の重要性が強調されている。

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2019/07/16

当たり前のことを再認識させられた 必要な情報が何か、何をアウトプットするために読むのか そしてその情報だけ抜き取ればいい 全部読む必要はない 必要な情報だけ読めばいい 当たり前のことだけどすごく本を読みたくなった

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2019/05/31

村山涼一 そのスタンスは、「人間の頭というのは、相当キャパシティがあるから、 本当の〆切りが迫ってこないと、ついつい無駄な遊びをしてしまうもの である。だから自分で自分に意識的にプレッシャーをかけていくとよい (『立花隆のすべて』、文藝春秋)」というもの。 それを実践するエピソ...

村山涼一 そのスタンスは、「人間の頭というのは、相当キャパシティがあるから、 本当の〆切りが迫ってこないと、ついつい無駄な遊びをしてしまうもの である。だから自分で自分に意識的にプレッシャーをかけていくとよい (『立花隆のすべて』、文藝春秋)」というもの。 それを実践するエピソードとして、「大学卒業後、週刊誌記者の経験の ある立花さんは、若い編集者よりずっと雑誌の校了と締め切りの関係に 精通している。(中略)私も、秘書の必須心得として、締め切りのからく りについて延々講義を受けたことがある(『立花隆秘書日記』、ポプラ 社)」とかつての秘書が述べている。

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