パンク侍、斬られて候 の商品レビュー
かなり笑った。これはいい! なんでしょう、最近あんまり笑える小説もないですが、ほんとお腹抱えて笑いましたよ。 全編通して、くだらない感じがいいです。でも四星なのは、最後が妙にまとまった感じになっていたので、もう少しわけわからない感じでもいいかなぁって。 まあ、暇なときに読んでくだ...
かなり笑った。これはいい! なんでしょう、最近あんまり笑える小説もないですが、ほんとお腹抱えて笑いましたよ。 全編通して、くだらない感じがいいです。でも四星なのは、最後が妙にまとまった感じになっていたので、もう少しわけわからない感じでもいいかなぁって。 まあ、暇なときに読んでください。なんだが日常がどうでもよくなってきますよ。
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ぎゃん。何て表現力。ああ、新しい。時代小説を装っているが、様々な登場人物がよってたかって自分勝手な発言、行動をする様は、現代っこを風刺しているのかと。一見無関係の人物が次々と連鎖するほどに高鳴るハート!ラストにぎゃん。
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『中之島演劇祭』にて舞台化されたのを観て、 これは原作も読んでみなければ・・・!! という使命感から即購入。 購入したものの、勇気が出ず、放置すること3ヶ月・・・。 ちなみに、初・町田康。 こんなのよく舞台化したよね・・・。 すごいよ。すごすぎるよ。 他の町田作品も...
『中之島演劇祭』にて舞台化されたのを観て、 これは原作も読んでみなければ・・・!! という使命感から即購入。 購入したものの、勇気が出ず、放置すること3ヶ月・・・。 ちなみに、初・町田康。 こんなのよく舞台化したよね・・・。 すごいよ。すごすぎるよ。 他の町田作品も読まねば!使命感!!
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時代小説のようで時代小説でないです。 混然と進むストーリーの中で、人間の本質みたいなものを切り取っているのかなぁ、って感じですかね。
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時代は江戸、武士社会。のはずが「自意識」とかの現代用語を駆使して武士についての社会心理学的考察が始まるし、「イマジン」は流れてるし。--------「ううむ。まじできるな、お主。それでは今度は俺の秘剣、『蜜蜂ハッチの目って狂気的だよね』を受けてみよ」「メルヘンで攻めてくるな、君は...
時代は江戸、武士社会。のはずが「自意識」とかの現代用語を駆使して武士についての社会心理学的考察が始まるし、「イマジン」は流れてるし。--------「ううむ。まじできるな、お主。それでは今度は俺の秘剣、『蜜蜂ハッチの目って狂気的だよね』を受けてみよ」「メルヘンで攻めてくるな、君は。こいっ」--------確かにハッチの目って凶暴だよね、と妙なところで納得させられます。いやそうじゃなくて。そして物語も終盤、猿が突然人語をしゃべり戦術を説きだしたときから、登場人物の一人、掛十之進が、この世界なんか変、と疑い出す。世界が狂っているのか、自分の妄想なのか。筋の通らぬ理屈に合わぬ出来事が次から次へと起こる虚の世界。なのに最後の最後の一振りでこの物語を貫く一個の「理」を突きつける。してやられた。
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「ずば」。因果は巡る。町田康の時代小説――と表現されますが、別にこれは時代小説じゃない(舞台設定が江戸あたりなのであって、テーマ自体は人類に普遍的なものでしょう。ボブマーリーとか出てますし)。一見すると関係のない各々の設定が、ラストに向かって一気に収斂していく様は圧巻。はは、おも...
「ずば」。因果は巡る。町田康の時代小説――と表現されますが、別にこれは時代小説じゃない(舞台設定が江戸あたりなのであって、テーマ自体は人類に普遍的なものでしょう。ボブマーリーとか出てますし)。一見すると関係のない各々の設定が、ラストに向かって一気に収斂していく様は圧巻。はは、おもろ。
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一日で読んでもた。 世界は、現実は虚妄なのか。虚構虚無? 「腹ふり党。はて、それはなんでござるか。」
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2006/10購入。いやー、最高でした。町田康って、ちゃんとポップなの書けるんじゃん。こういう、次第に自分の足下があやふやになっていく作品って好きなんですよね。ラスト付近は、なぜか星野智幸のハイウェイ・スターを思い出した。なぜかというと、やっぱり消化器系なお話だと思ったからです。
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