獣の奏者(Ⅰ) の商品レビュー
ずっと読みたくて楽しみにしてたけど、予想を裏切らず物凄く良かった。主人公もすごく好感が持てるし、久々に大ヒットなFTを読めたといったところ。荻原さんもだけれど、養蜂の描写とか惹き付ける展開ではない場面でもぐいぐい読ませるのが凄い。個人的には守り人シリーズよりこちらの方が好きだ。
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久しぶりに夢中で読みました。かなり分厚い本ですが一気に読みました。児童向け?なのか文字は大きめで読みやすいです。 設定が独特で、それでいて獣の描写はらしさを追求している為、リアリティに引き込まれます。 子供の純粋さや自然の残酷さ、権力の憂いなど。大人向けの童話という感じ。
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”空色勾玉”を人生でこの本にめぐり合えて読めてよかったと想う私には、やはり古代ファンタジーにはまる傾向があるのでしょう。 上下巻の一巻目は彼女が運命に巻き込まれるまでの土台ストーリーなので頑張って読まないとあとが困ります(笑・人の名前とか背景とか飛ばしたくなる性格なので、つらかっ...
”空色勾玉”を人生でこの本にめぐり合えて読めてよかったと想う私には、やはり古代ファンタジーにはまる傾向があるのでしょう。 上下巻の一巻目は彼女が運命に巻き込まれるまでの土台ストーリーなので頑張って読まないとあとが困ります(笑・人の名前とか背景とか飛ばしたくなる性格なので、つらかった・・) 基本裏切らない展開であったのでここまでは最高点で。
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王獣編との全2巻。土着の民俗感を感じさせる作風と世界観です。筆者の本は初めてですが、十分実力を感じさせられました。児童より十代向けヤングアダルト(YA)が対象だと思う。少し下巻の内容が急ぎ足になった感があるので、そこが残念。3巻までじっくり書いてほしかったです。それでも引き込まれ...
王獣編との全2巻。土着の民俗感を感じさせる作風と世界観です。筆者の本は初めてですが、十分実力を感じさせられました。児童より十代向けヤングアダルト(YA)が対象だと思う。少し下巻の内容が急ぎ足になった感があるので、そこが残念。3巻までじっくり書いてほしかったです。それでも引き込まれる魅力があり、他作品も期待!上下巻のカバーを合わせると一枚絵になりました。
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上橋さんの作品を初めて読んだ。西洋ファンタジーとはまた違った、アジア的背景を持つファンタジーで面白く、一気に読めた。文化人類学者としての物の捉え方、物事へのスタンスが文章の至るところに感じられ、葛藤しつつ主人公エリンが進む姿には好感が持てた。でもちょっと主人公が才能があり、良い子...
上橋さんの作品を初めて読んだ。西洋ファンタジーとはまた違った、アジア的背景を持つファンタジーで面白く、一気に読めた。文化人類学者としての物の捉え方、物事へのスタンスが文章の至るところに感じられ、葛藤しつつ主人公エリンが進む姿には好感が持てた。でもちょっと主人公が才能があり、良い子過ぎるかな。下巻は話が尻すぼみになっている気がする。
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本の雑誌上半期ベストテン1位。「守り人」シリーズの上橋菜穂子さんの新刊。ちなみに二巻も同時に出ています。
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けっして人に馴れず、また馴らしてもいけない獣とともに生きる、宿命の少女・エリン。 母が指笛を吹き鳴らしたとたん、奇跡が起こった。だが、その奇跡を、母は「大罪」と呼んだ……。 背景や情景が目に浮かぶように読める本。 イメージしやすいのでオススメ。
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おもしろいです。 食べ物が本当においしそうに思えてくる文章が書けることは、うらやましい力だとおもいます。 『数奇な運命である一少女の物語なので、数奇な運命である人だからなしえた事でもあるのではないか』と、 いやらしい読み方をしてしまうときもありました。それでも、世界観がしっかり...
おもしろいです。 食べ物が本当においしそうに思えてくる文章が書けることは、うらやましい力だとおもいます。 『数奇な運命である一少女の物語なので、数奇な運命である人だからなしえた事でもあるのではないか』と、 いやらしい読み方をしてしまうときもありました。それでも、世界観がしっかりしているので世界観に惹かれて読んでしまいます。
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素晴らしい! あっという間に物語りに入り込ませる書き方!ファンタジックな設定を無理なく自然に感じさせる!上橋菜穂子さんすごい・・・久々にファンタジーにはまった!!
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「精霊の守り人」シリーズを書いた著者によるファンタジー作品。知人から薦められて気になっていたところ、図書館で発見!ファンタジーながらもしっかりと確立された世界観がリアルでついつい引き込まれる一冊。
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