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四季 夏 の商品レビュー

4

174件のお客様レビュー

  1. 5つ

    45

  2. 4つ

    67

  3. 3つ

    41

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2018/05/17

保呂草と各務, 紅子とへっくん(犀川先生)と喜多先生, 林と七夏。 なんて豪華な四季シリーズ。 真の天才たる四季に人間らしさを一瞬だけ感じた暑い暑い夏。 なるほど, これが「すべてがFになる」の前置きだとすると, どれだけ練りに練られた作品なんだ…圧倒される。 「すべてがFにな...

保呂草と各務, 紅子とへっくん(犀川先生)と喜多先生, 林と七夏。 なんて豪華な四季シリーズ。 真の天才たる四季に人間らしさを一瞬だけ感じた暑い暑い夏。 なるほど, これが「すべてがFになる」の前置きだとすると, どれだけ練りに練られた作品なんだ…圧倒される。 「すべてがFになる」の再読のタイミングを決めかねちゃう。

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2018/05/07

なるほどやっと四季が両親を殺した真相がわかった チラチラ出てくる保呂草さんと各務の絡みも良いし紅子さんも良い感じで出てくる しかしへっ君高校生か……

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2018/04/02
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うわーもう、うわーっ!!! 犀川先生に喜多先生に保呂草さんーっ!!! 林さん紅子さんともう・・・。 オールキャスト勢揃い万歳って感じで。。。 今まで読み進めてきて良かったなぁってニヤニヤしちゃう一冊でした。 『すべてがFになる』の印象もさらに変わった。 全て最初から計算ずくなのであれば本当に凄い。

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2017/12/23

ずっと孤独だったのだろう。誰にも理解されないおいつかれないというのは孤独以外何者でもない。 話を聴こうとする人がずっといてくれればよかったのに。

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2017/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3 S&MとVをつなげる集大成的な感じ。四季が13歳頃の話であり、両親殺害の話。医師であり叔父の新藤清二との恋らしきものもある。林の性が犀川でありへっくんと犀川のつながりが明らかに。中高生くらいの頃の喜多と犀川も出てくる。保呂草、各務、祖父江なども出てきてキャラ的な面でつながりが分かって面白い。四季の人間っぽい感情の部分も新藤を通して垣間見えるよう。精神と肉体の隷属関係。まあまあ面白い。

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2017/08/01

この『夏』では妃真加島での研究所建設が始まり、Vシリーズの面々の姿がそこかしこに現れます。四季は紅子に接触して誘うももちろん紅子は断るのですが、若かりし頃(高校生?)の犀川先生や喜多先生の姿も。無茶な保呂草や四季に仕える各務との関係や林や七夏も出てきて少し前に読み切ったところだと...

この『夏』では妃真加島での研究所建設が始まり、Vシリーズの面々の姿がそこかしこに現れます。四季は紅子に接触して誘うももちろん紅子は断るのですが、若かりし頃(高校生?)の犀川先生や喜多先生の姿も。無茶な保呂草や四季に仕える各務との関係や林や七夏も出てきて少し前に読み切ったところだというのに懐かしかったです。 叔父である新藤清二との関係や妊娠、それから両親の殺害まで一気に進み、『すべてがFになる』につながるのだとわかります。なんというか、妊娠出産することによってしか得られないものは、はたして紅子と一緒だったのかどうか。

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2017/06/25

「春」が難解だった為、あまり期待もせずに読み始めたが、 こちらは「春」とはまたガラっと変わって面白かった。 この「夏」は、これまでのシリーズを読み進めてきた人には ご褒美的なお話。 「保呂草」さんと「各務亜樹良」の意外な関係。 そして、「林」さんのフルネーム!! 真賀田...

「春」が難解だった為、あまり期待もせずに読み始めたが、 こちらは「春」とはまたガラっと変わって面白かった。 この「夏」は、これまでのシリーズを読み進めてきた人には ご褒美的なお話。 「保呂草」さんと「各務亜樹良」の意外な関係。 そして、「林」さんのフルネーム!! 真賀田四季が一人の男性を愛し、そして両親を殺害するに至るまでの話。 真賀田四季の妊娠・・・・ あらゆることが起こりすぎて、展開も早く あっという間に読み終わってしまった。

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2017/06/24

面白かった。 登場人物同士の会話も、四季の思考も、すべてが面白くて意味を探ってしまう。 春の章では、人間離れしたというか年齢不相応な姿が描かれていた四季だけれど、この夏の章では十三歳という思春期にふさわしい姿が所々見られる。 感情がコントロールできなくなったり、スリリングで面白そ...

面白かった。 登場人物同士の会話も、四季の思考も、すべてが面白くて意味を探ってしまう。 春の章では、人間離れしたというか年齢不相応な姿が描かれていた四季だけれど、この夏の章では十三歳という思春期にふさわしい姿が所々見られる。 感情がコントロールできなくなったり、スリリングで面白そうだという理由で一人旅をしてみたり。 きっと旅の途中で出会った人たちは、彼女の事を特別な存在ではなく、普通の少女としか見ていなかったと思うが、それも新鮮で面白い。 とある出来事の真実も明かされ、様々な別シリーズとの繋がりも楽しい。 芽吹く春。燃える夏。 秋と冬を読むのが待ち遠しい。

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2017/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 四季、13歳。 あの夏、あの島で何が起こったのか? 孤島の事件、その真相を描く「四季」4部作、第2弾。 13歳。四季はプリンストン大学でマスタの称号を得、MITで博士号も取得し真の天才と讃えられた。青い瞳に知性を湛えた美しい少女に成長した彼女は、叔父・新藤清二と出掛けた遊園地で何者かに誘拐される。彼女が望んだもの、望んだこととは? 孤島の研究所で起こった殺人事件の真相が明かされる第2弾。 【感想】 この話で、四季の叔父さんに寄せる密かな想いの大きさを知り、「すべてがFになる」で明かされなかった真実を知ることができた。正直、ここまで深く掘り下げてくるとは思っていなかったので、感嘆させられた。そしてこの話には、今までのシリーズで出てきた登場人物が四季と接触する。それが新鮮で読んでいてすごく面白かった。そういうところも含めて、四季の行動力や判断力の強さには、改めて感心したし凄すぎるなと思った。

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2017/03/20

面白かった……! 《春》はちょっと難しかったけど、この《夏》はテーマが恋愛?だからかわかりやすい。 四季も少し普通の少女っぽい場面があるから感情移入も少しだけだけどできるし。 以下ネタバレ。 まず、犀川、喜多コンビにニヤニヤ。高校生の二人キター!! 林さんが苗字を名乗るのもい...

面白かった……! 《春》はちょっと難しかったけど、この《夏》はテーマが恋愛?だからかわかりやすい。 四季も少し普通の少女っぽい場面があるから感情移入も少しだけだけどできるし。 以下ネタバレ。 まず、犀川、喜多コンビにニヤニヤ。高校生の二人キター!! 林さんが苗字を名乗るのもいいし、保呂草(違う名前かもやけど)登場シーンも大変美味しくいただきました。 各務がこんなに保呂草のことを想っていたのに驚き、紅子さんが早くに出産した意味がふんわり匂わされたのも楽しい。 『すべF』の舞台裏も観れて、薄いわりにかなり濃厚な一冊。 ほんと、S&MとV、二つのシリーズを読破してから読むとニヤニヤしっぱなしになるわ。 次の《秋》も楽しみー。

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