獣の奏者(Ⅰ) の商品レビュー
ファンタジーをあまり読んだことがなかった私が素直におもしろいとおもった作品(●^^●) 主人公とリランの交流には本当に胸を打たれました。
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発売当初から気になってて、守り人シリーズのように文庫にならないかなぁ・・・って思ってたのですが(^_^;) 結局、待ちきれずにハードカバーで購入。 やっぱり上橋さんの作品は面白い><b 上橋さん独特の世界観なのですが、しっかりとしています。 児童文学ということもあり読みやすかっ...
発売当初から気になってて、守り人シリーズのように文庫にならないかなぁ・・・って思ってたのですが(^_^;) 結局、待ちきれずにハードカバーで購入。 やっぱり上橋さんの作品は面白い><b 上橋さん独特の世界観なのですが、しっかりとしています。 児童文学ということもあり読みやすかった。 私は、守り人シリーズよりもこっちのほうが読みやすかったです。 読みやすいのですが、話の進むスピードがちょっと早いかな。 もっとゆっくり展開していってもいいような・・・でも、それだともっと分厚い本になっちゃうか(^_^;) ソヨンのいう大罪とは一体何なのか? エリンはそれを知ることができるのか気になります>< 続けて王獣編を読みますw
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1・2読了。 満足。面白かった! 精霊の守り人シリーズよりも若干消化不良な気はするけれど、それでもやっぱり面白い! 文庫化したら絶対買う。 上橋さんの話は、きちんと物語の中に独自の文化が息づいてるのがすごいなあ。 追記。 文庫版買った! 文庫版の表紙もすごい良い!!
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とても過酷な運命のなかにあるのに、生き物に対しての探究心や純粋さを失わない少女。 きいたことのない固有名詞がたくさんでてきますが、それがよりいっそうお話の世界に惹きこむ。 本の世界のみにどっぷりと浸っていた小中学生時代の楽しい読書の時間に戻ることができました。
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読めば必ずのめり込ませる上橋菜穂子(まだ「狐笛のかなた」しか読んでいないですが)。才ある者の苦難とそれを乗り越えていく一途さ、豊かな風土に降り積もった悲しみが胸に迫る、そんな作品を書く人だ。闘蛇編は始まりの惨さがきついだけに、おじさんとの養蜂生活がまぶしく、王獣を育てる学校で才能...
読めば必ずのめり込ませる上橋菜穂子(まだ「狐笛のかなた」しか読んでいないですが)。才ある者の苦難とそれを乗り越えていく一途さ、豊かな風土に降り積もった悲しみが胸に迫る、そんな作品を書く人だ。闘蛇編は始まりの惨さがきついだけに、おじさんとの養蜂生活がまぶしく、王獣を育てる学校で才能をどんどん発揮するエリンにがんばれ!とハラハラして楽しい。王獣というたとえようのない尊さと恐ろしい強さを併せ持つ獣の、小さな仔がエリンと重なる。
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満足。上橋さんはイイ・・・!”「しかし何が現実であるのかを知らぬ者が、この国の長であってよいとは、どうしても思えないのです」窓からさしこむ夕日の影のような声だった。暮れゆく日を哀しみながら、夜の訪れを冷静に告げていた。”それはひょっとしてわがニッポンのこと・・・?なんだかここのと...
満足。上橋さんはイイ・・・!”「しかし何が現実であるのかを知らぬ者が、この国の長であってよいとは、どうしても思えないのです」窓からさしこむ夕日の影のような声だった。暮れゆく日を哀しみながら、夜の訪れを冷静に告げていた。”それはひょっとしてわがニッポンのこと・・・?なんだかここのところ蜂づいてます。これといい、このあいだ見た「ミツバチのささやき」といい見るつもりの『蜂の旅人」といい・・・。
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守り人シリーズに続いて今月からアニメが放映され始めたため 今慌てて読んでいる、私にとっての上橋作品第2弾。 細やかな描写と世界観の一つ一つに説得力があるのは 相変わらず。ごはんがおいしそうなのも同じ。 人だけじゃなくて、全ての命のきらめきを感じさせる作品。 これもやはり、「児童...
守り人シリーズに続いて今月からアニメが放映され始めたため 今慌てて読んでいる、私にとっての上橋作品第2弾。 細やかな描写と世界観の一つ一つに説得力があるのは 相変わらず。ごはんがおいしそうなのも同じ。 人だけじゃなくて、全ての命のきらめきを感じさせる作品。 これもやはり、「児童書」の範疇に収まりきらないお話だと思う。 主人公が年頃の女の子だけに、ロマンス要素も追加されるのかしら? と期待しながら、続編は明日読みます。
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今回の話は、闘蛇(とうだ)と呼ばれる龍のような蛇のようなものを育てて防国を勤める大公(アルハン)と、大公に守られてるリョザ神王国が舞台で、そのアルハンの闘蛇集と呼ばれる所に住んでる少女が主人公なんですよ。 その主人公の母親が、とある理由から闘蛇を死なせてしまった所から物語が始まり...
今回の話は、闘蛇(とうだ)と呼ばれる龍のような蛇のようなものを育てて防国を勤める大公(アルハン)と、大公に守られてるリョザ神王国が舞台で、そのアルハンの闘蛇集と呼ばれる所に住んでる少女が主人公なんですよ。 その主人公の母親が、とある理由から闘蛇を死なせてしまった所から物語が始まります。 (色々と細かい設定があるんですが・・・・気分屋。が書くと無駄な部分が多くなってしまいますので省きます) で、色々合ってリョザ神王国の象徴とされている王獣(おうじゅう)の雛−リラン−の世話をし始めてから、数奇な運命を辿る事となります。 これは、だいたい守り人シリーズがアニメ化とかされる前に、凄い小説みたいな感じでテレビで放映されているので、ある意味記憶に新しい人も居るのではないでしょうか? 『ファンタジーが嫌いな人こそ読むべき』と帯に銘打ってありますが・・・・・ある意味、この宣伝文句間違えてないですね。 本当にファンタジー嫌いの人が読んでも、面白いと思えます。 ファンタジー独特の雰囲気ってか、そーいた文章ではないんですよね。
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世界観がしっかりしている。 そしてそれに支えられたストーリーにわくわくした。 きれいなだけではない 楽しいだけではない そんな部分がこの物語にはあるからかもしれない。 だが,まだまだ序章,といった感じ。 先を読むのが待ち遠しい。
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過酷な身の上のエリンと、親を亡くした王獣リラン。 綺麗事だけでは済まされないけれど、確かに美しい生き物の不思議と奇跡を、鮮やかに見せてくれます。 二巻の最後、リランが舞い下りてくる場面で泣きそうになりました。 絆というものは、けっして一方通行では成り立たないものだということを、...
過酷な身の上のエリンと、親を亡くした王獣リラン。 綺麗事だけでは済まされないけれど、確かに美しい生き物の不思議と奇跡を、鮮やかに見せてくれます。 二巻の最後、リランが舞い下りてくる場面で泣きそうになりました。 絆というものは、けっして一方通行では成り立たないものだということを、思い出させてくれる物語。
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