おいしいハンバーガーのこわい話 の商品レビュー
マクドナルドやケンタッキーが流行ることによって、それを食べる消費者の健康が蝕まれていき、そこで働く人たち(特に、肉解体作業をしている人たち)は、低賃金で過酷な状況のなか働かされていることがよく分かった。 最近、ファストフードを食べるのはやめているが、これからも食べないようにしよう...
マクドナルドやケンタッキーが流行ることによって、それを食べる消費者の健康が蝕まれていき、そこで働く人たち(特に、肉解体作業をしている人たち)は、低賃金で過酷な状況のなか働かされていることがよく分かった。 最近、ファストフードを食べるのはやめているが、これからも食べないようにしようと思った。 ハンバーガー、フライドポテト、清涼飲料水、これらは本当にこわい食べ物だ・・・。 知人に「ずっと食べていなかったけど、付き合いでファストフードを食べたら、すぐに体調が悪くなった」という人が最近何人かいたが、これを読んだら、そりゃそうだろうなと納得した。
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ファストフード業界の強大さを、米国ティーンエイジャーに与える影響を通して伝える。こういった類の本にはありがちだが、悪者に描きすぎてる気が…。ただ、フードサプライチェーンを意識するには良本。「ファストフードを食べる」という選択がチェーンを遡ってどのような影響を与えるのか、ぜひ自分の...
ファストフード業界の強大さを、米国ティーンエイジャーに与える影響を通して伝える。こういった類の本にはありがちだが、悪者に描きすぎてる気が…。ただ、フードサプライチェーンを意識するには良本。「ファストフードを食べる」という選択がチェーンを遡ってどのような影響を与えるのか、ぜひ自分の子供には知ってもらった上で、食べてもらいたい。 基本的には範馬勇次郎が言ってた「毒も毒と知った上で、敢えて喰らえ」が一つの回答と思う。
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タイトル通りの本だけど、なぜか無性に食べたくなるのは中毒だからかしら Mcjob(低賃金で手に職がつかない仕事)って単語あるんだね 知らなかった
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今の時代、避けられないファストフード(主に マック)の裏側に鋭く、でも中学生にわかりやすい文章で書いてありました。 昨年から、今年にかけての異物混入は消費者自身へも問い掛けている問題提起ですね。
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[ 内容 ] ハンバーガーはおいしいけれど、その裏側には驚くような話、こわい話がたくさんある。 食べる前に知ってもらいたい大切なことを、この本は教えてくれる。 [ 目次 ] 第1章 ハンバーガーはこうして生まれた 第2章 子どもは大事なお客さま 第3章 マックジョブってなんのこと? 第4章 フライドポテトの秘密 第5章 スカッとしない清涼飲料の話 第6章 牛や鶏はどんな目にあってる? 第7章 ファストフード中毒 第8章 きみたちにできること [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA81811513
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ファストフード(ここでは主にマクドナルド・ハンバーガー)に代表される『食の資本主義』が全米的〜ひいては世界的にどう展開し、そして本来の『食』のあり方をどう歪めていったかが、具体的な数字で鮮やかに示され、数々の挿話によっていっそう読みやすく編集されている。 最初のうちは、マクドナルドの成功譚としてけっこう面白く読めていったのだけれど、それが牛や鳥の処分を極めて非人道的な方法へと歪め、子どもたちの味覚を麻痺させ、ひいては不健康な肥満を蔓延させる大きな理由となっていったくだりになってくると、一文字一文字を追っていくのが辛くなり、斜め読みしかできないような描写も見られた。 それでも笑えた箇所が2つ。 90年代、世界のあちこちで反米感情が噴き出し、それは「典型的なアメリカ的なるもの」としてのファストフード店の襲撃として現われることがあった。世界の各地でマクドナルドやKFCが襲われたが、ところがピザハットだけは全く被害を受けなかった。スポークスマンは言った。 「きっと、イタリアの店だと思われたんでしょう。」 ファストフードが蔓延するとともにティーンエイジャーの肥満が問題視されるようになる。しかし、ファストフード業界としては、モンダイは食べ物ではない、本人の食習慣である、と強調したい。そこでマクドナルドはロナルドのイメチェンを図る。そしてロナルドの着ぐるみを着る役者はほがらかであるよりもマッチョであることが要求されるようになった。さもなければ、クビになったのだ。 ただ、本書は暗い現実だけを提示して終わるわけではない。こういう状況下でも「新しい、かつ本来あるべき姿に即した流れ」も紹介されている(ルポルタージュとは、本来そう展開すべきだと思う。希望を提示しない結論は好ましくない)。それを著者はこう描く。 『ファストフードとは違うアメリカの価値観。それは実直さ、高潔さ、健全さ、そして何よりも地域社会。」と。
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ハンバーガーに代表されるファストフードにはどのような恐ろしさが潜んでいるか。「ファーストフードが世界を食いつくす」の著者がティーンエージャー向けに書き直した本。 安いハンバーガ-を提供するために抑圧されているのは じゃがいも農家、従業員、牛鶏など。ファーストフードのような気軽に安く食べものを提供するビジネスモデルはその会社だけが良ければよいという火炎車のようなものだということがよくわかる。 以前マクドナルドの経営陣に近い人と話した時 徹底的にマーケティングしていますから売れるのは 当然ですと言っていたことを思いだした。 消費者よ 賢くなれ マクドナルドに負けるな。 それにしても 牛脂とどのように付き合うべきが 日本人も考えなくてはいけない。A5とかA4の肉はダメだと思うな。あれはGREASYですよ。松屋吉野家も牛脂商売ですね。
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変なところで漢字が使われてないのは目についたけど、まぁ子供向けに書かれた本だと言うので納得。 ハンバーガーはなにからどうゆう過程を経て、どうゆう利権が絡んで作られているのかが書かれている。 映画「スーパーサイズミー」を見てマクドナルドには全く近づかなくなってた自分ですが、余計...
変なところで漢字が使われてないのは目についたけど、まぁ子供向けに書かれた本だと言うので納得。 ハンバーガーはなにからどうゆう過程を経て、どうゆう利権が絡んで作られているのかが書かれている。 映画「スーパーサイズミー」を見てマクドナルドには全く近づかなくなってた自分ですが、余計近付きたくなくなったと言う感想です。
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子供むけに書かれているので、読みやすい。 ファストフード業界の歴史から、食を巡り変わっていった産業、 肥満問題、労働問題などの問題を追及。 アメリカでは学校の中にもファストフード店があるなんて。 毎日食べりゃあ、そりゃ太るわ。 アメリカでは家庭であまり料理しないのかしら? この本...
子供むけに書かれているので、読みやすい。 ファストフード業界の歴史から、食を巡り変わっていった産業、 肥満問題、労働問題などの問題を追及。 アメリカでは学校の中にもファストフード店があるなんて。 毎日食べりゃあ、そりゃ太るわ。 アメリカでは家庭であまり料理しないのかしら? この本を読む限り、加工食品を温めるだけみたいな。 それでも、著者の好きな食べ物がチーズバーガー、シェイク、ポテトというのが正直ですなぁ。 実際、裏の真実を知ってもマックポテトが食べたくなる(^_^;)
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