パンク侍、斬られて候 の商品レビュー
- ネタバレ
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壮大な仇討ち話。 夢見がちな人間を皮肉ったものが、腹ふり党 と理解した。自分の事を言われている様だった。その言語化のレベルが深くて、こんなに短い言葉で言い表されたら立つ背がないと感じた。
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相変わらず変な作品だ。時代劇の形式を取ってはいるものの中身は出鱈目のようで荒唐無稽に思えるが映像は頭にしっかり浮かんでくる。よくもまあこんなに次から次へとワケのわからないことを思いつくものだと感心しつつ、立川談志のいうところの「イリュージョン」という言葉を思い出す。
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『告白』に続いて町田康作品2作目の読書。 なにこれ?ふざけてるのか…?と思ったらふざけてた。 めちゃくちゃふざけてて笑っちゃった。 『告白』もふざけてる節はあったけど、まだ重さというか現実味がある話だった。 これはもうふざけ倒してる。 町田康、どんな脳味噌してんの? よく本にな...
『告白』に続いて町田康作品2作目の読書。 なにこれ?ふざけてるのか…?と思ったらふざけてた。 めちゃくちゃふざけてて笑っちゃった。 『告白』もふざけてる節はあったけど、まだ重さというか現実味がある話だった。 これはもうふざけ倒してる。 町田康、どんな脳味噌してんの? よく本になったなぁと少し呆れながらも途中から受け入れてギャグとして読んだ。笑 おもしろかったけど、最後は訳わかんなくなってた。 これ好きな人はすごい好きだろうな。銀杏BOYZ好きな人とか。 無理な人はほんとに無理だと思う。笑 再読したいようなしたくないような、微妙な気持ち。 でも本棚には置いちゃうんだろうな。
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町田氏の作品の中でも一際エンタメに振り切った1作。江戸末期と思われる侍が台頭する舞台で、シニックでユーモラスな掛け合いが現代語で飛び交う。終盤には作者独自の形而上学的な視点やブッディズムが顔を出し、意外とヘビーとライトのバランスが取れた楽しい作品だった。
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挟まっているレシートによると、文庫を贖ったのは2006年だ。 そして約20年後の再読。 2018年に映画化されたから、最初と異なり、脳内で登場人物が演じた俳優になってしまう。 最初の印象がきれいさっぱりないのでどうでもいいことだが、染谷将太の幕暮はサイコーだったし、浅野忠信の茶山...
挟まっているレシートによると、文庫を贖ったのは2006年だ。 そして約20年後の再読。 2018年に映画化されたから、最初と異なり、脳内で登場人物が演じた俳優になってしまう。 最初の印象がきれいさっぱりないのでどうでもいいことだが、染谷将太の幕暮はサイコーだったし、浅野忠信の茶山もナイスだが、ろんの女優は演技が下手だ。ちなみにネーミングセンスもサイコーだ。さすがパンク歌手。 って、映画の話になっちゃうけども。石井監督は『逆噴射家族』以降は全然花が合わなかったんだけど、この、小説にほぼ忠実なむちゃくちゃな映画は大好き(笑 こんなむちゃくちゃな小説を書ける作家がいま、日本にいるって、すごくない? アホが思いついたアホぅなことを自由闊達な筆さばきで文章にするとこんなに面白い、というか小説ってなんでもありなんだよなんでも、ということを思い出させてくれる。 ただ、町蔵さんの音楽を聴いて育った人間としては、『腹ふり』なら当然「すぶやん」が出てくると思ったけど、出なかったなぁ、しょんぼり。 むちゃくちゃな内容だけど、最初と最後でちゃんと因果もののていをなしてるんだよなぁ。そこが、作者の真面目な一面をあらわしている。
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前半は会話が楽しく、後半はぶっ飛んでる感とハチャメチャな感じは『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を彷彿とさせる。
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相変わらずの町田節って感じだけど、今まで読んできたものよりはなんと言うかもっともっと感覚の部分で書いているような印象を受けた。 武士の話なのにITがとか、イマジンがとか現代の言葉を混ぜてたり、起こる出来事が幻想を超えている度合いだったり。
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いわゆる時代小説と括られる作品に全く触れないまま生きてきたため大好きな作家なのに、読破できなかったらもう間違っても好きだと言えぬぞ…と一縷の不安を抱きつつ読み始めた。 脳味噌ぐわんぐわん揺さぶられ、 町田節(武士)に吸い込まれ、 ぜえぜえ息切らしながら読了。 まぁしかし正直途...
いわゆる時代小説と括られる作品に全く触れないまま生きてきたため大好きな作家なのに、読破できなかったらもう間違っても好きだと言えぬぞ…と一縷の不安を抱きつつ読み始めた。 脳味噌ぐわんぐわん揺さぶられ、 町田節(武士)に吸い込まれ、 ぜえぜえ息切らしながら読了。 まぁしかし正直途中何を読んでいるのか わからなくなってくる時があった それなのに文字を追う目が 止まってくれないのが不思議で 町田さんの文章で好きなのが 文章の途中で突然口語口調が現れて いい意味で読者のテンポを崩してくるところ そこにクスッと笑えるのだけど この作品では 古語に突然現れる現代の言葉遣い がクスッと笑えるスパイスとなっている どうしたらこんな世界観を描けるのか?? どうしたらこういう風に言葉を扱えるのだ?? 平伏す。 高橋源一郎さんの解説もまた良くて わたしたちが抱く 町田康、凄すぎる、 の複雑な中味を的確に言語化されていた 切実に語彙を増やしたいし それは難しい言葉をたくさん知っているという 事だけでなくて 言葉を適切にスマートに時にユーモラスに 引き出せる人間に、なりたいー。
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図書館で。 最初の数ページで世界観に入っていけず断念。好きになれない主人公と最後まで付き合う気力が無かった。
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いやあめちゃくちゃ面白かった。相変わらず天才的で圧倒的な文章。自由奔放、縦横無尽。ただ面白かったのは文章なんだよなあ。あと俺気づいちゃった町田康って漫画で言ったら吉田戦車とか漫⭐︎画太郎みたいな不条理・ナンセンスな作品を描く作家とおんなじだなと。インパクト凄くてびっくりして大笑い...
いやあめちゃくちゃ面白かった。相変わらず天才的で圧倒的な文章。自由奔放、縦横無尽。ただ面白かったのは文章なんだよなあ。あと俺気づいちゃった町田康って漫画で言ったら吉田戦車とか漫⭐︎画太郎みたいな不条理・ナンセンスな作品を描く作家とおんなじだなと。インパクト凄くてびっくりして大笑いして、でもまあ物語の深みとか感情移入とかではないんだなと。癖になる作家だけど、飽きるのも早そうだなあ。口訳古事記を買ってあるのでそれ読んでからまた考えよう。
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