ミミズクと夜の王 の商品レビュー
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奴隷として虐げられていた少女・ミミズクと、夜の王の話。 ミミズクは、優しいとか、いい子だとか、そういう分かりやすい魅力がある子ではないかもしれない。そんな風にできる余裕は、彼女の人生にはなかったと思う。ただ、ひたすらに真っ直ぐで、その真っ直ぐさに救われる者が大勢いて、そしてその筆頭が夜の王なのだろう。 きっと、彼女が、彼の絵を必死で守ろうとしてくれたから、彼は自分が忘れられても殺されても、ミミズクが幸せになれるならそれでいいと思えた。でもそんな彼の不器用な優しさこそが、ミミズクにとって一番必要なものなんだろうな。 人によっては童話、人によっては文学、人によってはライトノベル、そして人によっては少女小説かもしれない。でもきっと、そんな垣根は必要ない。 出てくる人や魔物の温かさに涙できる、いい小説だった。
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表紙がキレイだったので購入しました。 登場人物の言葉使いが自然で、更にそれぞれの性格をよく滲ませていたと思います。 だからか私は中盤を過ぎたあたりから涙が止まらず鼻をすすりながら読み終えることになりました。(笑) 何故かラブストーリーとして紹介されてますが、ちょっと違う気が...
表紙がキレイだったので購入しました。 登場人物の言葉使いが自然で、更にそれぞれの性格をよく滲ませていたと思います。 だからか私は中盤を過ぎたあたりから涙が止まらず鼻をすすりながら読み終えることになりました。(笑) 何故かラブストーリーとして紹介されてますが、ちょっと違う気がしますー 愛、恋、友情。どの言葉もしっくりきません。 感覚的には全てが混ざったような物語だと思いました。 読み手の感性に訴える作品ですね。 幅広い年齢層に読んでもらいたいです。
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作者の好きなものを詰め込んだお伽話という印象です。 まとまってはいるんですが、引き込まれる山場やひねりがないのでサクッと読み終えてしまいました。 突っ込みたい所は多いですが、童話的な世界観は結構好きです。
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「また会えたならばよいな、ミミズクよ」 「運命が許せば?」 ミミズクが問うと、「ギャギャギャギャ!」とクロは笑った。 2012/11/19-12/04
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少女と魔王のお話。 童話、お伽話という感じです。 シンプルな話なんですが、とても心に残ります。 心が荒んだ大人に是非読んでもらいたい一冊。 私おっさんですがぽろぽろ泣きました。
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まさかラブストーリーなんて聞いてない。最初の展開に「恋愛にもつれこみそうウフフ」なんて思っていたけどここまでこってこてに恋愛小説じゃなくてもよかったのでは?なんて思ってみたり。もうちょっと距離のある、けれど読み方として恋愛にもとれる、という表現の方がよかったな(わがまま)。あっで...
まさかラブストーリーなんて聞いてない。最初の展開に「恋愛にもつれこみそうウフフ」なんて思っていたけどここまでこってこてに恋愛小説じゃなくてもよかったのでは?なんて思ってみたり。もうちょっと距離のある、けれど読み方として恋愛にもとれる、という表現の方がよかったな(わがまま)。あっでも最後の”永遠じゃないけど、ずっとそばにいる”はツボでした。ううん、そういう話すきだ。
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(No.12-78) ラノベです。 内容紹介を、表紙裏から転載します。 『魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。 額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖。自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。 願いはたった、一つだけ。 「あた...
(No.12-78) ラノベです。 内容紹介を、表紙裏から転載します。 『魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。 額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖。自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。 願いはたった、一つだけ。 「あたしのこと、たべてくれませんかぁ」 死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。 全ての始まりは、美しい月夜だった。 それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。 第13回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作登場。』 先日読んだ「サエズリ図書館のワルツさん」がとっても良くて、初めて読んだ人だけどこの人の名前には記憶があると思ったら、デビュー作がこれでした。 話題になっていたので頭のどこかに引っかかってたんだわ。 私はラノベは時々読みますが、電撃文庫は男の子向けという思い込みもあって読んだことがありませんでした。 図書館ネタに引き寄せられ、それが良かったので過去の作品をって、今までパスしていた本でも、縁があればいつか読む機会が訪れるんだわ!と嬉しくなりました。 知ってる人は、今頃そんなことを言ってるの?って思うかもしれませんが、ほんと「良い本に出会えた」って感謝してます。 内容は、少女の成長物語です。 解説の有川浩さんが「奇をてらわないこのまっすぐさに負けた チクショー」って書いてますが、そのとおりだと私も思いました。 しかしこの表紙は素晴らしいですね。電撃ってこんな表紙もあるんだと驚いちゃった。このまま拡大して単行本の表紙にしてもらいたいくらいだわ。
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童話風のライトノベル。 色んな立場の人が登場する。 ある人は国を総べる王様、 とある人は手足が不自由な王子様、 国を代表する聖騎士に 奴隷の少女、 そして夜の王。 誰からか見たら「その子は可哀想」なんだけど、 本人はちっともそんな事は思ってなくて。 誰かが思うのは「自分はどうなってもいいから幸せになってほしい」なんだろうけど、 本人はそばにいたいと願う。 幸せというのは本人の意思があって成立するものだと改めて思いました。 大人のエゴと子供のエゴ。ほろりと泣ける切ないお話です。
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人喰い物語3部作第一弾。 喰べられたいと願う少女と魔物の夜の王の出会いの先に待つものは… 童話のような世界観で展開されるまっすぐでピュアなお話。 装丁も含めて素敵な仕上がりになっている。
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おとぎ話です 切ないおとぎ話。 最初は、ミミズクのしゃべり方とか卑屈な感じがいまいちなじめませんでしたが、最後のほうはうるうるしました 途中、ミミズクが虐げられていた時の描写がかなりひどいんですが(ダメな人はそこでだめかもしれない)そんだけされていても損なわれていないミミズクのま...
おとぎ話です 切ないおとぎ話。 最初は、ミミズクのしゃべり方とか卑屈な感じがいまいちなじめませんでしたが、最後のほうはうるうるしました 途中、ミミズクが虐げられていた時の描写がかなりひどいんですが(ダメな人はそこでだめかもしれない)そんだけされていても損なわれていないミミズクのまっとうさや健気さが救いかな~ 女の子向けと書きたいけれど、虐げられてた時の描写がな~……。そこだけクリアすれば話自体は非常に読みやすいです。
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