歳三 往きてまた の商品レビュー
藤堂平助・沖田総司と、シリーズの順番を無視して 最後に本作を読んだが、私的には歴史の流れに沿った 読み方だったので分かり易かった。 武士に憧れ、誰よりも武士たらんことを欲した土方の 気概と生き様がとても印象的だった。
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今日土方さんが戦死されました(3度目・・)。ということはこの本は3回読んだということなんですけどね。 どんな本を読んでも土方さんが亡くなる終盤、函館に近くなる度胸が痛くなります・・。 小説です。伝記ではありません。 この本は女性から見た理想像の土方さんだと思う。 終盤に近づくにつ...
今日土方さんが戦死されました(3度目・・)。ということはこの本は3回読んだということなんですけどね。 どんな本を読んでも土方さんが亡くなる終盤、函館に近くなる度胸が痛くなります・・。 小説です。伝記ではありません。 この本は女性から見た理想像の土方さんだと思う。 終盤に近づくにつれ。 子供に優しく 部下や同士に愛され 完全なる指導者として尊敬される 理想の男性像が書かれています。 「燃えよ剣」ではあまり詳しく書かれていない斉藤・相馬・島田などとの関係も織り込んでいていい本でした。1度目はさらっと。2度目は登場人物の関係がわかり。3度目はウィキペディアで時系列を調べながら読みました。小説としては強烈な印象は持たないものの 読み込めば読み込むほどいい本だなぁ・と。
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作者の土方に対する愛情が感じられる1冊。負け戦が鬼を仏に変えていく。土方歳三が好きな方にオススメの1冊。
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鳥羽伏見から始まるので、敗戦の記録です。 それでも次、次、と、先を見続ける土方さん。 京にいるときよりも優しくなり、これが本当の土方さんと思えるような本でした
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非常に読みやすい。 ストーリーも良いし、盛り上がりもいい。 が、土方さんのカリスマ性が同人誌テイストな印象。 人によっては気になるかもしれません。 邪念を振り払えず淡々と読むことができなかったので4。
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読んだら明日にでも函館に行きたくなる…登場人物皆格好良すぎです。 ただ開始僅か3頁で大政奉還に進んでしまうので新選組結成までの経緯や主要隊士の人物像等ある程度把握していないと序盤から苦しいかも。 組織の規律を護る為、仲間を護る為、冷酷な役を背負い指揮を振るう男の背中が格好いいです...
読んだら明日にでも函館に行きたくなる…登場人物皆格好良すぎです。 ただ開始僅か3頁で大政奉還に進んでしまうので新選組結成までの経緯や主要隊士の人物像等ある程度把握していないと序盤から苦しいかも。 組織の規律を護る為、仲間を護る為、冷酷な役を背負い指揮を振るう男の背中が格好いいです。そして、それを慕う隊士のエピソードに何度も泣かされ、改めて新選組が尊く土方歳三のカリスマ性に心酔させられました。 燃えよ剣とともにMY土方バイブル勝手に殿堂入り!
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掛け値なしにおもしろかった。 土方の動きを史実に忠実にトレースして描いているところや、臨場感あふれる合戦描写、近藤、斉藤、永倉、原田、沖田などとの会話、心情表現などよく書かれている思う。土方を取り上げたものとしては、「燃えよ剣」が一番好きであったが、これにも勝る作品と思う。
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藤堂が死んで、大政奉還前~箱館戦争までの、題名通り土方歳三が死ぬまでの話。 話が話なだけにどんどんどんどん人が死んでいく。 ハリウッド映画並みに、色々な理由で死んでいく。 真ん中まで読むのに一月以上かかったけど、なんとか読了した。 意地、誇り、精神、士というものは全く理解できない...
藤堂が死んで、大政奉還前~箱館戦争までの、題名通り土方歳三が死ぬまでの話。 話が話なだけにどんどんどんどん人が死んでいく。 ハリウッド映画並みに、色々な理由で死んでいく。 真ん中まで読むのに一月以上かかったけど、なんとか読了した。 意地、誇り、精神、士というものは全く理解できないけれど、 共感できるように読める小説なのがスゴい。 すっかり歳三と相馬主計が大好きになってしまったぁぁぁ~~~~
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戊辰戦争から五稜郭までの土方歳三の話です。 土方さんかっこよすぎます。 前から好きだったんですが、もっと好きになりました。 土方さんが戦争を通して、どんどん優しくなっていくのが伝わってきて、周りの人が憧れるのもわかります。 土方さんの周りの人がどんどん死んでいくのには泣きま...
戊辰戦争から五稜郭までの土方歳三の話です。 土方さんかっこよすぎます。 前から好きだったんですが、もっと好きになりました。 土方さんが戦争を通して、どんどん優しくなっていくのが伝わってきて、周りの人が憧れるのもわかります。 土方さんの周りの人がどんどん死んでいくのには泣きました。 最後の伊庭さんの言葉にまた涙しました。 沖田さんの「土方さんこそ、皆の光だ」の言葉が土方さんの全てを表していると思います。 この本に出会えてよかったです。 土方歳三の魅力がたっぷり詰まったこの本は最高です。
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京で既に新選組の立場が危うくなっている頃から話は始まる。 読んでいて悲しく胸が痛くなる雰囲気が序盤は漂う。 途中で読むのが辛くなった。 話の流れは勢いがある。 その場面を鮮明に想像できる表現がすごい。 土方を慕う隊士達、大の男が子供のように見えて微笑ましい場面が最後は目立つ。 あ...
京で既に新選組の立場が危うくなっている頃から話は始まる。 読んでいて悲しく胸が痛くなる雰囲気が序盤は漂う。 途中で読むのが辛くなった。 話の流れは勢いがある。 その場面を鮮明に想像できる表現がすごい。 土方を慕う隊士達、大の男が子供のように見えて微笑ましい場面が最後は目立つ。 あとはとろけるような笑顔の沖田に会えます。
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