ミミズクと夜の王 の商品レビュー
こちらは店で棚をいじっていたら「ん?なんかラノベっぽくない表紙だな」と気になって読んだのがきっかけだったのですが、ちょっと泣きました。 こちらもミミズクという女の子が森に住む夜の王に会いに行くだけの話です。 それだけでストーリーの説明これに尽きてしまうのですが、ほんとそれだけ...
こちらは店で棚をいじっていたら「ん?なんかラノベっぽくない表紙だな」と気になって読んだのがきっかけだったのですが、ちょっと泣きました。 こちらもミミズクという女の子が森に住む夜の王に会いに行くだけの話です。 それだけでストーリーの説明これに尽きてしまうのですが、ほんとそれだけなんですよ。それだけゆえに、まったく小細工なくて複線もなく直球しか武器がないんだとばかりにすごく丁寧にまっすぐ書かれただけの純粋培養的な作品です。 帯の推薦文を「図書館戦争」でもおなじみの有川浩さんが書かれてるのですが、 「白状します。泣きました。奇をてらわないこのまっすぐさに負けました。」と 仰ってます。ほんとそうなんです。
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無駄な装飾のない優しげな文章がとても好きで、何十回も会話の中でハッとさせられる事がありました。誰かを思いやるとはどういう事か、そもそも幸せって何なのか、と考えさせられた本です。登場する人物や魔物達は皆温かみがあり、こんな世界あり得ないとは思うんですが、でも何故か、本当にあってほし...
無駄な装飾のない優しげな文章がとても好きで、何十回も会話の中でハッとさせられる事がありました。誰かを思いやるとはどういう事か、そもそも幸せって何なのか、と考えさせられた本です。登場する人物や魔物達は皆温かみがあり、こんな世界あり得ないとは思うんですが、でも何故か、本当にあってほしいと願ってしまう、そんな物語だと私は思います。あと、ミミズクの真っ直ぐさにやられました。最近は(私も含め)あんなに真っ直ぐでいられる人はそういないと思います。安い話ですが、ずっと心のどこかに残るような安心感がある物語だと思います。
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ひんやりと冷たい、静かな静かなお話でした。 不器用なフクロウの優しさと、一途でひたむきなミミズクがとても愛おしい。
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これぞ『物語』だと、胸を張って第三者へ勧めれる作品だと思います。分類としては、ライトノベルに分類されるとは思いますが、体裁や見せ方次第では一般文芸・童話にも成りうると感じました。
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子供の頃に読んだ「王女シルビア」を思い出した。話が似てるってことじゃなくて、あの本を読んでたころの素直な感覚を。空想の世界の中で見たこともない生き物や景色の輪郭をなぞりながら現実のページをめくっていくわくわくした感じ。懐かしかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ものすごく読みやすかったです。さらっと読めます。あっというまに読めてしまいます。出だしから不思議で魅力的な世界に引き込まれました。難しいことは一切でてきません。これぞライトノベル。また読みたいと思います。
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もうずっと前から持っていたのに、ずっと読めなかったお話でした。今日読めて、涙がでました。優しい物語だ。
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中学生の時に本屋さんで見つけました。帯に書かれているコメントがなんとなく気になり購入。こういうお話の本は初めて読んだのですが、今では一番好きな本です。特に登場人物の心情がまっすぐに伝わってきて、後半は泣いてしまいました。挿し絵がまったく無いのにも関わらず、紅玉さんが綴られる言葉の...
中学生の時に本屋さんで見つけました。帯に書かれているコメントがなんとなく気になり購入。こういうお話の本は初めて読んだのですが、今では一番好きな本です。特に登場人物の心情がまっすぐに伝わってきて、後半は泣いてしまいました。挿し絵がまったく無いのにも関わらず、紅玉さんが綴られる言葉の一つ一つが登場人物の状況や気持ちをわかりやすく伝えてくれるのでとても読みやすくもありました。
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表紙がとっても魅力的。 初めは話し言葉に違和感を少し感じたのですが、読み進めるのに支障はないです。 予備知識なく読んだので、終わってからラブストーリーだと言う事に気付きました。 たまにはこう言うハッピーエンドを読むのも悪くないかも!
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童話のような印象を受けました。すこし拙い文章に思えましたが、それさえも持ち味とし、純粋さを引き立てていたように思います。とても読みやすく、一時間から二時間程度で読み終える手軽なものでした。ベッドの上で読むことをオススメします。
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