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リーダーシップの旅 の商品レビュー

4.1

156件のお客様レビュー

  1. 5つ

    56

  2. 4つ

    52

  3. 3つ

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2024/04/30

マネジメントとリーダーシップの違いが明確にかいてある本。 リーダーと聞くと、カリスマや憧れの存在をイメージして「自分は違う」と感じてしまうことが多いけど、リーダーシップの旅はアポイントやエマージェントという始まりもあり、結局はそこで自分がどうしたいか、どう振る舞うかで変わってくる...

マネジメントとリーダーシップの違いが明確にかいてある本。 リーダーと聞くと、カリスマや憧れの存在をイメージして「自分は違う」と感じてしまうことが多いけど、リーダーシップの旅はアポイントやエマージェントという始まりもあり、結局はそこで自分がどうしたいか、どう振る舞うかで変わってくるのだろうと感じた。

Posted byブクログ

2024/04/12

◾️リーダーはなろうと思ってなるものではなく、結果としてなるもの この本を読むまで、自分もまさに「すごいリーダー像」を描いており、リーダーはもともと素質がある人がなるものであり、リーダーに向いていない人もいると思っていた。しかしこの本を読んで、誰にでもリーダーになることはできると...

◾️リーダーはなろうと思ってなるものではなく、結果としてなるもの この本を読むまで、自分もまさに「すごいリーダー像」を描いており、リーダーはもともと素質がある人がなるものであり、リーダーに向いていない人もいると思っていた。しかしこの本を読んで、誰にでもリーダーになることはできると価値観が変わった。 また、最初からリーダーとして存在するのではなく、自らの行動の中でフォロワーが現れ、結果としてリーダーになるという一節を読み、リーダーシップは一部の限られた人のものではないことを学んだ。 ◾️リーダーになるのに3つのプロセスがあること リード・ザ・セルフ→リード・ザ・ピープル→リード・ザ・ソサエティという3つの段階がある中で、リード・ザ・セルフに目を向けずに、旅の途中からの段階に目を奪われすぎている人が多いという一節を読み、まさに自分もそうだったのでハッとした。リーダーと言えば人を惹きつけて、社会を牽引していくというイメージがあったが、本当はまず自分自身をリードすることが一番大事なんだなと新しい発見があった。 ◾️リーダーシップとマネジメントの違い これまでマネジメントをする上でリーダーシップが重要という考え方を持っていたので、この部分も価値観が変わった。リーダーシップとマネジメントの違いについて読み、自分が以前の職場で課長を経験した時はリーダーシップを発揮できていたのか?あれはマネジメントだったのか?と振り返るきっかけになった。同時に、リーダーとマネージャー、それぞれ向いている人はどんな人なのだろう?と思った。 ◾️旅の一歩を阻むもの 第三章を読んで、「自分が積み重ねてきたものを下ろして使う、ある場面においてはそれをおろすくらいの勇気がなければいけない」「目の前のドアを開けるために、後ろのドアを閉めないといけない」という言葉がとても印象に残った。リーダーシップの旅を歩むために大事なこととして書かれているが、人生においても大事なことだと強く思う。毎日に忙殺されていると、つい日々を何となく過ごしてしまい、「アクティブ・ノンアクション」の状態になりがちだが、定期的に立ち止まって自分の来た道と将来を考える時間は必要だなと思った。

Posted byブクログ

2023/10/20

マネージャーに昇格してから、なかなか上手くいかない。というモヤモヤ感を持っている中で上司に紹介されて読んでみました。 他の人も書いていますが、あくまでもリーダーは生まれながらにしてリーダーなのではなく旅を経てリーダーになるのだということ。 この旅というメタファーが秀逸で、何かに...

マネージャーに昇格してから、なかなか上手くいかない。というモヤモヤ感を持っている中で上司に紹介されて読んでみました。 他の人も書いていますが、あくまでもリーダーは生まれながらにしてリーダーなのではなく旅を経てリーダーになるのだということ。 この旅というメタファーが秀逸で、何かにチャレンジして、達成して、生還して来るということが必要だと言う意味を含んでいます。(逃げちゃダメだということですね、反省です。) また、リーダーとマネージャーとは何が違うのか、リーダーにはどのような成長段階があるのか、リーダーの要件(構想力·実現力·意志力·基軸力)とは何か、リーダーになった際に気をつけるべきことは何かということが学べます。 時間をおいて読み返して見るときっと別の気付きが得られると感じられる非常に勉強になる本です。

Posted byブクログ

2023/10/05

リーダーはすごいという先入観がリーダーシップから遠ざける諸悪の根源になるため良くない。リーダーになろうとしてなる人はおらず、見えないものを見ようとしてあるビジョンを信じて突き進んだ結果、フォロワーがついてリーダーになっている。リーダーシップ論は後付け要素も多い。リーダーはインナー...

リーダーはすごいという先入観がリーダーシップから遠ざける諸悪の根源になるため良くない。リーダーになろうとしてなる人はおらず、見えないものを見ようとしてあるビジョンを信じて突き進んだ結果、フォロワーがついてリーダーになっている。リーダーシップ論は後付け要素も多い。リーダーはインナーボイスに従順に動く一人称視点が原動力。フォレスト・ガンプの例えは分かりやすかった。(映画の結果としては、突然ガンプは疲れたと言ってフォロワーを置き去りにして家に帰ってしまうのだが…まあそこはリーダーになっていく像の例えとして、納得。)リーダーシップ(見えないものを見ようとし創造と変革を扱う)とマネジメント(見えるものを見て管理し現状維持と少しずつの前進を扱う)は別物。世の多くの企業がビジネスモデルの変更を求められ、創造と変革に取り組むリーダーが必要とされている。一方、ある程度成熟した組織内で大きな非連続変化を起こそうとするリーダーほど軋轢や抑制にあって疲弊し、与えられた仕事をこなす人ほど元気になるという矛盾が加速する。

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2023/08/01

大好きな先輩に教えてもらい読んだ本。新しくない本だけれど、リーダーシップの本質に触れられて、心が熱くなった。 学びがとても多く詰まっていて書ききれないけれど、一番大事なのは誰しもがリーダーになれる素質をもっていことだと感じた。 社会は複雑性が高く、マックスウェーバーも示唆してた...

大好きな先輩に教えてもらい読んだ本。新しくない本だけれど、リーダーシップの本質に触れられて、心が熱くなった。 学びがとても多く詰まっていて書ききれないけれど、一番大事なのは誰しもがリーダーになれる素質をもっていことだと感じた。 社会は複雑性が高く、マックスウェーバーも示唆してたように高度に複雑化した社会では歯車となる人間が必要であるが、それは「脱個人」であり、いわゆるマネージメント機能が高く求められる。 そんなマネージャーに求められる能力とは一線を画している力がリーダーで、いわば会社に必要な人材というよりも、会社の理念とは無関係に内発的なエネルギーをもっている。 そのリーダーの成長は ①リード・ザ・セルフ ②リード・ザ・ピープル ③リード・ザ・ソサイエティ と3段階あるが、最も重要なのが自分であり、上っ面の言葉ではなく心の底から湧き上がってくる自分のしたいこと、自分らしさが大事なのだ。 その自分らしさは最初から存在するのではなく、社会での関係性を通して、築かれる。つまり、信用を積み重ねるうちに自分が見えてきて、その貯めてきた信用を使って自分らしさをはっきしていく人こそリーダーなのだろう。

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2023/07/30

エマージェントリーダーの観点から 1. リードザセフル 2. リードザピープル 3. リードザソサエティ へとつながっていくリーダーシップの旅の紹介 リーダーは「結果として「なるものであるということがこの本の一番言いたいことである。 またリーダーとマネージャーの違いが言語化...

エマージェントリーダーの観点から 1. リードザセフル 2. リードザピープル 3. リードザソサエティ へとつながっていくリーダーシップの旅の紹介 リーダーは「結果として「なるものであるということがこの本の一番言いたいことである。 またリーダーとマネージャーの違いが言語化されており、霧が晴れるような感覚になった。 マネージャー - 見えるものを扱う - 地位に基づいて働きかける - モティベートする →現状維持 リーダー - 見えないものを扱う - 人として働きかける - シンクロする →創造と変革 アクティブノンアクションに陥ってしまうリーダーは多いと思うが、ぜひ人をマネジメントする側に立った人にはおすすめしたい一冊。良すぎてAudible版も買っちゃいました。何度も読み、聞き返したい

Posted byブクログ

2023/06/07

ここで語られている内容は、「リーダーたるべき心構え」だということで解釈しました。 状況に応じでどのようなLDSを発揮すべきかといった”取るべき行動”としては、科学的なOB的各種理論(コンティンジェンシー理論、パスゴール理論、自己決定理論など)が明らかにされている中で、それらを使い...

ここで語られている内容は、「リーダーたるべき心構え」だということで解釈しました。 状況に応じでどのようなLDSを発揮すべきかといった”取るべき行動”としては、科学的なOB的各種理論(コンティンジェンシー理論、パスゴール理論、自己決定理論など)が明らかにされている中で、それらを使いこなすための素地となる考え方なのだと読み取りました。 リード・ザ・セルフやエマージェントリーダーという言葉から得た第一印象は「主人公感」でした。 ”気がついたら周りにはフォロワーたち”がいた、という状態はまさに、ジャンプ的主人公のようで、まるで、海賊王になるべく、仲間はもとより他の海賊たちや街の人達を味方に惹きつけながら偉大なる航路を旅する海賊の青年のように思いました。 キャラクターで例えてしまうと「すごいリーダーの幻想」のトラップに掛かってしまう気もしますが、「意志力」だったり「やり抜く力」など必要な要素はそこに凝縮されていると思います。 リーダーシップの発現というのは、「見えないもの」のために行動するプロセスを経て、共振現象として姿を現すとのことでした。その原動力たる「見えないもの」を自分の中でどう見出すか?という点に尽きますね

Posted byブクログ

2023/03/11

リーダーシップが注目される理由はつまるところパラダイムシフト、読めない世界が訪れているから。 だからトップの人だけでなく全人々が必要なことであることがこの本を通して書いてある。 学生を卒業するこのタイミングで、人生を今一度考える時間で読めたのはとてもタイムリーでよかった。いいこと...

リーダーシップが注目される理由はつまるところパラダイムシフト、読めない世界が訪れているから。 だからトップの人だけでなく全人々が必要なことであることがこの本を通して書いてある。 学生を卒業するこのタイミングで、人生を今一度考える時間で読めたのはとてもタイムリーでよかった。いいことめちゃくちゃ書いてあった。 ただリーダーシップがまとってる周りを章ごと分けて伝えているが、結局のところ何なの?というのはあった。要素の詳細は書いてあるが、帰納された「リーダーシップ」の結果の結論については弱いしザックリ、というかもはや書かれていない?とも思えるほど。 それほど今の時代においての「リーダーシップ」はまとまっておらず、作者でさえ完結には言えない。そう思うと人によっては残念な新書ともいえる。この本で即戦力得たいと思って手に取った人からしたら酷すぎる内容。 「WEB3.0」もそうだけど、「リーダーシップ」の言葉でさえ、言葉だけ先行して沢山使われている状況があるんだなと読んでいて汲み取れた。 そういう世の中だからこそ僕は色々とチャレンジしていきたい、というのはこの本と対話して自分に言い聞かせたことだ。

Posted byブクログ

2023/02/12

「リーダーシップは個人の資質ではなくプロセスだ」と喝破したまでは良かったが、その後は論旨一貫せず、何を言いたいのかまったく判らない。会社の研修の課題図書で読まされたのだが、これを選書する講師も酷いが、これを出版する編集者も酷い。まったく、光文社新書でまともな本を読んだことがないな...

「リーダーシップは個人の資質ではなくプロセスだ」と喝破したまでは良かったが、その後は論旨一貫せず、何を言いたいのかまったく判らない。会社の研修の課題図書で読まされたのだが、これを選書する講師も酷いが、これを出版する編集者も酷い。まったく、光文社新書でまともな本を読んだことがないな。

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2023/01/24

・リーダーとは、見えないものを見る旅。メンバーを型に当てはめて管理するのはマネージャーであり、見えないビジョンを描けるのがリーダー ・リーダーとマネージャーは何が違うのか。部下や後輩がついてきてくれるのは、命令や服從、肩書ではないか。リーダーには、何も言わなくても振り返れば後ろに...

・リーダーとは、見えないものを見る旅。メンバーを型に当てはめて管理するのはマネージャーであり、見えないビジョンを描けるのがリーダー ・リーダーとマネージャーは何が違うのか。部下や後輩がついてきてくれるのは、命令や服從、肩書ではないか。リーダーには、何も言わなくても振り返れば後ろに仲間がいる。 ・自分がいなくても回る組織をつくるのが優れたマネージャーであり、自分が自ら引っ張って行くのがリーダー

Posted byブクログ