四季 夏 の商品レビュー
物理も数学も、四季に…
物理も数学も、四季にとっては「知りたいもの」ではなく「当然知っているべきもの」だったように思う。それはまるで、私たちが足し算や引き算を知っているかのように。しかし、ここで初めて愛や恋といった形の興味が生まれた。うつり変わる四季に、惹き込まれてしまいます。
文庫OFF
まあ、面白かった。 読むのに時間がかかってしまった。 このシリーズで評判のいい巻なので、期待しすぎてしまったのかも。 先にニュース等で結果を知ってしまった、録画してあったスポーツの試合を観てるような、、、。
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ミステリのキャラ史上一番好き、真賀田四季 ところどころにある考察が現代をほぼ正確に予測してて今読んでも面白い いつか子供できたら四季って名前にしたい(絶対ダメ笑)
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すべてがFになる、につながる結末。やっとこさ2年越しで理解できた。 全くもって四季のことは理解しようとしても無理だけど、なんとなく言わんとしていることは掴むことができた。結局、四季も、生物学的に人間であったんだと、欲求がある物体だったんだと思った。逢瀬の描写は控えめながらも激しく...
すべてがFになる、につながる結末。やっとこさ2年越しで理解できた。 全くもって四季のことは理解しようとしても無理だけど、なんとなく言わんとしていることは掴むことができた。結局、四季も、生物学的に人間であったんだと、欲求がある物体だったんだと思った。逢瀬の描写は控えめながらも激しく、どうして言葉の羅列だけでこうも表現できるのか。そこに動きはないのに匂いはないのに音はないのになんで。すごいなと思った。 なんかすごい天才的な人のよく分からない衝動って、普通の人の同じ行動と比べるとどうして高尚に写ってしまうのだろうか。私は本当に考えるのが苦手で、なんでも記号をつけて一括りにする楽なことばかり脳でしているな。 それにしても、13歳で華奢で、よく妊娠できたもんだ。出産大変だったろうな。夏なのに、結実したのは冬なのね。でも、産むのは秋か。事が起きたのは夏ね。 人はチェスのようには動かない。結局行き着くところは似ている。道筋があって進むべき道があることは幸せ。 なぜ人はコミュニケーションを欲しがるのか。話したがっているのにその実はなしのほとんどは認識していない。結果でなく過程に価値をみいだす 流れるまま生きる生命。自分が創り上げたものに無関心。食べることだけに喜びを見出す 酸化するだけのプログラム 最初は何かしようとしていたのに、何もしなくても生きていけると知ってしまった。エネルギーを浪費するだけの仕組み。膨大な無駄を抱えている社会
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四季シリーズってスピンオフ的な話なのかと思ってた。飛ばしてGシリーズに行かなくて良かった˙ᴥ˙ 四季がだいぶ普通の女の子っぽく成長してきたな、と思ったら…。天才の思考はまったく…。 Vシリーズの後日譚、そしてS&Mシリーズのプロローグ的な物語でしたね。「すべてがFにな...
四季シリーズってスピンオフ的な話なのかと思ってた。飛ばしてGシリーズに行かなくて良かった˙ᴥ˙ 四季がだいぶ普通の女の子っぽく成長してきたな、と思ったら…。天才の思考はまったく…。 Vシリーズの後日譚、そしてS&Mシリーズのプロローグ的な物語でしたね。「すべてがFになる」を読み直したらまた違った感想になりそうです。全シリーズ通して読んでる人ほど楽しめるのっていいですね˙ᴥ˙ Vシリーズの面々に会えたのが嬉しかった( * ॑꒳ ॑*) そして喜多北斗と犀川創平! さすがに気付きますそういう事だよね˙ᴥ˙
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この巻では、四季が両親を殺すまでが描かれている。 どうして新藤の子どもが欲しいと思ったのかも四季の 言葉で示されている。が、理解が難しい。 両親にそう話した結果、こうなることは簡単に想像が できたはずで、それでも…というところに、出産を経 験することがどれだけ四季にとって重要だったのかが わかる。 天才って幸せだろうか?と思わずにはいられなかった。 「すべてがFになる」を読んでも、産後の四季は瀬在 丸紅子とは似ても似つかないし。産後、四季が娘に対 して、経験に関してどう思ったか知りたい。 半分も理解できない自信はあるけど興味がある。 新藤に関しては…気持ち悪いとしか言えない。関係上 完全に距離を置くことは難しかったかもしれないけど、 坂を転げ落ちている自覚があった時点でどうにか出来 たはず。四季のスペルにかかってるかのような言動に は薄気味悪さを感じた。 思いがけず犀川先生と両親に会えたのは嬉しかった。
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真賀田四季の思春期の頃の話。 叔父との関係や、両親との関係。 もはや思考は誰にもトレース出来ない様子が、転がり落ちて行く展開で面白い。
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色々なことが明らかになりすぎて頭がパンクしそう… Vシリーズの登場人物がたくさん出てきて同窓会みたいだ!と心躍らされていたら、まさかの大事実が発覚したではないですか… Vシリーズ最終巻の最後で林さんが匂わせてたのは、そういうことだったのね…犀川先生…! 「春」では冷静で人間離れした四季が印象的だったけど、今作は新藤叔父に恋(?)をする普通らしさも垣間見えたので少しほっとした。 ここから「すべてがFになる」に繋がっていくと思うと、相変わらず森先生の構成力?には脱帽です。 あと、あと、四季と各務さんの、キス…!!そして保呂草ァ!!!!
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「すべてがFになる」を中断して読み始めた四季シリーズ、夏が終わる前に「四季夏」を手に取りました。 春を読んでから季節も変わり、少し思い出しながらになりましたが、やっぱり面白いですね。 13歳の四季ちゃんの13年分の記憶。”忘れる”という体験とはどういうものか、 遊園地で美術品泥棒と鉢合わせ、首を絞められて一時記憶が途切れるーこういう感覚か、、 夏は自ら経験し、理解してみようかという四季の好奇心からなるような展開でした。 とは言え、13歳の四季ちゃんの妊娠、両親の殺害、ストーリーの展開として必要な要素だったのかもしれませんが、少なからず同世代の子への影響を考えると、人気のあるシリーズというだけに複雑になりました、、 今後の展開など知らないこともありますので、今回星の評価はお休みさせていただきます。m(._.)m
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懐かしいキャラクターがいっぱいで嬉しい Vシリーズの補完とすべてがFになるのプロローグ的な感じなのかな
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