哀しい予感 の商品レビュー
ずしんとした内容です…
ずしんとした内容ですが、ふわっとさわやかに読める本です。そのギャップが気持ちいい。こういう、読んで手ごたえがあるんだけど、摑みきれてはいないような、いいお話を、もっとたくさん読みたいなと思いました。
文庫OFF
読んだ時は、暗いとか…
読んだ時は、暗いとか重いとか全く思わなくて、他人様の感想を聞いて、「あぁこれは悲しい味のする話なのか」と驚かされた記憶があります。その後、少しして考え方の差異がどこから来るのか分かりました。周りの人が主人公と自分をシンクロさせているのに対し、叔母を主体に読んでいたのだなと。彼女に...
読んだ時は、暗いとか重いとか全く思わなくて、他人様の感想を聞いて、「あぁこれは悲しい味のする話なのか」と驚かされた記憶があります。その後、少しして考え方の差異がどこから来るのか分かりました。周りの人が主人公と自分をシンクロさせているのに対し、叔母を主体に読んでいたのだなと。彼女にしてみれば、最後の最後に「妹」が還ってきたのだから、哀しいことではありえないのです。うつくしく強いひと。
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物語としては始まった感じで終わるのに、読み終わったあとになんでかすっきりする。 なにかなにかがあるってわけじゃないけど本の中の空気にどっぷりと浸かる感じがおもしろい 「わからないままでいいことなんて、ひとつもないのだ」
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ゆきのさんの家の不思議さとゆきのさんの表情・雰囲気にふらふらと吸い付けられて物語に入り込めた。綺麗で簡潔な文章。哲生への想いとか、一つ一つの表現が頭の中にすっと入ってきて、頭の中に物語がしっかり想像できたのは久しぶり。 感動とかはないけど、まあまあ。哀しいといいつつ幸せな小説だっ...
ゆきのさんの家の不思議さとゆきのさんの表情・雰囲気にふらふらと吸い付けられて物語に入り込めた。綺麗で簡潔な文章。哲生への想いとか、一つ一つの表現が頭の中にすっと入ってきて、頭の中に物語がしっかり想像できたのは久しぶり。 感動とかはないけど、まあまあ。哀しいといいつつ幸せな小説だったかなー。
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2025.11.19読了 あんまりたくさんありすぎるものを見ると、人間は不思議と悲しくなっちゃうんだよ。
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情景や湿度までも五感で感じられるような、美しく繊細な文章で、あっという間に読み進めてしまいました。哀しい出来事を思い出し、過去をたどりながらも、最後にはどこか明るい未来を予感させる終わり方で、心が少し軽くなりました。 タイトルに惹かれて手に取った一冊でしたが、刊行はなんと1988...
情景や湿度までも五感で感じられるような、美しく繊細な文章で、あっという間に読み進めてしまいました。哀しい出来事を思い出し、過去をたどりながらも、最後にはどこか明るい未来を予感させる終わり方で、心が少し軽くなりました。 タイトルに惹かれて手に取った一冊でしたが、刊行はなんと1988年。スマホのない時代、固定電話の描写がどこか懐かしく感じられました。それ以外は時代を感じさせず、今読んでも心に響く普遍的な作品だと思いました。
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新幹線の中にいる本 映画の様に景色が流れ、私の中に持て余した感情を逆撫で、思い浸る。貴方に会うために連ねるこの時間は、私にとってかけがえのないものだった。 少し幼い頃の私に読んであげたかった本 逃げる場所、離れられる場所、1人だけど1人じゃない場所。幼い頃の私が欲しかった居場...
新幹線の中にいる本 映画の様に景色が流れ、私の中に持て余した感情を逆撫で、思い浸る。貴方に会うために連ねるこの時間は、私にとってかけがえのないものだった。 少し幼い頃の私に読んであげたかった本 逃げる場所、離れられる場所、1人だけど1人じゃない場所。幼い頃の私が欲しかった居場所を弥生が持てていることをひどく羨まし思う。 雨がしとしとふる様な寂しさと湿気が包んでくれる温かさを同時に含んだこの物語は、私と本との間を適温で保っていてくれる。 1人でぼんやり考えていた時にはわからなかった気持ちが、貴方と言葉を交わした途端に込み上げてきた。気持ちの整理というものは、1人で完結出来ないとつくづく思う。どれだけ時間をかけて締め括っても、それを人に話すことで生まれる感情が決断を揺さぶる。熟れた無花果みたいに安定を失う。 肝心なのは置き忘れてきた部分なんです。誰とも分かち合えない。誰しもが持つであろう置き忘れてきた思いを、糸を引く様に簡単に引き出す貴方。忘れちゃいけないことを忘れずにいさせてくれる。 私の語る言葉はきちんと思いを告げているのにも関わらず、何かから少しずつずれてゆくのが自分でもわかっていた。 寒色で彩られているのに、温かいココアの様な纏いを持つ。読みたいのに、読みたくない。終わりが来ること、真実に向き合うこと。人に触れられたくないものを人に触れさせる様な文章に、少し水をかけたくなりました。
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この本を読むには歳を取りすぎてしまったようで、なんだか冷めた気持ちで少女漫画を読んでいるような気持ちになってしまった。
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再読したくて、夜急に買いに行った本なのですが よしもとばななさんだなぁっていい意味で思うストーリーと文章です!おばさん「秘密あり?」がいい味だしてます!
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久々に活字が読みたいと思い、誰が買ったのかわからないが実家にあったこちらを手にとってみた。初めて読む吉本ばななさんの本だ。 旅を通して自分の記憶を掘り起こすことで、これまでの家族や人間関係が変わっていく物語。 それはこれまでの心地良い関係の終焉をも意味するのだけれど、決して哀し...
久々に活字が読みたいと思い、誰が買ったのかわからないが実家にあったこちらを手にとってみた。初めて読む吉本ばななさんの本だ。 旅を通して自分の記憶を掘り起こすことで、これまでの家族や人間関係が変わっていく物語。 それはこれまでの心地良い関係の終焉をも意味するのだけれど、決して哀しいタッチで描かれるのではなく、前向きな変化として淡々と捉えられていく。 えー!そうだったのね!と驚きながらも、なんだかほっこりとさせてくれるので、何も考えずにボーっと読むのに良かった。妊娠中のつわり時期でも読めた。
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