パンク侍、斬られて候 の商品レビュー
映画化の話を知ってから読んだこともあり、予めクドカン脚本での映画化を前提に書かれたのでは、と思うほど映像が想像できる。 全然違うんだけど、なぜかロードス島戦記を思い出した。
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おほほほほほ、よいではないかよいではないか。 猿がしゃべろうが顔にぐるぐるな刺青があろうが腹を振って祈り狂おうが、よいではないかよいではないか。 どうせこの世は狂ってるんだから。 しかしこのはちゃめちゃである意味深い物語をどうやって映画にしたんだろうね、観たい観たい観たい。
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高橋源一郎の解説が見事すぎて、今度の映画化も若干楽しみにしているがこの内容を映像にすることが本当にできるのだろうかとも思う。監督は少し酷ではある。観に行って確認してみたい。
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読めなかった。クドイ。しかしライブに通ったら読めた。町田康の語り口に慣れたのか、何も考えず、腹を振っている自分がいた。
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告白に続き、こちらも会社の方からお借りした一冊。 独特の文体なのだが、語彙は多く、表現力も豊かで、とても不思議(笑) 凄いのに、ヘンテコで、賢そうなのに、下品で、何なのコレ?(笑) 掛十之進は、先日読んでいた告白の熊太郎と重なる部分が多く、想像するとどちらも同じ人物になって...
告白に続き、こちらも会社の方からお借りした一冊。 独特の文体なのだが、語彙は多く、表現力も豊かで、とても不思議(笑) 凄いのに、ヘンテコで、賢そうなのに、下品で、何なのコレ?(笑) 掛十之進は、先日読んでいた告白の熊太郎と重なる部分が多く、想像するとどちらも同じ人物になってしまう。 物語は面白いのか面白くないのか!?兎に角変!(笑) この作家さんの文章、嫌いではないけど好きではない(笑) 貸してもらえば読むかもしれないが、自分からは購入しないかな?? 何とも不思議な読後感(笑)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この世界は虚妄だと訴える新興宗教の腹ふり党とそれに対峙するパンク侍の物語? 最後の方は(最初からか)無茶苦茶だけど、全体を通して、藩のメンバーやら言葉を理解する猿やら、インチキくさいやつばかりが出てきて、インチキ臭いことばかりする。 だいたい主人公の最初の言動もおかしい。 最終的には、主人公は世界がインチキというか虚妄であることを認めるんだけど、それでもその中でどうやって生きていくか、みたいなのがテーマになっているようななっていないような。そんなまっすぐな話じゃない? だって、たとえ世界が虚構であろうと虚妄であろうと、僕は生き延びる、なんてかっこよくのたまった次のシーンで死んじゃうんだもん、主人公のパンク侍が。 美少女ろんはラストで吐き捨てるように言う。 こんな世界だからこそ譲れないものがある、と。 そんな彼女が吹き出した(意味不明)空は綺麗な青ででも偽物。
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読み終わってまず思ったこと。それはなんだこりゃ?ということ。とにかくぶっとんでるんだけど、人間観察の見事っぷりというか、ああこんなやついるよね、とか、ああこれは俺のことだな、とか。すごくいい。ストーリーはよくわからんけどすごくいい。
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独特な世界観。 時代設定は昔だけれど、言葉遣いが現代のギャップがおもしろい。 自分が見ている世界は真実なのか?
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2日ほどかけてバーッと一気に読んだ。クッソ最高に良かった。裏側に重厚なものが煮詰まり煮詰まり果てた末にその表層に奇形的な美しさを生み出してしまったというか。
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面白い。気に入った。 この著者の別の作品を読みたくなった。 時代劇だけど、現代劇っぽい。侍同士のやり取りが面白い。 クライマックスは、ありえない無茶苦茶な設定だが、悪くない。ラストも良かった。
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